お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『紅葉屋本店』五家寶。無添加、無着色、昔ながらの素朴な味わいの和菓子です。

子供の頃、よく家には「五家宝(ごかぼう)」というきな粉のお菓子がありました。
その風味のよさ、ほのかな甘さがとても好きで、よくおやつにいただいていました。
きな粉の色以外に、グリーンの五家宝もありましたっけ。

大人になってからも、たまにデパ地下などで見かけると懐かしく思い出していましたが、急に食べたくなり、日本橋高島屋さんへ行った際に『銘菓百選』へ寄り、お持ち帰りしてきました。

埼玉県熊谷市に本店を構える『紅葉屋本店(もみじやほんてん)』さんの五家寶です。
「五家宝」といったら、やはりこの店が一番!と私的には思っています(笑)
※あえて一般的なお菓子名としては「五家宝」、紅葉屋さんのものは「五家寶」と明記しています。

『紅葉屋本店』さんは創業が明和2年(西暦1765年)。260年もの長きに渡り、「五家寶」一筋の老舗です。





五家寶

江戸の時代から変わらぬ製法で作り続けているお菓子で、使用しているのは無添加、無着色の自然な素材だけ。

水飴を混ぜたあられに、きな粉と水飴を練った皮で包み、上からたっぷりのきな粉をまぶしたお菓子で、使っているのはきな粉に水飴、お砂糖に餅米といったシンプルな材料だけです。

もちっとした甘いあられに、香ばしいきな粉が混ざると、なんとも言えない美味しさです。

甘すぎず、本当に素朴な味わいなので、パクパクと食べてしまいます。

昔ながらのお菓子はやはりいいものですね。
久しぶりにいただきましたが、美味しさは変わりません。
シンプルなお菓子だからこそ感じる、職人さんの熟練の技。長きに渡り愛されている理由なのだと思います。


www.momijiyahonten.com