お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『日本橋 長門』久壽もち(わらび餅)。東京老舗のおすすめ和菓子。

お彼岸のおはぎを買いに寄った、日本橋にある和菓子店『日本橋 長門』さん。
徳川家にお菓子を献上していたという、創業300年をこえる、東京でも指折りの老舗です。

いつ行っても、お客さんが出たり入ったり、常に誰かしらがお買い物をしています。
この日も朝一番での訪問でしたが、すでに先客が何名かいらっしゃいました。

こちらで根強い人気なのが、『切羊羹』と『久壽もち』です。
私的には『切羊羹』が一推しですが、この日おはぎと一緒にお持ち帰りしてきたのは『久壽もち』。

こちらも夕方には売り切れてしまうという、おすすめの定番菓子です。





久壽もち


1個 ¥890(税込)

包みを開くと、竹皮を模した紙包みに、ずっしりと久壽もちが入っています。

中にはたっぷりのきな粉におおわれた三角形のお餅が12切れ、きな粉の中に隠れています。

『久壽もち』と言うと、小麦粉から精製されたデンプンを発酵させたものを思い浮かべるところですが、こちらは本わらび粉が100%使われているので、見た目も食感もわらび餅です。
お味の方もわらび餅をイメージしてもらっていいかと思います。

一口頂いてみると、以前とはちょっぴり違う味わい。。。
しかも、さらに美味しくなっています。
実は、以前は浅煎りのきな粉が使用されていましたが、現在は浅煎りの白きな粉に、ほんの少しだけ深煎りきな粉を合わせてあるそうです。

以前とは少しだけ違った、きな粉の香ばしい風味が楽しめる『久壽もち』です。お久しぶりの方は、是非違いを感じてみては如何でしょうか。

お餅はといえば、変わらずとろ〜んと柔らかく、これは「飲めるわらび餅」と言っていいくらい、トゥルルンっと、あっという間にお口の中で消えていきます。

常温でも、なぜかひんや感があるようなスッキリ感に、きな粉の香ばしい風味。。。

これ、一度食べ始めると、なかなかストップするのが難しいのです。
とにかく、何度でも頂きたくなる美味しさ。

この店のお菓子は保存料や防腐剤が一切使われていません。安心、安全の昔ながらの和菓子なので、日持ちはしません。
こちらの『久壽もち』も、消費期限は翌日までです。
少し残して翌日に頂いてみましたが、変わらずとろりんと柔らかで、翌日でも美味しく頂けます。

店舗情報

東京都中央区日本橋3-1-3
TEL 03-3271-8662
営業時間 10:00〜18:00
定休日 日曜日、祝日

アクセス
JR『東京駅』八重洲北口より徒歩約2分
東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線『日本橋駅』B3出口より徒歩1分。
B3出口から出て右方向へ進んですぐの道を右折、少し歩くと道路左側に赤いひさしに『長門』の文字が見えます。

nagato.ne.jp

www.hw-frankie.com
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