お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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日本橋三越『アンジェリーナ』定番モンブランと和栗のモンブラン。

昔々、銀座プランタンの中にあった(お若い方にとってはマロニエゲートですね。。。)『ANGELINA (アンジェリーナ)』さん。

「モンブラン」と聞いて、真っ先に思い浮かぶお店です。

1903年にフランス・パリで創業された老舗の洋菓子サロンで、数々の著名人が集ったことでも知られる歴史あるお店です。

そんな『アンジェリーナ』さんが日本上陸したのが、1984年。プランタン開業と同時にオープンしました。

当時はプランタンでお買い物ついでに、ちょっと一休みのお茶に使っていましたが、ご存知の通りプランタンが閉店。。。『アンジェリーナ』さんもどうなるのかしら?と思っていたら、マロニエゲートにそのまんま入っていましたね。
しかし、マロニエゲートの店舗も数年前に閉店してしまいました。

かつて、昭和の時代のモンブランといえば、スポンジに黄色い栗のクリームがほとんど。そんな中、パリからやってきたという黄色くないモンブランは、なにか本場感を漂わせるものでした。

店舗が閉店していったのはとても残念ですが、『アンジェリーナ』さんのモンブランはデパ地下に残っています!

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こちらのモンブラン、オリジナルサイズとデミサイズがあります。

パリと同じだというオリジナルはデミサイズの1.5倍。。。かなりの大きさです。
若い頃ならいざ知らず、今はもう無理かも(笑)





今回は定番のモンブランに加え、和栗のモンブラン、季節限定のカボチャのモンブラン、3種類が並んでいました。

たくさん和菓子を買った後だったので、とりあえず
定番モンブランとまだお試ししたことのなかった和栗のモンブラン、この2種類のデミサイズをお持ち帰りしてみました。

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お持ち帰りの保冷剤は2時間分つきますが、それよりも長時間の持ち歩きをする場合は、保冷バッグが必須。
保冷剤を余分につけても、2時間を過ぎると溶けてしまう可能性があるとか。。。

実際にお持ち帰りして食べてみると、その訳がわかります。





モンブラン

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本番パリのサロンと同じレシピだというモンブランは、渋皮ごとペーストにしているため、濃い茶色をしています。

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創業以来変わらないというレシピは、マロンクリームと生クリーム、メレンゲだけのシンプルなもの。

コッテリと甘いマロンペースト。かなり甘さがあります。
このマロンペーストだけだと「ん?」と思うのですが、他の素材と合わさると。。。
印象がガラリと変わります。

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フレッシュな生クリームは甘さがなく、純粋に生クリームのミルキーさを際立たせています。
ここまで大胆にメリハリを効かせてくるかという潔さ!

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そして底の部分にはサクサクとしたメレンゲ。こちらはほどよく上品な甘さ。

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濃厚なマロンクリーム、フレッシュな生クリーム、そしてサクサクのメレンゲが合わさると、なんとも美味しくなるから不思議です。

これこそ、まさにアンジェリーナマジックです(笑)

和栗モンブラン

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こちらもオリジナルと同じ、栗のペーストと生クリーム、メレンゲの三層仕立て。

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和栗特有の風味、そのお味に慣れ親しんでいるせいか、個人的には栗のペーストはこちらの方が好みです。

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ゆるっと軽いペーストなのですが、栗の風味がふっと鼻から抜けて、和栗の美味しさ満点です!

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メレンゲもふわりと溶けてなくなる儚さを感じさせつつも、しっかりとした存在感があります。

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こちらの和栗モンブランなら、この1.5倍でもペロリといけそうです。





最後にいつ口にしたか?久しぶり過ぎる『アンジェリーナ』さんのモンブランでしたが、昔と変わらぬ美味しさでした。

そして和栗のモンブランも、まったく味わいは違えど、「もう一つ!」とおかわりしたくなるほど好みでした。

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『アンジェリーナ』さんでは、毎月季節限定のモンブランが出ています。
10月はパンプキン。それも気になりますし、定番はもちろん和栗もまた食べたい!
ということで、近々また日本橋まで行くか、もしくは初めて『アンジェリーナ』のモンブランを食べ、「なぜ、たった2つしか買わなかったのですか⁉︎」といたくお気に入りの様子であった外国人夫に買いに行かせるか。。。ですね(笑)

ちなみに常設店舗は、今回私がお買い物をした日本橋三越本店の他、池袋の東武百貨店、千葉県船橋の東武百貨店、アベノハルカス近鉄店の4店舗です(2021年10月現在)。

百貨店などで行われている催事出店は、ホームページなどで確認できます。


www.angelina-web.com