今日もいただきもののお菓子です。
京都の老舗『京菓子處 鼓月』さんの看板商品、『千寿せんべい』。
贈答用のお菓子としても愛されているので、召し上がったことのある方も多いことと思います。
今は似たようなお菓子もありますが、この『千寿せんべい』は昭和38年生まれ。
まさに「元祖 本流」なのです。
よく目にするお菓子なので、私も何度となく頂いたものですが、思えば何十年も変わらず、そこにあるというのは凄いことですね。
千寿せんべい
今回いただいたのは、8枚入りのお箱。
一枚一枚個包装されています。
ちょっと面白いなと思ったのが、袋に入っている「滋味佳煎」(ヴァッフェル)という文字。ドイツ語で「ワッフル」という意味です。
このお菓子が生まれた背景にドイツから輸入した機械があるという歴史を、今でも残しています。
ご興味のある方は、文末にリンクを貼っておきますので、『鼓月』さんのホームページをのぞいてみてくださいね。
封を開けると甘〜い香りがします。
お煎餅のような歯応えがありながらも、生地はほの甘く、クッキーのような柔らかなサックリ感もあります。
トレードマークとも言える、波型のクッキー生地は、国産小麦粉などを独自にブレンドした「千寿せんべい粉」を使用し、専用の鉄板で焼き上げられています。
たっぷりワッフル生地の間には、純度の高い粉糖を使ったシュガークリームをサンド。
ちょっぴりお砂糖のザラっと感がある、ふんわりクリーム。
甘さもほどよく、見た目以上にボリュームもあり、食べ応えがあります。
とても久しぶりに頂きましたが、長きに渡り愛されているというだけに、とても美味しいお菓子です。
たまたま夫も東京に戻ってきていたので、お味見に食べてもらったところ、とても気に入ったようで、赴任先へ戻る際に、いくつか持っていきました。
今回も美味しいお菓子をごちそうさまでした。
いつも気にかけていただき、美味しいものを贈ってくれる友人知人達に感謝です。