お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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新型コロナ以前と以降で変わる社会。専業主婦の生活や仕事復帰に思うこと。

東京では昨夜から今朝にかけて、雪の予報が出ていましたが、幸い雪にはならず雨だったので、ホッとしました。
どんなお天気でも、ステイホームなので、私には影響はありませんが。。。

そんな週末ですが、今週もステイホームです。。。
緊急事態宣言が発令されてから、そろそろ2週間になるでしょうか。
とりあえず、延長がなければ2月の7日までですが、それでコロナが終息するわけではありません。

今年もまた昨年のように過ごさねばならないのでしょうか。。。

ステイホームに慣れたとはいえ、気軽にあちこちと出歩けないことが、そろそろストレスになってきました。
この一年は初めての事態に、よくわからないまま時間が過ぎ去ってしまった気がします。

ストレスの原因は、なんとなく過ぎてしまった日々の積み重ねによって何が得られたか?ということに対して、答えがないことなのかなと思ったりしました。





コロナ禍の生活

新型コロナによる長きにわたる自粛生活は、本来家の中で過ごす時間も多い専業主婦にとっては、それほど大きな変化は感じませんでした。

もちろん、まったく以前と同じという訳ではありませんでした。
子供は学校が休校だったため、食事の支度やリモート授業にきちんと参加しているかなど、多少は気遣いも必要でした。
これまでのように自分のことだけを考えていればいい訳ではありません。
これが小さなお子さんをお持ちのお母さまとなれば、さらに子供の世話も大変だったことでしょう。

それでも普段、子供を保育園などに預けてお仕事をしている方に比べて、一日中子供と過ごすことが当たり前になっている専業主婦は、生活が激変したと感じるほどの大変さは感じていなかったはずです(旦那様が在宅勤務だった方はまた違うと思いますが(笑)。

ストレスという点では、専業主婦でも兼業主婦でもそれぞれ違った面で感じることはあると思いますが、「在宅」に慣れている専業主婦は、自粛に対するストレス耐性は決して低くないはずです。

思えば、自分でもなかなか楽しく過ごしていると思っていました。
美味しそうなお菓子を見つけては、ポチポチとお取り寄せをしたり、届いたお菓子を食べながらNetflix三昧。
そんな合間にブログを書いたりと、退屈だと感じることはなかった気がします。

しかし、最近は退屈というよりも、この変化のない毎日に、正直うんざりしてきています。
新型コロナという足枷にがっつり両足を繋がれ、自由を奪われたようで、逃げたくても逃げられないことになんだかイラッとしてしまうのです。。。





健康的な生活

外国人夫と話していると、ビジネスの現場などではコロナ以前と以降では、これまでの戦略ではいずれ限界がくると、新しい社会へ向けての動きが必要になってきているといいます。

では、主婦にとってはどうなのかと考えてみると、子供にあまり手のかからなくなった年齢層の専業主婦にとっては、一見コロナ以前も以降も大した変化はないように思えます。
あるとすれば、主婦としての仕事の仕方が変わったことくらいでしょうか。

そんなことを言ったところ、外国人夫は

「専業主婦も例外なく、生活自体を見直す必要があるのでは?」

そういいます。

具体的にいえば、これまでショッピングだ、ランチだとお出かけすることが習慣になっていた時間が縮小されること。その時間をどう有効に、なおかつ自分が楽しいと思えることに使えるかということです。

これまで、家でやることといえば家事くらいでした。実際、この自粛中も断捨離やお掃除などをして過ごしていましたが、それも2ヶ月やり続けていると、今度はどこを掃除?何を捨てる?という状態になってきます。

自分の趣味や楽しみと主婦としての仕事、そのバランスが崩れているのです。
家事以外にやることがないという状態は不健康であるとも言われました。
確かに、綺麗にしておいたはずのキッチンに子供達が何かつくったのか、洗い物が山になっていたりすると、イライラっとします。
せっかく綺麗にしてるのに、なんで汚いまま放置するの?と「いますぐ片付けて!」と大怒りです。

別に後でやってもいいものを、自分が暇だから気になって仕方ない、また綺麗にしておくことが自分の仕事であるのに、それを邪魔されたという気持ちになるのです。

こういった類のストレスはよくないものです。つまり夫の言う「不健康」とは、こうしたことを指しているのでしょう。
他にやるべきことがあれば、そんな些末なことに頓着しているひまはありません。

そこで、家事とそれ以外のことでバランスを取るためにはどうしたらいいのか?

考えられるのは3つ。





一人でも楽しめる趣味をみつける

現在専業主婦で今後も働く予定はないという方は、やはりこれに尽きるのではないかと思います。

お友達とランチやショッピングを楽しむのを日課にしていた人も、今回のコロナではそれも自由にできない状況になりました。

まだ子供が小さくて手がかかるという方なら、暇を持て余すどころか目が回るような毎日でしょうが、ある程度子供も育ち、学校へ通うようになると、それなりの一人時間を過ごすことができるようになります。

この空いた時間をどう過ごすかで、専業主婦の充実度も変わってきます。

自分が好きなこと、楽しい!と思えることに没頭できれば、これ以上の楽しい生活はありません。

学ぶ

お若い専業主婦の方などはパートも含め、また仕事を始めたいと思っている方も多くいるでしょう。

一度専業主婦になってしまうと、仕事への復帰は長くなればなるほど困難になります。
そんな時、レアな資格を持っているとか、何かしら人のできないことができれば一つのセールスポイントにもなります。

仕事復帰を考えていなくても、興味のあることを掘り下げて学ぶのも楽しいかもしれません。

私も以前、仕事がしたいと思った時、20年ものブランクののち、使えるものといえば「英語」くらい?と思い、語学力を生かした仕事というものを考えたことがあるのですが、考えてみれば外国人相手の仕事はしたくありませんでした。毎日家でわからんちんな外国人を相手にしているのに、仕事までは無理!無理!と(笑)

どうせ勉強するのなら、やはり少しでも興味のあること、好きなことを生かせる仕事に必要なお勉強をしておくことだと思います。

私の場合、それがなかなか見つからないのが問題なのですが。。。





仕事をはじめる

専業主婦が長きブランクの後で仕事を見つけようと思っても、希望する職を得られないことがほとんどです。経験者とはいえ時間が経てば立つほど、それは無に等しくなるというのは、過去のブログ記事でも散々書いています。

これまででさえそんな状況だったのですから、コロナ以降となればさらに難しくなるのではと想像します。

主婦の希望職種第一位は事務職だそうですが、それゆえに競争率も高く、のんびりと専業主婦をしていたような人には難しい印象を受けます。

では、主婦が主力となっているスーパーやコンビニなどのパートはどうか?

これまでであれば、割と敷居の低い職種でしたが、今後は少し違う流れになる可能性もあります。

いまは小さなお店でも、自動精算機を導入しているところがチラホラと出てきています。
支払いカウンターでお会計をしてもらったら、そこで現金かカードを機械に入れてお支払いするというスタイルです。

またスーパーでも自分でスキャニングして、自分で袋詰めという完全セルフ型レジを採用しているお店も出てきています。

最近は増えているこのスタイルですが、コロナ感染のリスク減、そして人件費の削除は大きなメリットでは?と私がスーパーオーナーなら考えます(笑)

接客業などは主婦パートの定番ともいえる業種ですが、この先は少しずつ変わっていくかもしれません。
ずいぶん前からAIの登場で人の仕事が奪われるなんていうお話がありましたが、コロナに後押しされ、その流れも加速していくのではないかと。。。

これは一つの例として、主婦パートが主戦力となっていたような他業種でも、何かしらの変化が見えてくるかもしれません。

私はもう50も過ぎた年齢なので、潔く専業主婦道を邁進するつもりですが、30代などのお若い専業主婦の方で、今後働く予定のある方々は、世の中の流れに注視しつつ、身につけるべきこと、取るべき対策などを考え直した方がいい気がします。

また、いずれはちょっとパートでもと考えている方もしかり。長い目でみれば、コロナ以前と以降ではかなり考えて職種を選ぶ必要が出てくるはずです。





まとめ

なんだかますます生きづらい社会になりそうですね。。。しかし悲観してばかりいても仕方がありません。

良い時代を過ごしてきた我々年代も楽観はできません。社会の流れにうまく乗ることができないと、どこでコロンと落とし穴に落ちるかわかりません。

どんな人生を送りたいのか、どんな風に過ごしたいのか、自分なりの理想を具体的に描いて、実現させるために考え行動することは、どんな年代の人にとっても必要なことなのではないでしょうかね。。。

ところで、今回のコロナ自粛で趣味になり得ることを見つけました。
おばちゃん定番の「韓流ドラマ鑑賞」です。
長続きするかどうかはわかりませんでしたが、昨年の4月頃からなので、かなり続いています。

これが安定した趣味になれば、老後は退屈知らずです!(笑)

昨年は日記形式の毎日更新ブログも作りました。そしてコロナ禍でデパ地下巡りができなくなりましたが、お取り寄せの楽しみも覚えました。
それに加えての韓流ドラマなので、正直大忙しです(笑)

あとは、一日も早く新型コロナが終息し、少しは自由に外出できればいうことはありません。
デパ地下巡りをしたり、好きなお菓子屋さんを回ったり、そして年に何度かはひとり旅を満喫できるようになること。

求める暮らしは、そんなところでしょうか。

散々、、これからの社会は変わる!
などと言いながら、自分は大して変わっていないような。。。(笑)

平凡でも、冴えない毎日でも構いません。ただ、自分が楽しいと思うことをしながら、笑って過ごせれば御の字です。