お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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ストレスになる節約をしなくても食費は軽減できる。節約が苦手な人でも自然と出費が減らせるいくつかの方法。

私は節約が苦手です。特に食費に関しては、「食べることを我慢するなど、もう絶対に無理!」と思っています。そんな苦手意識があるのでネットの節約情報も雑誌の節約特集も見ることはありません。
これは家計を預かる専業主婦としては如何なものか?と思いはしますが、やる気も興味もないので見ても仕方がないのです。




節約とストレス

欲しいものを我慢するのはストレスになります。欲しいものと言っても金額があまりに大きくて手の届かないものであれば諦めも手伝って我慢することもできますが、食べるものなどは高いと言ってもたかが知れています。数千円で自分の欲求が満たせるともなれば、なかなか我慢は難しいものです。

「今週の食費は○○○円しか遣えない。本当はステーキが食べたいけれど豚コマの生姜焼きにするしかない。。。」
「桃が食べたいが予算オーバーだからバナナで我慢だ。。。」
節約をしようとしている人にとっては当然の我慢と言えましょう。しかし好きなもの、食べたいものが食べられないのは大きなストレスになるものです。特にくいしんぼうにとっては堪え難いことでしょう。

ストレスは体によくありません。私はいかにストレスなく生活をするか、それを基本としているので無理な我慢はしないように心がけて暮らしています。とりわけ食べることが好きなので食に関するストレスだけは避けて通りたいと思っているのです。

エンゲル係数は無視

エンゲル係数とは消費支出に対する食費の割合をいいます(食費 ÷ 消費支出 × 100 = エンゲル係数)。
一般的には世の中の景気が良くなればエンゲル係数は下がり、不景気になると上がる傾向にあるといいます。これは贅沢はできなくても食べるものくらいはいいものが食べたい!という心理が働くせいでしょう。

我が家は景気の良し悪しに関わらず、昔からエンゲル係数が低くなることはありませんでした。近年の一般家庭における平均エンゲル係数は25%くらいとされていますが、我が家は常に50%をゆうに超えていました。
ただ、エンゲル係数とはあくまでも食費の割合を表した数値であって、どんなにエンゲル係数が高くてもその分他の支出が少なければ問題はないと考えています。食費にお金を遣うのか、また趣味など他のことに遣うのかは人それぞれの考え方や生活によるものです。どんなにエンゲル係数が高くても、家計全体の収支さえしっかりとしていればあまり気にする必要はないと考えています。

とはいえ、食費が軽減されればそれに越したことはないのですがね。。。



食費がかからなくなった理由

そんな我が家ですが、食費は以前と比較すると大幅に減少しています。特別に節約を意識したわけでも食欲が減退したわけでもありません。それなのに、これまでよりも数万円単位で食に費やしていた費用が軽減されました。
私は家計簿をつけているので月々の集計などを見れば一目瞭然です。

なぜ食費が節約されたのか?考えた時、以前とはいくつか生活の仕方を変えたせいだと気づきました。普段当たり前のようにしていることも、ほんの少しの変化を加えるだけで家計に結びついていくものです。ただ、この方法は専業主婦でなければ難しいこともあるかと思います。。。

冷蔵庫のスリム化

冷蔵庫の使い方は食費を左右する大きなポイントになるのではないかと思います。食べるものを保存しておく場所なので、それをうまく使うことによって自然と食費の把握をしやすくなるのかもしれません。

以前、我が家の冷蔵庫の中はたくさんの食材や残り物でギューギューづめの状態でした。それが当たり前だと思っていたので、お掃除をするときも「ものが多くて大変だわ」と思いながらも当たり前のようにしていました。ところがあるときイラっとしたのです。中に物さえ入っていなければサッと拭くだけで楽なのに!と。そう思ったら、隙間のないほど一杯に詰まった冷蔵庫に嫌気がさしてきたのです。おまけにスペアの冷凍庫まであるのです。自分が快くない状態というものを意識した時、これは改善しなければ!と冷蔵庫のスリム化を測ることにしました。
今だからわかることですが、冷蔵庫の中を見ればどれほど食費を無駄に遣っていたかがわかります。冷蔵庫のスリム化をしたことで、副産物のように「節約」というおまけがつき、食費はスルスルと落ちていきました。

最低限の物だけしか入れない

基本的に冷蔵庫中には最低限必要な常備品だけを入れるようにしています。これは各家庭によってそれぞれでしょう。

我が家の場合は牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、卵です。これらは絶対に切らせてはいけないものなので、牛乳は6リットル、バターは品切れになることが度々あるので1キロは常備しています。チーズは2〜3種類、ヨーグルトや卵は1パック。

最低限の野菜。野菜は毎日食べるのでキャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、人参は入れてあります。これさえあれば簡単なものは作れるので無駄にはなりません。また野菜に関しては野菜室に入れてあるので他のスペースを占領することもないので。

ドリンク類はお茶の容器と炭酸水、オレンジジュース、アイスコーヒー、あとは外国人夫のワインなど。
調味料はソース、ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、中華調味料(豆板醤、甜麺醤、オイスターソースなど)韓国調味料(コチュジャン、サムジャンなど)、他にもナンプラーやタヒニ(白胡麻ペースト)。
それ以外は娘の大好物であるピクルス、私のご飯のおとも(ふりかけ、キムチ、唐辛子味噌)くらいでしょうか。

以前はそれこそ、ご飯のおとも一つとってもいつ食べるかわからない海苔の佃煮数種、漬物、様々な瓶詰めがたくさん入っていました。サラダドレッシングにしても選り取り見取りよ!とばかりに何種類も入れて、結局使い切らないうちに処分してしまうなんてことも少なくありませんでした。

いまは「これがないとダメ!」「ないとストレスになるわ!」というくらい好きなもの以外は、必要な時に買うようにして基本常備はしないことにしています。

庫内の掃除と整理整頓

冷蔵庫の中は時折重曹などで拭き掃除をしますが、その際に入っているものをいちいち点検することはありませんでした。出して拭いたらまた元に戻すといった具合です。
しかしこのお掃除は整理整頓の機会でもあると考えて、出したものはまだ使用できるものか消費期限などを確認。また美味しいだろうと買ってみたものの誰も手をつけない、そんなものがないか、余計なものがあれば「勿体無い」などと思わずすぐ処分するようにしています。
おかげで冷蔵庫の中は最低限必要なものだけしか入っていないのでスッキリ。パッと見て何が入っているかすぐわかるので、食材を重複して買ってしまうこともなく無駄を防ぐことがきます。また、ゴソゴソと漁る必要がないので目的のものをすぐに取り出すこともでき、冷蔵庫を長時間開けっ放しにすることもありません。これは節電にも役立ちそうです。

冷蔵庫の大きさ

我が家の冷蔵庫は500L以上あるものなので決して小さくはありません。これはまだ我が家の外国人夫がものすごい食欲を発揮していた頃に購入したもので、お鍋2つはまるまる入るサイズを基準に選んだものです。
今は大容量でもかなり小型化、節電がなされていますが我が家の古い冷蔵庫は見た目もかなりビッグで時折邪魔に感じるほどなのです。この冷蔵庫に加えてもう一台冷凍庫もあります。
かつてはその中に何キロものお肉やパンといった食材がたくさん詰め込まれていましたが、いまはもう必要なくなりました。
4人家族なのになぜあれほど大きな冷蔵庫、冷凍庫が必要だったの?といまなら思えますが、思い起こせばそれだけの無駄も出していたのです。2台とももう10年以上は使用しているものです。いますぐにでも買い替えたいくらいですが、使えるものを処分するのも気が引けます。電化製品は消耗品なので、そろそろ寿命がくることでしょう。現在我が家の冷蔵庫は半分のスペースしか使用していなにので、次回買い替えの際は400L程度の小さなものにするつもりです。

冷蔵庫は食費のバロメーター
私のように食べることが好きで食費の節約は絶対にしたくない!という人、ストレスが貯まるためになかなか節約できない、そんな人は節約を目的にするのではなく、お掃除も楽々、誰がみてもどこに何が入っているか一目でわかるようなスッキリ冷蔵庫を目指してみては?と思います。実践してみれば少なからず食費に反映されるはずです。



買い物の仕方

冷蔵庫をスッキリさせるためのキーはやはり買い物です。何をどれだけ買うか?それは当然ながら食費に大きく関わってきます。

買い物の頻度

週に何回買い物へ行くか?これはその人のライフスタイルによります。
既婚か未婚か、専業主婦か兼業主婦か、子供はいるのかいないのか、スーパーは近くにあるのか遠いのか、状況によって買い物へ行く時間がどれだけ捻出できるかも変ってきます。
私は仕事をしていた時は仕事帰りに毎日のようにスーパーで買い物をしていました。ついつい寄っては欲しいと思ったものをのべつまくなし無駄買いしていました。しかし不思議なことに専業主婦でいる間はその頃のように毎日は行きません。暇な専業主婦だからこそ、毎日でもいけそうですが実際には一日置き、少ない時は週に三回くらいでしょうか。
普通であれば仕事をしている忙しい身だからこそ週に一度のまとめ買いでは?と思うところでしょうが、仕事をしていると毎日外に出ることになるのでついでの買い物はとても便利なのです。しかしその便利さが仇になりスーパーを覗くたびに誘惑に負け、あれこれ買い物をしてしまうというわけです。
反対に専業主婦の場合、1日家にこもっていたければそれも可能です。わざわざ化粧をして外出着に着替えて毎日外出するのは億劫に感じることもあります。なのでウォーキングの帰りやお友達とランチへ行った帰りに、また銀行や区役所などへ行ったついでにスーパーへも寄ってくることにしています。
スーパーなど買い物へ行けば、それだけ誘惑にさらされるものです。どんなに冷蔵庫の中をスッキリさせているといっても、一食も作れないほど食材がない家はないと思います。外出が面倒なときは行かずにあるもので工夫したりすれば出費はゼロです。買い物へ行く頻度を減らすことで自然と食費も抑えられるというわけです。

献立を考えてから買い物

普通の節約術からいえば、スーパーなどへ行きその日の特売品を狙い、その場で献立を考えて買い物をするか、またはスーパーのチラシを見て狙いを定めて買い物へ行くというのが王道でしょうが、私には全く無理な方法です。
そもそもその場でパッと気の利いた献立など思い浮かびません。なんとかない知恵を絞って考えたところで「あれは必要ないかしら?」「もしかしたらこれもあったほうがいいかも」などと凝ったことをしようと余計な買い物をしてしまうでしょう。
何よりもその日にお安くなっているものが自分の欲求と一致するとも限りません。牛肉が食べたいのに豚肉が特売だから我慢する。。。そんなことができないタチなのです。よほどのお料理上手か意志の強いきちんとした人でもない限り、この方法はストレスになります。

私はあらかじめ自分が食べたい、または家族からリクエストのあったものから献立を考え必要なものを書き出して買い物リストを手にスーパーへ行くようにしています。余計なものを買いたくなる欲求が湧き上がってきた時には「冷蔵庫の中が乱雑になるわ!」と自分に言い聞かせ、無駄買いを防止しています。

欲しいものではなく必要なもの

買い物に行くと必要でもないのに手が伸びてしまうことがあります。今夜の献立には全く関係のないものでも「あら、旬のものが出てるわね〜」「これ、お友達が美味しいって言ってたものだわ」「安いからまとめて買っておこうかしら?」と言った具合です。
主婦に限らずお買い物へ行けば、誰でもそんな気持ちになるものです。しかし、ここが問題です。
常に冷蔵庫の中をスッキリさせておくためには余計なものを入れてはいけません。たとえいつかは使えるものだとしても、コンスタントに消耗するようなもの以外は買わないことです。
その日、必要なものは何か? 何を買いに来たのか? それを思い出し、欲しいという「欲」を打ち消すのです。その時は後ろ髪引かれるような気持ちになっても、スーパーを出た頃には忘れてしまうものです。

適正な消費量の把握

品物だけでなく、何がどれくらいの量必要なのかも重要です。以前は私もそんなことは考えもせずに買い物をしていました。お肉などが安かったりするとまとめて買って冷凍してみたり。。。そうやって冷蔵庫の中をいっぱいにしていました。
人とは不思議なものであればあるほど消費意欲が高まります。こんなにたくさんあるんだから早く食べなくちゃ、いくら冷凍とはいえ家庭の冷蔵庫で長期保存は劣化するだろうから、早く使わなくちゃ!などと考えて、美味しいうちに食べきれないほどの食材を買い込んでしまうことも日常茶飯事でした。しかしそれでは冷蔵庫の中にものが溜まる一方です。

一回の食事で何グラムのお肉が必要か、野菜はどれくらいの量であれば食べ切れるのか、毎日食事を管理している人なら大体の想像はつくものです。大家族や相撲部屋でもない限り、一般家庭の消費量などたかが知れています。一日の消費量を考えながら買い物をしていればたとえ2〜3日分の買い物をしても冷蔵庫がパンパンになることはありません。

買い物は歩いていく

これに関しては住んでいる地域にもよって無理なこともあるので、徒歩圏にお買い物をする場所がある人限定となりますが。。。
私は車も自転車も使わずに徒歩で買い物へ行くようにしています。たまたま徒歩圏に何軒かスーパーがあるのでトコトコとその時の気分で好きなスーパーへ出かけています。
これは買いすぎの抑止になります。車や自転車だとどんなにたくさん買っても重たい袋を担いで帰る必要はありません。しかし自分が大変な思いをするとなると話は別です。あまり負担にならない程度の量に抑えるようになります。

そのためにスーパーではショッピングカートを使用せず、カゴを手に持ち重さを確認しながら買い物をします。あのガラガラを使えば楽ですが、どれほどの重量になっているかを把握できないのでいざ袋に詰めた後「こんなに重いのは無理だわ!」と、結局はタクシーを使ってしまうなんてことが度々あったからです。
まるでお婆ちゃんのようです。こんな事態を避けるためにも自分が楽に持てる程度のお買い物をするためにはカートの使用は厳禁としています。これはタクシー代の節約のみならず、買いすぎの防止にもなっています。

料理の工夫

買い物だけではなく、どんな料理をどれくらい作るかも大切なことです。食材も高価なもの、安価なのもの色々あるので、その中でどんなものを選び献立を考えるも重要になってきます。



調味料は揃えておく

同じような材料であっても調味料が揃っていることであらゆるバリエーションの料理に対応できます。
今では調味料もレトルトやインスタント商品など種類も豊富で具材を切って炒めて混ぜるだけ、そんな便利なものもたくさんあります。
一度で使い切れるというのは魅力ですが、調味料は長期保存が聞くものが多いものです。レトルトを使用するよりも割安、おまけに自分好みの味にできることが魅力です。自分の味にこだわる人はどんな美味しいレトルトやインスタントも100%満足を得ることができないものです。我が家の味を家族に楽しんでほしい、そんな気持ちが結果的に節約につながることもあるものです。

ただ、値段だけを考えると例外もあります。1年に一度くらいしか使わず賞味期限が切れてしまうような調味料などは、無理して買い揃えることもないと思っています。そんな時は使い切りのレトルトなどを使う方がものを無駄にする必要もなく節約にもなります。

食べきれる分だけ作る

私は長いこと「足りないよりは余るくらいがいい」そう考え、いつも食べ切れないほどの食事を作っていました。大食らいの外国人夫がいる時はいいのですが、少食な娘二人と私だけしかいない時には必ず大量の余り物を出していました。
もちろん翌日も食べるなど、なんとか消費する努力はしていましたが、同じものを食べ続ければ次第に飽き飽きしてくるものです。
「なくなるまでは毎日食べよう」と思いながらもどうしても食べる気分にならず一度放置すると、その翌日はますます食べたくなくなるものです。そして結局は廃棄処分という道をたどることになります。
これはかなりの無駄遣いです。食費だけではなく同時に作る手間や時間の無駄を生み出したことにもなります。そんなことがあるたびに自分はなんて頭の悪ことをしているのかしら。。。と思わずにいられませんでした。

冷蔵庫をスッキリさせようと決めてからは、残り物も入れないようにしました。つまり一度に食べきれる量だけ作るようにしたのです。カレーや煮込みなど大鍋でたくさん作った方が美味しいと言われているようなお料理も食べきれる分しか作りません。

その結果、食べ物を廃棄することもなくり、無駄な買い物もしなくなったというわけです。

同じ材料で違った一品を

それでも時折例外はあります。それは全く同じ材料を別の料理に使いまわせる献立の時です。
例えばひき肉と玉ねぎを炒めたら、味付けを変えて「ミートソース」「ミートパイ」「タコライス」「オムレツ」などに多用できます。
ちょっと多めに作って冷蔵庫に保存し、翌日は別の料理に変えて使用します。
これは一石二鳥で手間もかからないので例外としています。とはいえ長いこと保存しておくわけではありません。翌日には使い切るようにしています。



節約すればいいというものではない!

少しでも無駄をなくすことは必要だと思いますが、時と場合によっては節約など考えないことも必要だと思っています。食費を節約したいがために他にしわ寄せがいってしまってはストレスになりますし楽しくもありません。余計な我慢はしない、ストレスはためない、それが私の人生においてとても大切なことなのです。

基本的な判断基準は「投資なるか?」「無駄になるか?」です。

成長期の子供がいる

健康は何よりも大切なことです。どんなにお金があっても健康でなければ幸せを感じることはできません。私も大病をした経験がありますが、完治するまでは常に頭の上が灰色の雲に覆われているような気分でした。これが自分ではなく、もしも子供だったらその雲はより黒く厚いものになるでしょう。

健康を維持することは誰にも必要なことですが、とりわけ成長期の子供がいる家庭では毎日の食生活はより気遣いが必要になります。

子供の成長を見ていればわかりますが、本当に日々ぐんぐんと大きくなっていくものです。これはただ体が大きくなっているわけではなく、血肉となるもの、内臓機能や筋肉も含め健康を維持するための器官も作っているのです。私はお医者様ではないので医学的なことはわかりませんが、食事が健康に関わっているのはもはや常識です。

食生活が体に与える影響はたった数日で違いが見えるものではありません。しかし何年、何十年と続けることで確実に影響が出てきます。
同じ年齢、同じ性別、背格好も同じだった男の子がいたのですが、スポーツ選手を目指しているお子さんは筋力をつけるために相応の食事を母親が与え、10年後にはしっかりとした大きな体を持つ一方で、もう一人のお子さんは好き嫌いをそのままにタンパク質もろくに摂らず少食でいたところ、肩幅も女の子のように狭く胸板もぺったんこのガリガリ男子に成長しました。こんな例を身近で見てきて、体とは作るものなのだと思ったものです。

だからこそ身体を一生懸命作っている成長期の子供には栄養のあるものを十分に与える必要があると思っています。しっかり食べて規則正しい生活をすることは丈夫な体を作る上で親ができる最大のことです。
節約することに囚われて、毎日豆腐だもやしだと食費を削ることばかりしていたら、一番大切なものを失いかねません。




四季の行事、イベント

お正月やクリスマス、ひな祭りや子供日、土用の丑の日まで、日本にもたくさんのイベントデーがあります。そんな時はいつもよりも奮発をして特別な料理を作るので当然のことながら食費もかさみます。しかし、季節の行事を楽しむことは子供達の教育にも少なからず役立つことだと思っています。
我が家の子供達は女の子なので、いつか彼女たちが妻、母親になった時、そんな経験が行事をオーガナイスする一助になると思っています。ただ美味しいものを食べる、イベントを楽しむということではなく、教育という側面で考えると何倍もかかる食費も「投資」であると思えます。

家族での外食

家族での外食は楽しいものです。とりわけ子供が小さな時は家族でちょっと素敵なレストランで食事をすることは後々良い思い出になるものです。子供が大きくなった我が家では各自の予定のすり合わせも難しく昔ほど頻繁には家族揃って食事に行けることもなくなりましたが、最低でも月に一回はそんな機会を意識して設けるようにしています。
節約をする上で外食は推奨されるべきことではないのでしょうが、気分を変えて外で楽しく家族で食事に出かけるのは主婦に取っても息抜きになります。また旦那様にとっては「これは楽しいぞ!しかしお金もかかるな!」と働くことへの活力になるかもしれません(笑)
美味しいものを食べたから、また明日から頑張ろう!
またこんな美味しいものが食べられるように、しっかり稼ぐぞ!
そんな風にです。

節約をして貯蓄に励むのもいいことかもしれませんが、私はお金は作り出せばいいと考える方です。たまの外食はより良い生活を作るための栄養剤になるとも言えます。外食は自宅での食事よりもかなり割高にはなりますが、決して「無駄」ではありませんん。

数字を把握すれば節約はできる

そもそも自分がどれだけの金額を食費に遣っているかわからなければ、節約できているのかそうでないのか正確に知ることはできません。
お金をコントロールするためには、まず数字を把握する必要があります。このようにいうと一見難しく感じてしまいますが、そんなことはありません。単純にいくら遣ったかの数字を知ればいいだけです。
特別な計算も何も必要ありません。少しの手間を惜しまなければ、日々使用しているもので簡単に月々の支出を把握することができます。

家計簿

私自身、ずっと家計簿をつけていますので、週単位、月単位、また年単位でどれほどの支出があるか調べればすぐにわかります。
とにかく一番手っ取り早く正確、そして意識向上に役立つのが家計簿です。節約を目的としない場合でもお金の流れを知る上でも有意義なもです。

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クレジットカード

今はどこのスーパーでも大概のところではクレジットカードが使用できるようになっています。スーパーによってはクレジット機能付きのポイントカードを発行している店もあります。
クレジットカードは必ず月一回明細書が発行されるので、スーパーでの買い物をカードですれば食費の把握はできます。かなり大雑把な方法ですが、私の友人などはそうしたスーパーの提携クレジットカードを作り、可能な限りその店でだけ買い物をし食費の把握をしていると言っていました。
わざわざ家計簿をつけるのは面倒だという人にとっては、有効な一つの方法だと思います。



難点はキャッシュが手元になくても買い物ができてしまうため、ついつい遣い過ぎてしまうと言ったことでしょうか。後から明細を見てギョッとしないように、限度額を決めて計画的に使用できれば非常に便利なものです。カードはアカウントさえ作ればウエブで使用状況を確認することもできます。

記録を残す(メモ書き、レシート)

とにかくどんな方法であろうと、自分がいくら遣ったかを把握することが目的です。
家計簿もつけ続ける自信がない、買い物はクレジットカードだけでなく現金も併用する、そんな方もいるかと思います。
そんな人は自分のライフスタイルを崩す必要はないと思っています。できないことはできない。やりたくないことは続かないものです。要は記録だけ残っていればどうにでもなるということ。
レシートでもメモ書きでも構いません。一日の終わり、また週の終わりにでも、どれだけ使用したのかしら?と数字を出してみることです。
難しいことは長続きしないものです。何よりも自分がやりやすい方法を見つけて継続することです。

まとめ

今回「節約」をトピックに記事を書くため、できる限りたくさんの節約に関する記事を読んでみました。そこで感じたのは、王道の節約術を実践するためにはかなりの意思の強さと明確な目標があること、また実際に家計が火の車で切羽詰まった状態でもない限り、なかなか実践することは難しいのではないかということです。
そのどれもが当てはまらない人にとっては参考にこそなれど、始めてみたものの過酷すぎて続かない、努力の割りに効果が実感できないという結果が想像できます。

私は自分が節約に対する意識が低いことを自覚しているので、そんな節約術では食費の軽減は不可能であったと思います。しかし偶然にも、というか結果的に食費の節約に至ったのは、日々の暮らしを快適にしたいという気持ちからでした。

ちまたにあふれている多くの情報の中には当然鵜呑みにできないものも含まれています。特に昔から言われているような古典的な方法の中には、今の時代にそぐわないものも多いものです。時代は大きく変わっているのです。
例えば、すべて手作りすることが一番安上がりという考えですが、それも現代ではものによりけりです。私はスーパーへ行った際に、「これは自分で作るよりも出来合いを買ったほうがずっと安上がりだわ!」と思うことがしばしばあります。
何を食べるか?どんなものを買うか?どこで買うか?それらの要素を含めて判断する必要があるということです。

結局のところ、自分の生活を作るのは自分です。世の中にあれこれとあふれている節約術は確かに役立つこと、参考になることもたくさんあります。しかしそれをそのまま真似しても他にしわ寄せが行くようなことにもなりかねません。
今回は私自身が実践していることを長々と書いてみましたが、これが全ての人にとって正解というわけではありません。私が他の記事を読んで感じたように、こんな方法ではとても節約なんてできない!そう感じる方もいるはずです。
一番確かな方法とは、自分が気持ちよく生活するためにどうしたらいいのか?そこを第一に考えて、自分の生活にあった節約方法を自分で作り出すことだと思っています。