お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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韓国海苔ふりかけ、どこが一番美味しい⁉︎ 新大久保の韓国スーパーで買った海苔フレークを食べ比べてみました。

韓国海苔はいまや日本の食卓でも珍しくなくなりました。
我が家でも海苔シートを買ってきて、ちょきちょき切ってタッパーなどに入れておくと、あっという間になくなってしまいます。

そんな我が家が数年前からよく食べているのが『海苔のふりかけ』です。
味付き韓国海苔をフレーク状にしたもので、ご飯にかけてよし、冷奴に乗せてもよし、厚焼き卵に混ぜてよしと、なかなか使い勝手がいいのです。

4月にソウルへ行った際、大量に買い込んできたのですが、あっという間になくなってしまったので、最近では新大久保の韓国スーパーへ買い出しに行っています。

これまであまり気にして見ていなかったのですが、沢山の種類があってどれを選んでいいかわからなくなってしまうほどです。
その都度、目星しいものをいくつか買って食べ比べてみようと思うですが、胃袋に落ちた途端に忘れてしまうので、記録しておくことにしました。

【注】あくまでも私の個人的な味覚による比較なので、ご参考程度に見て頂ければと思います。

韓国味付けジャパンのり

一袋70g (420 kcal)


こちらはごま油の他にオリーブ油も使われています。
お味はと言えば、一言で言って無難です。そこそこ美味しくて手に入りやすいのがいいです。
韓国スーパー以外では、渋谷のMAGAドンキにも置いてありました。自宅用に食べる分には十分ですが、お土産には不向きかも知れません。

ザバン ふりかけ海苔

一袋70g (420 kcal)


こちらはほんのり甘めですが、フレーク具合は柔らかくて、口に入れるとすぐに海苔が開く感じで、少し物足りなさを感じます。

ヘミロ ごま油風ふりかけのり

一袋 20g (120 kcal)
(板のり6枚分の少量サイズです)。


白ごま多目で結構な甘口です。
フレーク具合がびろーんと長いものあり、ゴロッと塊ありで、ホロホロではありませんが、キムチなんかと一緒にご飯や冷奴にかけて食べると美味しいです。

韓国光天ジャバン炒め

一袋70g (420 kcal)


一口食べて思ったのは、かなり甘い!
上記の『ヘミロ』よりも更に甘いと感じました。
フレーク具合はかなりゴロゴロ。あまり油っこくなく、他と比較するとサクッと軽い感じです。

南道ふりかけのり

一袋30g (180 kcal)


塩味、甘味共に薄口で、韓国海苔にしてはあっさりとした感じです。
フレーク具合はしっかりめなので、そのままご飯にかけて食べるよりは、キムチと合わせたり、出汁巻玉子の具材にしたりして食べた方が合うかなと思いました。

宗家 一品じゃばん海苔 チリ味

一袋 40g (200 kcal)


フレーク具合は結構細かくポロポロしています。

一口食べてダイレクトな辛さはないものの、食べていると結構ピリピリしてきます。
甘味も丁度いい感じで、ほんのりとした辛さとマッチしていて美味しいです。
辛いものが苦手な人でも食べられる程度の軽い辛さですが、小さなお子さんには無理かもしれません。

ヘミロ キムチ味ふりかけのり

一袋 20g (120 kcal)


海苔の風味がとても豊富で、キムチの香りに負けていません。
パッケージには「ピリ辛」とありますが結構な辛さがあり、辛い物が好きな人には最高かと。
私も色々食べた中で、ダントツで美味しい!と感じました。

他のものと混ぜず、白米とだけ合わせて食べるのが一番美味しいかも知れません。

まだまだあります

今回食べてみた海苔フレーク以外に、新大久保のスーパーにはまだまだ沢山の海苔フレークがありました。
あまり沢山あっても消費するのが大変なので、今回はこの程度にしておきましたが、新しいものを仕入れた際には、その都度追記していくつもりです。

[おまけ]

bibigo
こちら、私が韓国へ行くたびに買ってくる一番好きなものです。残念ながら新大久保のスーパーでは取り扱いがありませんでした。

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銀座、新橋にも店舗あり。『美珍香 BEE CHENG HIANG』というシンガポール発の柔らかポークジャーキーが美味し過ぎる。

先日、ベジタリアンの知人からビーフジャーキーを頂きました。
ベジタリアンである事を知らない人がお土産にくれたそうなのですが、食べられないのでどうぞ!というわけです。

『美珍香 BEE CHENG HIANG』

よく見ると名前に見覚えが。。。

これ、かれこれ10年近く前にソウルのロッテデパートで出会い、ハマりにハマり、滞在中食べまくったジャーキーのお店ではありませんか⁉︎
(今年の4月頃にソウルへ行った際も、ロイヤルホテルの側に店舗がありました。)

個別包装ではなく、ショーケースに並んだものを「これだけ下さい」とグラムだか枚数だかを指定して買うシステムでした。

その後、銀座5丁目(すずらん通り)にも店舗ができ、さらには新橋に2号店までオープンしましたが、前は通れど未だ中へ入ったことはありません。
そのため、このようなお土産仕様のパッケージがあるのを初めて知ったのです。

『美珍香』さんはシンガポールのポークジャーキー専門店です。

お肉はとにかく柔らかくバーベキューソースのような甘い味付けがしてあります。

ポークジャーキーだけかと思いきや、よくパッケージを見ると、「beef」の文字が。。。ポークとビーフのジャーキーがミックスされたパッケージでした。

ポークジャーキー


ビーフジャーキー


味付けは同じような感じですが、やはりお肉が違えば風味も変わります。
両方ともとても美味しく頂きましたが、外国人夫も子供達も「ポークが美味しい!」と、オレンジのパッケージはすぐになくなってしまいました。

私はどちらも甲乙つけがたいといいますか、ほんの少しだけポークのが美味しいかな。。。という程度でした。

しかし、久し振りに食べましたが、やっぱり美味しい!
ビーフジャーキーといえば、日本で手に入るものは硬いイメージがありますが、こちらはとっても柔らかいのです。



甘いものばかり食べている私は、時に塩辛いものも食べたくなりますが、お煎餅などは炭水化物なので、ダイエット中などは躊躇してしまいます。
そんな時に、このようなジャーキーはおやつに最適!

この度、改めて美味しさを思い出したので、銀座方面へ行った際にはお店を覗いてこようかなと思いました。

どんなに恋い焦がれた人でも物でも、それは記憶の美化によって神格化されている可能性があることを忘れてはいけない。

前回、上野の街についての記事を書きましたが、私にとって最も忘れ難き上野の思い出は『モナリザ』です。

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1974年、上野の森美術館にレオナルド・ダヴィンチの『モナリザ』という絵画がやってきました。

メデイアでもこぞって取り上げ、当時はものすごい『モナリザ』旋風が巻き起こったのを、まだ小学生の小さな女の子だった私も記憶にあります。

絵画になど全く興味がなかったにも関わらず、あの『モナリザ』が見たくてたまらなかったのは何故なのか、いまだに謎ではありますが、当時の私は一度では飽き足らず、何度も上野を訪れたものでした。

とにかくものすごい人がいたこと、そして「芸術」のゲの字も知らないにも関わらず、遥々パリから遠征してきたその絵画に深い感銘を受けたことを覚えています。

その記憶は鮮烈で、成人してからもいつも心の片隅にありました。
そして1990年、ロンドンに渡った私は、その夏にパリを訪れ、まさに16年ぶりにルーブル美術館で『モナリザ』との再会を果たしたのです。

まるで『モナリザ』のストーカーのように、「会いたい!会わなきゃ!モナリザが私を待っている」とばかりに恋い焦がれていたのですが、その再会は私をひどく落胆させるものでした。

記憶の中の『モナリザ』はとても大きく、その背景はまるで金色のオーラがかかったように荘厳なイメージでした。
しかし、ルーブルにいた『モナリザ』はとても小さく、その絵は金色どころか鈍色に落ち込み、あの微笑みさえも暗く沈んだように見えたのです。

小さく見えたのは自分が大きくなったせいでしょう。子供だった私は大人達の大きな身体が並ぶ隙間から『モナリザ』を見上げていました。

しかし、ルーブルで見た時、私は大人になっていました。なんの特別待遇もなくただポツンと展示されている『モナリザ』は、私が両手で抱えられるくらいに小さく見えたのでした。




あの胸がときめくような興奮は何だったのか⁉︎

どうしてあの感動を再び感じることが出来ないの⁉︎

長年恋い焦がれた相手と再会を果たしたというのに、蓋を開ければその人は自分にとってただの人になっていました。
その時の落胆と混乱といったら、言葉では表現できないほどで、しばらくは『モナリザ』の絵の前から動けなかったほどです。

喉元過ぎてみれば、何故あんなに夢中になっていたのか?

何故あれほどまでに好きだったのか?

何事においてもそう思うことは珍しくないことですが、まさか『モナリザ』までもが例外ではないとは。
自分のことながらまるで解せません。

記憶というものの曖昧さに戸惑い、落胆し、自分の脳の身勝手さを体感した瞬間でした。

その時からでしょうか。
「いま目の前にある事実、自分の目で確認したものしか信じてはいけないのかもしれない」
そう思ったのは。。。

思い出というのは美しいものですが、それはただの幻想なのかも知れません。
実際にはそんな素敵なものでもなく、自分の長い人生においては、いつまでも心に留めておくほどのことでもない瑣末な小さな点であるように思います。

そんな思いがあるせいか、私は出来る限り自分の過去を見せつけてくるものを断捨離してきました。
若かりし頃の写真も、手紙も学校の卒業アルバムも、外国人夫からもらった手紙の類も、私は全て捨ててしまいました。

過去が今の自分を形作ってきたことは承知していますが、思い出とは自動的に脳内変換されたメランコリックな感情が大半を占めているものです。

もちろん忘れ難き素敵な思い出もあります。若かりし頃の輝いていた日々を思えば、「ああ、あの頃はよかった」などと思うことも度々あります。しかし、それすらもよくよく考えれば、本当にそれほど素敵な日々だったかは疑問です。

今と同じように、何かを足りないと思っていたり、不満だったり、悩みもあったはずです。
都合の悪いことはボヤかし、良いことだけにスポットライトを当て、これ見よがしに過去を輝かしいものに塗り替えるという小賢しいことを、私たちは知らず知らずのうちにしている。
私はそう考えます。




私とは正反対の外国人夫などは、思い出を可能な限り切り捨てようとする私を見て、「浪漫のかけらもないな〜」と呆れていますが、私にとって幻想に彩られた過去に浪漫を追い求めるつもりはないのです。

しかし、人はその年代、年代で、物事に対する考え方も思いも変わるものです。
私に様々な人生訓をもたらした『モナリザ』ですが、あと20年くらいしたら、またあの荘厳な姿を感じられることが出来るかも知れません。

20年後と言えば、私も結構なおばあちゃんになります。果たしてルーブルまで行く気力体力が残っているか、それはわかりませんが、是非また再会してみたいものです。

私がルーブルまで行くか、あちらがまた上野の街に来てくれるか、いずれにしても、そこで今度は何を感じられるのか、ちょっと興味があります。

変わりゆく東京の街の中で、上野がなかなかの頑張りを見せていると思った件。

先日、知人のお見送りをするため、かなり久しぶりに上野駅へ降り立ちました。

お隣の湯島界隈くらいなら行くことも度々ありましたが、上野駅まで侵入する機会は本当になかったので、その変わってしまった風景に戸惑うばかりてした。
自分がどこを歩いているのかわからずに、まるでお上りさんのようにキョロキョロと、あちらへ行ったりこちらへいったり。。。

構内の古臭いお弁当屋さんの代わりに、なんだか都心部の駅構内で見るようなチェーン店が並び、ここは品川駅かしら?と思ったほどです。




私の中にある上野は、どこか薄汚れた古臭い駅で、これまた洗練とは無縁の人々が行き交うような、田舎への出入口といったイメージでした。
それが今では品川駅などと変わらないような変貌をいつのまにか遂げていたのです。

目をつぶっても歩けるわ!と思っていたところが、まるで見知らぬ場所になってしまったことに多少の衝撃を覚えながらも、ちょっと気を取り直して、せっかくだから、あんみつハンティングにでも行こうかと、駅構内から出ることにしました。

駅の外には上野の森美術館、国立西洋美術館、東京美術館、国立博物館など、ちょっとアカデミックな施設があります。
そして老若男女、みんな大好き上野動物園もです!
私も子供の頃にはよく上野動物園へ連れて行ってもらいました。たしか幼稚園の遠足でも行った記憶があります。

パンダちゃんが初めて日本にやってきた時も、世の中のフィーバーに負けじと、私もその行列に加わりました。
本当はパンダちゃんがあまり好きではなかったのですが、誰もかれもが夢中になっているその熊を「可愛いと思わない!」などと言ったら、なんて捻くれた子供なの⁉︎などと思われるかもしれない。。。そんな恐れがあったのでしょう。
あの頃は素直な少女だったのです。

さて、もう少し成長し小学生になった私は、美術館や博物館にも足を運ぶようになっていました。
あの頃は今よりもずっとアカデミックなことに興味を抱いていて、知的好奇心が最も旺盛だった時代と言えましょう。
とにかく物珍しい展示があると、一人で電車に乗って上野へ足を運んだものです。

思えばあの時代は平和で安全な世の中でした。小学生の小さな私はバスや電車に乗って、いつでも上野の街へくりだしては、ふらふらと一人で歩いていたのですから!
今の時代であれば、補導されかねません。

そんな上野の街も駅同様に変わってしまったのではないか?

ようやく見つけた駅正面玄関から恐る恐る外に出てみると、なんとなくかつての面影を残していて、ホッと一安心。
周りのビルや店は様変わりし、知らない名前になっていましたが、全体的なレイアウトや、あの雑多なプリミティブ感は感じることができました。

あんみつを目的に、散歩がてら上野広小路方面へ歩き出すと、駅からアメ横へ入るちょうどその場所に『じゅらく』というレトロな洋食屋さんが目に飛び込んできました。

「やはり、ここは上野だわ。。。」
かつて見ていた景色に強い安堵を覚えたのでした。

子供の頃は怖くて一人で歩けなかったアメ横も健在のようです。
あの酒と煙草に焼けたしゃがれた声を絞り出すように「カニ!カニ!安いよ〜!」と叫ぶアメ横おじさんに恐怖を覚え、父親の背中にしがみつくように歩いた記憶のせいで、いまだに苦手な場所です。

今では「奥さん〜、これ3つで千円でいいよ!」などと言われれば、「あら?」と躊躇することなく、足を止めてしまうでしょうけれど、それはそれでまた散財の危険があるので、アメ横はいずれにしても禁断の場所なのです。




なんだか、そこだけは時代が止まっているようなアメ横を横目で見ながら、かつての上野がほんの少しでもそこにあることを、何故か嬉しく思いました。

東京の街がどんどんお洒落に変わっていくことに、これは本当の東京の姿ではないわ!と常々思っている私にとって、多少なりとも昔と変わらない姿を残している上野という街に、これまで感じたことのない親近感を感じたのでした。

東京の人間も、汽車に乗ってやってきた地方出身者も、外国人も、大人も子供も、「誰でもウェルカム!」そんなダイバーシティー上野。

流行のファッションを纏っていなくても、標準語はおろか片言の日本語しか話せなくても、気後れすることなく振る舞える飾らない街、上野。

ラブリーなパンダかいたり国内外から名画がやってきたり、ちょっとアカデミックな雰囲気をまといつつも、道路一本隔てれば、ダミ声で怒鳴り続けるおじさんがいたり、そんなカオスこそがまさに上野なのです。

なにやら変わりゆく東京の中で、依然として古き良きカオスを守ろうとしている上野に逞しさのようなものを垣間見て、「頑張れよ、上野!」と思ったのでした。

な〜んて、ちょっと『アド街ック天国』してみました(笑)

GINZA SIX『辻利』の京茶ラスク、抹茶とほうじ茶の詰め合わせ。さすがお茶の専門店!和ラスクならこれ!

『辻利』さんといえば、京都宇治の老舗お茶専門店。ペットボトルの冷茶なども出している有名店です。

www.kataoka.com


GINZA SIXの店舗では、抹茶仕立ての京ラテやソフトクリームが大人気のようで、いつも沢山の人で賑わっていますが、私の狙いはラスクです。

チョコレートコーティングされたラスクが大好きで、普段は『ガトーフェスタハラダ』さんのラスクをよく食べているのですが、夏場は残念ながらチョコレートバージョンは販売されていません。
10月頃にならないとお目にかかれないので、時折こちらのラスクのお世話になっています。


二段重ねになっていて、それぞれの箱に抹茶5枚、ほうじ茶5枚の計10枚入り。お値段 は1,166円(税込)。

抹茶はミルキーな中にも抹茶の香りが濃厚です。


ほうじ茶も特有の香ばしさが十分に感じられ、とっても美味です。


ラスク自体は薄めなので、その分サクッとした軽い食感。

とにかくどちらもお茶の風味が強くて、とっても美味!
さすがお茶を極めた専門店です。

抹茶かほうじ茶か⁉︎
甲乙つけがたいのですが、私感としては、抹茶はお子さん若い方向けに、ほうじ茶はちょっと年配の大人向けといったテイストかと。

ソフトクリームも美味しいけれど、このラスクも無視できない美味しさです!


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