築地といえば、まぐろをはじめ、ウニ、いくら、すじこ、たらこ、貝 etc。。。
買いたいものは盛り沢山ですが、築地市場の場内は豊洲に移転となってしまいました。
では、場外は?といえば、もはや外国人観光客が大勢押し寄せて、まるで年末のアメ横状態です。
これが週末の昼ともなれば、アメ横を通り越し、原宿竹下通りの芋洗い状態になり、もはやおしくらまんじゅう、歩くのも一苦労といった状況です。
とはいえ、何故か「築地」へ降り立つと、パブロフの犬が如く、「どうしよう⁉︎ 何か買わなくちゃ!」と気が急いるのだから困ったもの。
とりあえず『角山本店』さんで生麩や麩まんじゅうは絶対です。
そしてもう一つ、ついつい買ってしまうのが「焼売」シュウマイです!
私、シュウマイが大好きなのです。餃子も好きですが、これは自分で作るのが一番好み。しかし、シュウマイは違います。外で買ってきたものが好きなのです。
場外では魚介は買わずともシュウマイだけは提げて帰ります(笑)
さて、現在築地場外には2軒、シュウマイの買えるお店があるのですが、どちらへ行くかはその時の気分次第。
それぞれの店でお目当てが違うからです。
まずは。。。
幸軒のしゅうまい
とにかくジャンボな焼売です。ざっと普通サイズの焼売の3つ分くらいでしょうか。
どれくらい大きいか、くるみを置いてみました。割と大き目のくるみですが、それよりもさらにジャンボな焼売です。
大きくて、もはや皮にはおさまらず、形もかなり大胆、自由奔放です(笑)
私はこちらにカラシをつけ、ウスターソースをかけて食べるのが好きなのです。
ご飯のおかずとしての焼売ならお醤油ですが、この焼売は私の中では肉饅などおやつを食べる感覚なので、ブルドックのウスターソースです!
お味の方はといえば、肉オンリーではないふわふわ食感で、見た目よりも軽くいただけます。
そしてこの焼売、ちょっと甘くて生姜の香りがします。よーく見ると、生姜の繊維が結構入っているのが分かります。
その通り、甘くて生姜風味の焼売で、なんだかクセになります。
そして、もう一軒。
魚河岸飲茶専門店 菅商店
大山鶏シュウマイ
菅商店へ出向くお目当てがこの鶏シュウマイです。
「シュウマイといえばポークでしょう!」と思いがちですが、これは想像以上にイケます(笑)
鶏肉を使用しているため、ポークに比べるとかなりあっさりとしているのですが、しっかりと味がついていて美味しいのです。
小さな軟骨が混ぜ込んであるので、コリコリとした食感がクセになります。
このシュウマイはお醤油やおソースなどつけず、そのまま食べるのが一番美味しい気がします。
『菅商店』さんには3種類のシュウマイがあります。私はいつも鶏シュウマイですが、今回は比較のために他の2種類も買ってみました。
ジャンボシュウマイ
まず、ジャンボシュウマイ。大きさ的には幸軒さんのシュウマイよりも一回り小さいかなといったサイズです。
豚肉と玉ねぎのオーソドックスなシュウマイで、お味の方もシンプルです。
食感としては粗挽き感があるので、もっとお肉お肉しているかと思いましたが、全体的に割とあっさりとしています。
手作りプチ肉まん
肉まんは娘のおやつ用に買うのですが、もちろん私も食べます(笑)
フカフカとした皮はほんのりと甘く、中のお肉はぷりっとした弾力、そしてコクがあって、いいお味です。
プチなので主食にはものたりませんが、おやつや夜に小腹が空いた時などには最高です!
他にも春巻やら小籠包などがあるようですが、私はシュウマイと肉まんしか食べたことがありません。
特に理由はないのですが、何故か他のものは目に入らないようです(笑)
築地市場移転前は、朝ごはんを食べるついでにお買い物をしたり、年末の買い出しなど年に数回は足を運んでいた築地ですが、今はなかなか行く機会もなくなりました。
あの混雑に立ち向かう気力がないせいもあります。。。
それでも築地へ行くと、少し遠回りしてでもお持ち帰りしてしまうのがシュウマイなのでした。