疲れていたのか、街中を歩いている時、唐突に
「餡子が食べたい!それも、粒あんのおはぎ!」
そう思ったのでした。
そのようなことは決して珍しいことではありませんが、この時はいつもにも増して強く思いました。
そこから一番近い和菓子屋さんはどこか?頭の中にある甘いものマップを広げてみたところ、ヒットしたのが『仙太郎』さんです。
あの大葉入りのおはぎが看板の京都の和菓子屋さんですが、東京でもいくつかの百貨店に店舗があります。
お目当てのおはぎを買うとき、当然他のお菓子も目に入るのですが、そこにこれまで食べたことのないものが。。。
あぶり餅
朝搗きのぽてっと厚い小判型に伸ばされたお餅は、表面がこんがりと焼かれています。
焼いたお餅の香ばしさに、モチモチと歯応えのあるお餅の食感が最高です。
中にはたっぷりの粒あんが挟んであり、想像以上に美味しかったです。
こちらは12月のみ、1ヶ月間の期間限定だそうです。
黒豆大福
ちょっと小振りのお大福に、大きな丹羽産の黒豆がゴロッと入っています。
もっちりと厚めの皮に塩気の効いたお豆は、食べ応えがあります。
そして、中はもったりと水分量多めのこってり系こし餡。
お大福は粒あん派ですが、これくらいパンチのあるこし餡なら大満足です。
この黒豆大福はいつもあるわけではないようです。私も初めて見つけたので思わず買ってしまったのですが、なかなか美味しかったので、また見つけた際にはリピートするつもりです。
黒むし
沖縄産の黒糖を使った蒸しカステラで、『仙太郎』さんの中でも大好きなお菓子の一つです。
黒糖の香りと甘さがたっぷり。
丹羽産の大納言小豆で作られた硬めの粒餡がほんの少し、巻き込んであります。
この量がまたバランスよく、皮の美味しさをより引きたたせてくれています。
同じようなお菓子で、浅草『亀十』さんの『松風』があります。こちらの方が昔からのご贔屓ではあるのですが、『仙太郎』さんの『黒むし』は『松風』よりもふんわり感が強く、黒糖の風味もよりダイレクトな印象です。どちらも負けず劣らず美味しく、大好きなお菓子です。
そして、もちろんこちらも。
そもそもこちらがメインでしたが、過去記事にも確か出てるので、お写真のみサラッと。
おはぎ
粒あんときな粉。
きな粉は中にこし餡が入っています。
以上、全部食べて、あの衝動的なまでの餡子欲を満たしたのでした。。。
が、この後「ちょっと食べすぎたわ」と思い、摂取した糖分を分解しようと必死で筋トレに励んだ夜なのでした(笑)
(筋トレで分解できる?)