お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

Sponsored Link

自粛中の家計簿。Stay homeでの生活費、光熱費などを省みて家計を改善していくヒントに。

最近、約2ヶ月ぶりに渋谷へ行きましたが、平日の午前中でも予想以上に人が多く出ていて少し驚きました。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、実質上の自粛緩和はまだ少し先?と思っていましたが、街はかなりのスピードでかつての賑わいを取り戻していっているようです。

それでも東京では、いまだに連日感染者が出ている状況なので、個人的には本格的な消費活動再開はまだ先かなと思っています。そして、再開後も以前とは少し違った生活になるでしょう。

今回のコロナ自粛で、ちょっとお金の遣い方を見直そうかなとも考えているので。。。(今度こそは!)





生活の仕方が変われば、当然家計にも変化が出てきます。今回の自粛でも「支出が増えた!」「節約できた!」と、そのお宅によって様々だったことでしょう。

我が家の場合は、普段とそれほど変わらないかなと思っていたのですが、念のため過去3年分の家計簿と比較してみたところ、結構な変化が見られました。

これまで予想もしなかったようなコロナによる自粛生活が、家計にどう影響したのか、家計簿を眺めて振り返ってみました。

よくお金に関するブログなどで他所のお宅の家計簿を見かけますが、家計は他のお宅との比較はできません。参考にはなりますが、条件が違えば支出は異なります。

参考にする場合でも、似たような家族構成や年齢、住宅環境、土地の物価などを考慮する必要があります。

というわけで、こちらの情報を踏まえて、後に続く記事を読んでいただけたらと思います。

家族構成
沢山食べる外国人夫とお菓子に散財する専業主婦。
子供は大学生(女)と、来年受験を控える高校生(女)の4人家族。

住宅環境
都心3区内 3LDK、約100平米の賃貸マンション。

我が家は4月に入ってすぐ自粛生活に入ったので、4月及び5月の家計簿から見てみます。

光熱費

結果から言えば、光熱費全般としては予想通り増えてはいましたが、激増というほどではありませんでした。

電気代

過去3年間の4月、5月の電気代から比較すると、増減は両月ともに¥2,000増しくらいでした。

子供達もずっと在宅で、リモート授業などのため、各々の部屋で過ごす時間も多かったせいでしょう。

今は電力会社も選べるようになり、その中でも使用時間帯など生活に沿ったお得なプランなどもありますが、我が家の場合は私が専業主婦であり、超朝方で早朝から活動していること、反対に夫は普段夜遅くに帰宅する事も多いことなどから、ほぼ一日中電力を使用しています。多分稼働していない時間は一日に3時間程度ではないかと。。。
そうなると、当然電気代もかかります。

今回の自粛でも、夫は普通に仕事へ行っていました。もう少し足並み揃えた生活ができればといつも思うのですが、なかなか難しいです。

ガス代

ガス代は例年と比較すると、両月ともに約¥3,000増し。
かなり増えているように見えますが、料理の頻度が増えたこと、お風呂やシャワーもコロナ感染防止対策ということで、いつも以上に使用していたので、これは想定範囲内。

我が家は冬場は床暖を使用するので、東京ガスの『暖らんプラン+バス暖割』というお得な契約になっているので、ガス代は若干お安くなっています。

この季節は暑くも寒くもないので、暖房や冷房にかかる光熱費もありません。これはとても幸いでした。
家族が一日中、各々の部屋で冷暖房を使いまくっている季節であったら、かなりの負担になったはずです。

水道代

そして最後に水道代です。こちらはかなりアップしていました。
2ヶ月で¥5,000も増えていて、これにはちょっとビックリ。。。

コロナ感染防止として、手洗い、シャワーの頻度が激増したので仕方ないです。

光熱費トータル

4月、5月の2ヶ月で、光熱費のトータルが約¥15,000増し。
月にすると約¥7,500増となりましたが、自粛中の生活としては想定内。というか、正直もう少し増えていると思っていました。

とはいえ、光熱費は毎月確実にある支出なので、今後これが少しでも抑えることができれば、それだけ貯金の額が増えます(笑)

光熱費に関しては、これまで快適さ重視であまり気にせずにいましたが、真夏や真冬でもないのにガス、電気、水道だけで月に5万以上とは、ちょっと考えてしまいました。。。
これを機に意識を変えて、家族にも節電、節水を申し渡すことにしました。

快適に暮らすために必要ならば制限することはありませんが、「少しの無駄も出さない」という意識を持つことで変わるのではとも思うので、今後はマメに声かけしていくつもりです。




食費

普段からエンゲル係数が高い方なので、食費自体は減少していました。
食料品のストックも普段から十分にあるので自粛前に爆買いすることもなく、ちょこちょことお買い物へ行くこともなくなったので、逆に食費はかなり抑えられました。

加えて外食をしなくなったこともあり、食費の総額は3割減といったところ。

ただ、お菓子代はいつもよりかかりました。。。
これまでは直接店舗に出向いて、マメに少しずつお買い物をしていたのが、ほとんど通販でのお取り寄せだったので、送料も含めるといつもよりは割高なお買い物になってしまったのです。それに加えて、どうせ送料がかかるのだからまとめてお買い物!と、買い過ぎてしまう傾向にありました。

自粛中2ヶ月間のお取り寄せで、特別給付金を上回るくらい遣ってしまい、これは予想以上でした(笑)

それでも食費全体として考えると、かなり抑えられた方かなと。。。

雑貨、被服費

こちらはいつもの8割減といっていいくらいでした、
実際に物を見てお買い物をする方が好きなので、見に行けなければお買い物をする意欲も減退です。

たまに部屋着などをポチッとする程度で、大きな買い物をしていないので、かなりの節約となりました。

美容代

美容代はほとんどかかりませんでした。
これは行きつけの美容院が休業していたこと、またおこもり生活でメイク用品などを買い足す必要もなく、ほとんど遣う場所がなかったからです。

正直、美容院などはそれほど頻繁に行かずとも年に数回で十分かなと思ったほどです。

美容にお金をかけるのはなかなか気持ちの良いものですが、この歳になればそれも自己満足の一つとも言えなくありません。

美容代は今後も最低限でいいかなと感じました。

娯楽

こちらも自粛中ということで、外でのエンタメが皆無。家では以前から加入していたNetflix やamazon prime 、huluといった配信サービスを利用していたので、新たに発生した娯楽費はありませんでした。

学費

学校の授業料自体は変わりませんが、通学定期代や受験予備校の休校などで、いつもよりは支出は少なくなっていました。

通学に要する交通費も2人分ともなると馬鹿になりません。これが3月からかからないのですから、3、4、5月の3ヶ月間ゼロはかなりの支出減でした。

お小遣い

子供達もこの2ヶ月間、ずっと家で過ごしていたので、お友達とのお付き合いでお金が必要になることもありません。
我が家は毎月定額ではなく、必要なときにお小遣いを渡すようにしているので、自粛中はたまにネットで本を買うくらいで、子供達のお小遣いはほとんどかかりませんでした。

私も外国人夫も同じようなもので、普段は外国人夫が10万円くらい、私は6万円程度を家計から遣っていいお小遣いと決めています。
これ以上かかる時はお互いに自腹でということになっているので、実際は夫がどの程度遣っているかはわかりませんが、私に関してはケチンボなので、自腹を切らなくていい程度にしています。

普段、お菓子代はブログ収益を全投入しているのですが、今回の自粛ではそれではまかないきれないくらい散財してしまったので、家計からのお小遣いを当てましたが、それでも社交にかかるお金がゼロだったこともあり、通常よりは少なくて済みました。

自粛生活で大幅節約

こうしてまとめてみると、自粛生活の方がお金がかからないということがわかります。
光熱費やお菓子代は増えていましたが、それ以外のところでは必要最小限の支出で、結果的にはかなり節約になっていたようです。
それでも特にストレスを感じるような事もなかったので、生活の仕方一つでこうも変わるものなのかと眼から鱗が落ちました。

人それぞれ生活の仕方、お金の遣い道は違うので、一概には言えませんが、我が家の場合は「外に出れば出るほど、お金も出て行く」といえます。

自粛中は外に出られないことで、それまで遣っていたお金が出て行きませんでした。その結果、トータルすると10万単位で支出が減りました。

もしも毎月これだけの節約ができれば、年間で100万以上です。つまり、それくらい無駄なお金を遣ってきたともいえます。





質素に暮らす

「絶対に節約はしたくない」というものはありますが、実際には普段の生活の中で無駄が多かったと自覚することができました。

今回の自粛でも改めて感じたのは、本来ならなくても困らないものを結構買っていたということ。
自分の生活には絶対必要であると思っていたものが、いざ手に入らないという状況になったとき、案外なくても大丈夫だったということがよくありました。
また、あれば気分がいいからと買っていたものも然りで、なければないで工夫次第では別のものでも代用できるということも知りました。

これまではあまり「節約!節約!」とキューキューな思いで生活するのは嫌なので、欲しいものは買っていましたが、本当に必要なものを考えて、大切にお金を遣わなければと思うようになりました。

我が家は来年から2年間、子供達の教育費がマックスになります。大学生が2人ともなれば学費は相当なもの。2人とも自宅からの通学となるので、生活費自体は以前と変わりませんが、それでもこれまで以上の出費となるのは覚悟しておかなければなりません。

とうに50を超えた身の上としては、老後の生活などを考えると、もう少し生活を質素にしてもいいかなと感じます。物欲もあまりありませんし、目下の楽しみは家で韓流ドラマ観賞です(笑)
これはいい機会です。

今後、経済の冷え込みが予想される中、無駄を省きつつも快適に暮らすためのヒントが、今回のコロナ自粛の中に隠れているのではないかと思いました。

質素に暮らしていても、生活を楽しむことは十分にできる!
それが自粛生活での気づき、改めてこれまでの暮らしを省みるよい機会になったのでした。

やはり家計簿は便利ですね。振り返りにはもってこい。新しいライフスタイルを作る上でも、非常に参考になりました。

関東地方もいよいよ梅雨入りです。
「東京アラート」は解除されるそうですが、あと少しおこもり生活をするつもりです。そしてそれ以降も、出来る限り慎ましい生活を心がけたいと思っています。。。