専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

Sponsored Link

国際結婚のつらさ。自立も必要だけれど、頼れる人がいる心強さは必要なんじゃないかと思った件。

過去稀に見る大型台風19号が通り過ぎました。
大変な被害が想定されていたため、今回は私も心配して、前日からすぐに食べられるものを作り置きしておいたり、浴槽にお水を溜めたり、ベランダを片付けたりと、準備をしました。

それというのも、こんな時、頼りにしたい我が家の外国人夫、なんと旅行へ行ってしまったからです。

たまたま旅行に行っていたのではありません。大型台風が来るのを承知で思いついたように出かけて行ったのです。

当然、家族は「こんな台風が来るって時に、何故わざわざ?」

そう言って止めました。

しかし、本人は「南へいくから台風とは逆方向!大丈夫です!」と、聞く耳をもちません。

そもそも過去最大級とされる大型台風が直撃圏内である東京に、妻子を残していくという意識はまったくない様子で、自分の身の安全しか頭にないようです。

「留守中に何かあったらどうするの?」

そんな言葉もどこ吹く風で、「大丈夫!大丈夫!」の言葉を残して出て行ったのでした。

もちろんあなた一人いなくても大丈夫だけれど、居てくれたら心強いものじゃない?

心ではそう思いながら、「まぁ、仕方ない」と諦めました。

お互い自由にやりたいことはやりましょう!と生きてきたので、こんな時ばかり自分の思いを押し付けるのは本意ではありませんしね。。。

それにしても、ここまで来るとちょっと薄情じゃない?といったモヤモヤがありました。







何十年とこの日本で暮らしてきたので、日本人である私が大黒柱のような役目を担ってきました。
経済的にも、今は外国人夫の稼ぎで生活していますが、かつては私が生活を支えていました。

本来なら旦那様の名前が記されるべき契約ごとも、子供の学校関係も、トラブル処理も、すべて私がやらねばなりませんでした。

外国人夫はただ、自分のことだけを考えていればいいという環境で長らくいたのです。
子供が産まれ、多少の責任感は芽生えたようですが、基本的なところは変わりません。

現在では、家族が不足なく暮らせるだけのお金を稼ぐこと。
それだけが自分の仕事だと思っているのでしょう。

家族を養うのは大変なことですが、お金を稼ぐことだけが生活に必要なことではありません。
お互いに思いやること、時には自分の役目ではなくても、手を差し伸べる。そんな気遣いも必要なのではと思いますが、外国人夫には通用しないということが、今回は身に染みてわかりました!

まるで契約を交わすが如く、生活費は責任を持って渡します。それ以外はすべてあなたの役目です。

と、そんな具合なのでしょう。

しかし、外国人夫をこのようにしてしまったのは、私の責任でもあります。
人に頼んだりするくらいなら、自分ですべてやってしまった方が面倒はない!と、なんでもかんでも一人でやろうとしてきた結果なのです。

病気になって入院し、手術を受ける際も私は一人でした。手術当日、付き添いが誰もいないのを見たドクターや看護師さんが「ご家族は?」と心配したほどです。

でも、これも自分の責任です。私が自分で「誰が付き添いをしても結果は変わらないのだから、自分の仕事をして下さい」と言ったせいです。
外国人夫はその言葉通り、普通に仕事へ出かけたというわけです。

これは私の本心だったので、何とも思わなかったのですが、友人などからすると「考えられないわ!」ということらしいです(笑)

とにかく一時が万事そんな感じでやってきたので、外国人夫の中で、私は放っておいても大丈夫な人になってしまったのです。

かと言って、外国人夫が私に対して同じかと言えばそれも違います。病院へ行く際など、私のように大きな手術などの経験はありませんが、小さな事で処置を受ける際などは言葉の問題が不安なのか、私に付き添って欲しいといいます。

何かトラブルがあれば、必ず私のところへきます。そしてその後始末をするのは私です。。。

つまり、外国人夫にとっての私は、「何かあったら頼れる人」にもなってしまったのです。

子供達も同じです。

「こんな大きな台風が来るのにダディーがいないって不安じゃない?」

そう尋ねましたが、

「別にダディーがいなくても、マミーがいれば大丈夫でしょ?」

そんな反応です。

なんでも自分でマネージできる強いお母さんというレッテルがしっかり貼り付いているのです。

よくある専業主婦のセリフに「主人に相談してみます」というのがあります。
それはご主人が決定権を持っているため、承諾なしで物事を決められないということなのでしょう。

これはこれで面倒というのか、なんでもかんでもお伺いを立てないといけないの?などと思ってしまいますが、逆に言えば決定権がないのなら責任を負う必要がないということにもなります。
それはさぞかし楽だろうなぁ。。。と思い、私もなんでも率先して決定してくれ、なおかつ責任を負ってくれる人が欲しいものだと時折思ってしまいます(笑)

どんなに強い人間でも、時には寄り掛かれる場所が欲しいと思うことはあります。しかし、私には頼れる人がいません。
唯一の頼れる存在であった父は私が40歳になる前に他界しました。
以来、私には困った時や辛い時に飛び込める場所がなくなってしまいました。

特別に何かをしてもらわなくても、そんな存在が心の中にあることは大きな励みになります。
歳をとったせいか、自分が一人だと感じると、とても不安になることがあるのです。

こんな風に大きな台風が来るという時でも、自分で最悪の事態を想定し、準備をし、さらには万が一の時は子供達を守らねばならない。そう思うと、心が少し疲れてくるのです。

外国人夫は「あなたがいれば大丈夫!問題ないでしょ?」と言います。

好意的に捉えればそれは信頼ですが、大変な時に側で助けてもらえないのは寂しくもあります。

若い頃は女性も自立しなければいけない!と思っていたのであまり感じませんでしたが、最近「私にも頼れる人がいたらどんなにいいか。。。」
そんな風に思うことが増えました。

歳のせいで、更年期なのか体調が優れないこともありますし、体力的に色々なことが辛いと感じることもあります。







全ての外国人が我が家の夫と同じわけではありません。
しかし、その割り切りのよさや極端な個人主義は外国人だからだとも思えます。
子供達などは「あの冷たさはアングロサクソンだから!」などと偏見か?思うようことまで口にしています(笑)

子供達にとっては、外国人=父親なのでしょう。絶対に国際結婚なんてしない!と言います。

それを聞いて大きく頷く私。今度生まれ変わってきたときは、絶対に国際結婚はなし!
何が何でも頼り甲斐のある心の温かい日本人の男性と一緒になってやるぅ!

そう拳を握るのでした。。。

しかし、一方ではこの国際結婚のおかげで、強くはなりました。
専業主婦ではありますが、万が一のことがあったときの準備も万端。そしてなによりも揺らぐことのない自信が持てるようになったからです。
男性に頼らずとも生きていけそうだわ、私!といったところです。

専業主婦のリスクとして、旦那様に万が一のことがあった際は終わり。。。
そのように言われますが、旦那様に頼ることができなかった分、危機意識を持つことも出来ました。
そういう点では、よかったのかなと思います。

それでも尚、思うのは、そばにいるのに頼ることのできない寂しさなのです。

何かあった時には「この人がいるから」と、そんな存在が心のどこかにあることは、生命保険のように安心を与えてくれるもので、それは心穏やかに暮らす上では必要なものなのではないかしら?と思います。







今朝は昨夜の台風に備えて家の中へ入れたベランダの物を、再びベランダに戻しました。
大きな鉢植えを持ち上げて、腰をグキッとしてしまいました。幸いギックリ腰にはならなかったようですが、腰が痛いです。。。

そんな中、旅の途中である外国人夫は、能天気にも旅の先々でお友達との楽しそうな写真や自撮り写真を送りつけてきます。

そこには「お土産のリクエストはある?」という言葉はあれど、こちらを案ずる様子はこれっぽっちもありません。。。

明日で連休も終わりです。そろそろ外国人夫も帰ってくる頃でしょう。
こちらの気も知らず、思う存分旅を楽しみリフレッシュできたに違いありません。

モヤモヤしつつも、これで機嫌良くまた頑張って稼いでくれれば御の字かなと、なんとか気持ちに落とし前をつけるのでした。

「亭主元気で留守がいい」

日本にはこんな言葉があります。旦那様方にとっては、まったく失礼なことですが、そう言われるにはそれなりの理由ありきなんだと、つくづく思った台風の夜でした。