お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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よく眠れない、眠りが浅い原因。コロナ不安による不眠が主婦の生活や健康に与える影響と改善策。

全国的に緊急事態宣言が解除される中、東京を始め首都圏や北海道は相変わらずの状態です。

新型コロナウィルスへの恐怖も、なんとなく薄れてきた感がありますが、コロナ以前と以降ではやはり生活サイクルも変わり、なかなか新しい生活に順応できないという人もいるのではないでしょうか。

私も今回ばかりはこれまで体験したことのない生活に、知らず知らずのうちに影響を受けていました。

少し前のこと、ちょうど新型コロナによる自粛生活が始まった頃のことですが、不眠というものを初めて経験しました。
こんなことは生まれて初めてのことです。

現在はすっかり解消されましたが、眠れないというのがどれほど辛いものか、話には聞いていましたが、なるほどこれは困ったことになったものだわ。。。とわかりました。




不眠

いつもなら、お布団に入るとまるで全身麻酔でしたの⁉︎というくらい、スッと眠りに入り、いつ眠りについたのか記憶もないほどでした。

それが、なかなか眠りに入ることができず、何度も寝返りをうち、ようやく眠れたと思ってもその眠りは浅く、ちょっとの物音で目覚めしまったりします。
おまけに肩や腕の痛みもあったので、角度が変わるとまたズキーン!ときて目覚めてしまいます。

そしてまた暗闇の中、もんもんと寝返りを打つことを繰り返す。。。

そんな具合です。

基本的に早寝早起きを習慣にしているので、いつも4時〜5時の間には起床しますが、夜眠れないとなると困ったことになります。

長年の習慣でアラームをかけずとも、いつもの時間になると目覚めてしまいます。ここで二度寝でもすればいいのでしょうが、それをするのはなんだか気持ちが悪いといいますか、どこか自分の中で「朝はしっかり起きる」と決めていることもあり、目覚めれば起きてしまうのです。

しっかりと睡眠をとっていない状態にも関わらず、朝から家事などをしていると、昼過ぎには電池切れとなり、激しい睡魔に襲われます。
そこでソファーで一休みなどしていると、これがまたよく眠れるのです。

そうなると悪循環で、夜はまた眠れなくなります。しかし、以前であればたとえ何時間お昼寝をしようと、夜はしっかりと眠れたのです。

ここで、サイクルが乱れているせいで眠れないのだろうと、どんなに睡魔に襲われようともお昼寝をせずに過ごし、夜はいつも通り眠ろうとするのですが、やはりよく眠れません。

寝不足が重なり、軽い頭痛がしたり、なんとなく身体が怠かったりと、まったく調子が出ないのです。

更年期による不眠

これが私だけかと思ったら、なにやら同年代のお友達も「眠れない」と言っている人が結構いて、昔から不眠の人などは更に酷くなったと言います。

不眠知らずだった私までもが眠れないというものだから、みんなに驚かれています。

これは一つに更年期の影響もあると、お友達の一人は医師から指摘されたといいます。
ホルモンのバランスが崩れたり、自律神経がうまく整わなかったり、「なんとなく」感じている微妙な不調も不眠の原因になるそうです。

しかし、私は50を過ぎて人並みの更年期とも思える症状を自覚しても、眠れないということだけはありませんでした。

そんなことから、私の不眠の原因は更年期とは関係ないとは言わないまでも、大きな原因ではない気がします。





不眠の理由

それでは、なぜ熟睡できないのか?

不眠に悩むお友達の話などから色々と話しを聞いたりした上で、自分の生活を考えてみると、いくつかの思い当たることが浮かんできました。

運動不足

普段はランチだお買い物だと、一日中外で過ごしていたものが、今は一日中家の中です。
身体を動かすといっても、家の中をお掃除して回るくらいのもの。運動量もたかが知れています。

おまけに自粛生活でコロナ太りしたせいもあり、代謝も悪くなっているのでしょう。

生活サイクルの乱れ

これまでは朝、夫や子供を仕事や学校へ送り出し、午前中に家事を済ませるなど、朝から忙しく動き回っていたものですが、今は一日中家にいるので、慌てて済ませる必要もありません。そのせいで、なんとなく朝一でやるべきことを先送りしてしまい、寝る時間が押してしまったりします。
朝はいつもと同じ時間に起きていますが、睡眠不足から眠くなって長いお昼寝をしてしまったり、これまでのような規則正しい生活が乱れてしまっています。

漠然とした不安

新型コロナによって私達の生活は一変しました。そうは言っても、専業主婦なので特にお仕事や収入の心配をすることもありません。
「もしや、コロナ感染⁉︎」などという体の不調もなく、これといって不安になるような要素もありません。
しかし、全く不安がないわけでもありません。

これは一言で言えば「漠然とした不安」といえるもので、コロナによって少なくともこれから数年は社会が変わっていくであろうこと。激変するというのではなく、イメージ的には真綿で少しずつ首を絞められていくような感じとでもいいましょうか。
今はよくても、これから半年後には社会が、自分の生活がどう変わっているのか、具体的な想像ができないことで、不安が起こってくるのです。





不眠改善のためにしたこと

不眠を解消するために眠剤などの助けを借りている人もいますが、私はあまり薬などは使いたくないので、上記に挙げた原因を避ける生活を意識してみることにしました。
その結果、1ヶ月ほど悩まされていた不眠もいつの間にか解消され、最近はすっかり眠れるようになりました。

規則正しい生活

これはもう基本中の基本であって、しっかり生活をしていても不眠を解消できない人は多くいます。

ただ、自粛生活によって、誰もがこれまでとは違ったルーティンで生活することになりました。
本人はきちんと生活しているつもりでも、体内時計が微妙にズレてしまっているとも考えられます。

私の不眠が解消できた一つの理由は、自粛ありきの新しい生活に慣れてきたせいとも言えます。
新しい時間割に慣れ、それが習慣化されたことも大きな要因になっているのでしょう。

運動

以前のようにフラフラとウォーキングはできませんが、早朝や夜間にトレーニングへ行く外国人夫にくっついて、少しだけ身体を動かすようになりました。
とはいえ、運動は苦手なので大したことはしません。軽くスクワットやストレッチをして、あとは30分ほどブラブラと歩くくらいですが。。。

これだけでも、まったく体を動かさない時とでは雲泥の差があり、運動になっているかどうかはともかく、気持ち的にもスッキリします。

お風呂

寝る前にゆっくりと温かいお風呂につかってリラックスするようにしました。
気温が上がってくると、どうしてもシャワーだけで済ませてしまいがちですが、やはり湯船につかるのは気持ちの良いものです。
気持ちや身体をほぐして、落ち着くのには一役かってくれているのだと思います。




新しい生活に順応すること

上記以外にもコロナによって変わった生活やコロナ感染に対するストレスが、次第に軽減されたことも不眠改善の一つであったと思います。

それほど自覚はありませんでしたが、思ったよりもストレスはかかっていたのかも知れません。それが自粛生活が続くうちに、新しい生活スタイルに慣れ、自ずとストレスも軽減されたのだと思います。

東京も徐々に感染者数が減少してきているので、この調子でいけば来週には緊急事態宣言が解除されることでしょう。
それでも新型コロナウィルスの危険が去ったわけではありません。一説によれば今年の秋冬が本番になるのではないかというお話もあります。

まさに新型コロナとの共存という生活をこの先長きにわたり過ごしていくことになります。
これまでと同じような生活が出来ないとなれば、新しいスタイルを確立し、それに慣れるしかありません。

なにはともあれ「健康第一」です。どんな理由であれ、不眠になってはなに一ついいことはありません。
昔は「眠れないなら眠らなければいいじゃないの!」などと言っていましたが、この歳になるとそれは傲慢であったとわかります。
質の良い睡眠は、メンタル、フィジカル両面の健康を考える上でもとても大切なこと。
しっかりと眠れるように、新しいスタイルの生活を整えていこうと思っています。