今年の『全国銘菓展』はもう終わってしまいましたが、このブログではまだまだ続きます(笑)
この催事で最も楽しみにしていたのが、「あんこの量り売り」です。
お菓子も魅力的ではありますが、あんこだけを楽しめる機会はあまりないので、『全国銘菓展』へ足を運ぶ動機にもなっています。
お菓子に使われているものをいただくのと、あんこそのものをいただくのでは、やはり味わいは異なります。
純粋にあんこの美味しさだけを楽しむには、この「量り売り」りはもってこいです。
今回、この量り売りに参加したブランドは13店。
•榮太樓總本舗
•御菓子司 本家菊屋
•菓子舗 間瀬
•龜屋
•きよめ餅総本家
•彩雲堂
•清月堂本店
•豊島屋
•なごみの米屋
•乃し梅本舗 佐藤屋
•風流堂
•美濃忠
•わかさいも本舗甘仙堂
すべて1パック100g入りです。
本当はすべてお試ししたいくらいでしたが、他のお菓子もあったので、食べ切れる限界は4つ(400グラム)。。。
当初は新規開拓してみるつもりが、いざあんこを見て選んだら、昨年と同じようなチョイスになってしまいました。
昨年のリピート2種、新規2種をなんとか選んできました。
龜屋 つぶあん
昨年もこちらのつぶあんを味わいましたが、とっても美味しかったのでまたリピートです。
もったり、ねっとりとした食感のつぶあん。
今回、あんこの量り売りで出ていた中で、一番糖度の高いあんこだそう。
しっかりとしたコクのある甘さがまず最初にあり、あとから小豆の風味が追いかけてくる感じ。
とっても力強いあんこで、大好きです!
美濃忠 つぶあん
龜屋さんのあんことは対照的に、こちらは水分量の多いゆるっとしたつぶあん。
甘さは控えめ、小豆の風味が濃厚で上品な味わいです。タイプはまったく違えどこちらもまた美味!
間瀬 こしあん
こちらもまた昨年の銘菓展で気に入り、もう一度味わいたくリピートしました。
さらりとしたテクスチャーでありながら、しっとり絹のような舌触り。
甘さを控えたさっぱりとしたこしあん。
菊屋 こしあん
やや水分量控えめで、ぽろっとしたあんこです。
あっさりとした味わいで、こちらも甘さ控えめです。
以上4店のあんこですが、同じつぶあん、こしあんでも見た目も味わいもそのお店によって違います。
並べてみるとよくわかります。
これだけのあんこを一度に味わう機会もなかなかないので、とっても楽しくいただきました。
感想としてはどちらのあんこも美味しかったのですが、やはり昨年同様好みは変わっていないようで、つぶあんなら龜屋さん、こしあんなら『間瀬』さんのものが一番口に合いました。
昨今のあんこは甘さを控えたあっさりとした味わいのものが多くなったような気がしますが、やはり私は甘いあんこが好きなようです。
来年はこの二つに加え、また新しいあんこのお味見をしたいなと考えています。
当初の予定では、まず半分をストレートであんこそのものを味わい、残りの半分はお餅などに合わせていただこうかと考えていました。
ところが食べ始めたところ、あまりに美味しくて、Netflixで韓流ドラマを観ながら「ああ、あんこ美味しい〜」と口に運んでいたら、全てのあんこを食べ尽くしてしまいました(笑)
絵的にあんこだけだとちょっと映えないのですが、あんこ好きさんにはわかると思います。