お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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50代のダイエット再び。2ヶ月で5キロ減目標だけど、その1キロが遠い。自粛太りを解消するためにしたこと。

「コロナ太り」「自粛太り」などという言葉をよく耳にしますが、それだけ自粛生活で太ってしまった人が多いということなのでしょう。

私も例に漏れず、太りました。それも思いっきり5キロは余分なお肉がつきました。

5キロで思い浮かべるのは、お米の袋です。あの重さ、あの量がわずか2ヶ月程度で身体に張り付いたとは驚きです。

当然ジーンズはきつくなり、ベルトの穴も一つずらさなければ入らなくなりました。

2、3キロならともかく、4、5キロともなると、見た目でもはっきりと「太った。。。」と、わかるのです。





太った原因

何故そこまで太ってしまったか?
これは簡単です。コロナ感染予防のために免疫アップに勤しんでいたからです。

私流免疫アップの方法は3つ。

「食べる」
「寝る」
「ストレスを溜めない」

これを徹底することで、自然と体重は増えます(笑)

普段はそこにウォーキングや簡単な筋トレを加えて体型維持をしていたのですが、コロナ禍では外出も控えていたため、ウォーキングも中止していました。

筋トレも自粛中の運動不足が原因なのか、五十肩が悪化。とにかく夜も熟睡できないほど痛むことも多々あり、筋トレなどやる気もしませんでした。

そこに追い討ちをかけたのが主治医の言葉です。
検査に出向いた際、何か気になることはないかと問われたので「太ってしまい困っています」と訴えたところ、、、

「太れるんなら、元気な証拠だね」

そう言われたのです。
全面的信頼を置いている主治医の言葉に、「ああ、私は健康なのね」と妙な安心感を覚えた私は、同じ「食べる」「寝る」「ストレスを溜めない」生活を続けたところ、ドカンと太ったのでした。

食事制限開始

さすがに見た目でわかるほど太れば、洋服も合わなくなりますし、この年齢だと成人病の心配も出てきます。

コロナ自粛も解禁になったことだし、元に戻さなきゃと思ったのが6月に入った頃だったでしょうか。

まず、食事の内容や摂り方を変えることにしました。
好きなものを好きなだけ無節操に食べていたら、これまでと変わりありません。

そこで幾つかの決め事を作りました。

食べる量を減らす

まずは全体的に食事の量を減らすことにしました。若い頃から意識していないとお腹いっぱい食べてしまうので、腹8分目で抑えるよう気をつけました。

食事をする際にこれまでの半分くらいを目安にし、多少物足りなく感じてもとりあえずお腹が満たされればそこでストップ。

食べる量が少なければ、それだけ摂取カロリーも少なくなります。

1日2食

1日の食事回数は基本的に2回。別に朝昼晩の3食でよかったのですが、朝それほど空腹を感じなければ朝ご飯は食べずにお昼ご飯の時間を早くして、晩ご飯の時間も早め、夕方以降は食事をとらないようにしていました。

食事内容

炭水化物はちょっぴり、あとは野菜とお肉が中心です。
私はとにかくお肉が大好きなので、これがないと力がでません。

これまでであれば、ステーキか焼肉に野菜サラダが定番でしたが、今回はちょっと違います。

それは自粛中にハマった韓流ドラマからヒントを得た食です。

ドラマを観ていると食事のシーンがよくでてくるのですが、これが本当に美味しそうで。。。
元々韓国料理は大好きなので、これをダイエット食にできはしないか?と考えたのです。

まず純豆腐(スンドゥブ)と言われる汁物などは、お腹に溜まりやすいので、量もそれほど多くなくてもお腹は満たされます。
物足りなければ、少しだけご飯を入れたりキムチを摘んだりもします。

次にお肉です。韓国料理でお肉といえばプルコギやサムギョプサルなどを思い浮かべますが、家庭ではなんでもありです。
豚のバラ肉でも牛肉でも挽肉でもなんでもOK。シンプルに胡麻油と塩胡椒でサッと炒め、それをサニーレタスやサンチュなど柔らかい葉物で巻いて食べます。この時、お肉と一緒にナムルやキムチを挟むとなおよし。そして美味しいコチュジャンがあればさらに美味しくいただけます。

油を控えたければ「ポッサム」スタイルで、調理法を茹で豚に変えたり、バリエーションをつけることもできます。

私はほとんど毎日そんなものを食べていました。今も食べています(笑)

毎日同じでもほとんど飽きることがなかったのは、韓流ドラマを観ているせいです(笑)
空腹の時にドラマで美味しそうな食事のシーンなどを観ると、脳内が「韓国料理食べたい。。。」という気持ちに満たされます。その時こそが食事のチャンスです。
「食べたい」思った時に食べるからこそ、飽きることもありません。

発酵食品

私は生まれも育ちも東京ですが、あまり納豆を食べません。決して嫌いなわけではなく好きなのですが、半分は外国人に生活を牛耳られている家庭なので、納豆を食べる習慣がいつ間にかなくなってしまいました。
同じく味噌汁もお漬物も、日本人の食卓には欠かせないものも我が家ではほとんどありません。

そんなものの代わりに食べているのがキムチです。
韓国料理に合わせてそのまま食べるのはもちろん、鍋やスープ、チャーハン、肉や野菜と炒めてもOKの万能発酵食です。

お菓子は適度に

いくらダイエット中とはいえ、お菓子だけはやめられません。これをやめてしまってはストレスになるので、カロリーなどは考えず好きに食べることにしていました。

ところが、これをやっていると、いくら食事内容を変えても、なかなか痩せることができません。。。

そこで食べる時間と量をしっかり決めることにしました。

まずしっかり甘いものを食べるのは、午後3時にしました。この時間はBMAL1という遺伝子の働きで、甘いものを食べても吸収しづらいといいます。
食べても太らないという人は、生まれつきこのBMAL1遺伝子が強いという話も聞いたことがあります。

午後3時以外に食後など甘いものが欲しくなったときは、クッキーを数枚ポリポリするくらいで我慢しました。。。

完全に甘いものをやめればきっともっと早く減量することができたと思いますが、ダイエットのせいで免疫が下がっては元も子もありません。
好きなものを止める選択肢はありませんでした。

それでも、コロナ以前と比較すると、お菓子の摂取量はかなり少なくなりました。
以前であれば、もなかやおまんじゅうを一個だなんて、考えられませんでした。
お大福さんならいっぺんに3つくらいは軽く平らげていたので(笑)

食事同様に食べる量が減れば、それだけカロリーも抑えられるのです。






2ヶ月弱経過

そんな感じで、のんびりゆるりとストレスフリーなダイエットをしてきましたが、2ヶ月近く経過して、まだ元の体重には戻っていません。

重さから言えばあと1キロくらいは落とさないと元には戻りませんが、タイトな服などを着た際は、体型が戻りつつあるのがわかります。

元々体重にはこだわらず、手持ちの服がスッキリと着られることが基準なので、なかなかうまい具合にいっているとは思っています。

今回はあまりに大幅増量してしまったので、体重計にのって確認はしていましたが、すぐに痩せなければいけない理由もありません。

過激なダイエットをしているわけではないので、ゆっくり元に戻ればいいとのんびりと構えています。

当たり前のことをすれば痩せる

この数年、太ってしまった時は色々なダイエットを試してきました。
割と活動量が多いせいか、よく食べる割にはうまく体型維持ができていたのも、そんなダイエットによる経験から、どうしたら健康でいられるかを考えながら、調整してきたからと言えます。

今回、予期せぬコロナ太りで、久しぶりに食事制限など、ダイエットのようなことをしてみましたが、痩せるにはどうしたらいいか?その答えはたった一つと再確認しました。

「食べなきゃ痩せる」

その一言に尽きます。

そうは言っても、健康を保つ上で食べることは必要不可欠であり、時にエンターテイメントとしての楽しみを得られるのが食です。

そこにはちょっとした意志の強さという、メンタル面も重要になってきます。

しっかりと自分の血肉となるもの(脂肪ではなく)を摂りながら、なおかつ美味しいものを楽しみながら痩せるのは言葉でいうほど簡単ではありません。

今回のダイエットでも、途中で様々な誘惑や邪魔が入りました。
これはほとんどが外国人夫の仕業なのですが、ダイエットをしているのを知りつつ「そんな痩せなくても大丈夫だよ」と、頻繁にケーキやチョコレートなど甘い甘い洋菓子を提げて帰ってきます。

それをあえて無視していると、きちんとお皿に乗せてわざわざ私の目の前に運んできて食べさせようとするのですから、まさに不可抗力です。

私がソファーにゴロリとしながら韓流ドラマなどを見ていると、そこにまたクッキーやお煎餅などをお皿に盛ったものを、目の前に置いていきます。。。

多分、自分一人で食べるよりも誰かと一緒に「美味しいね」と言いながら食べたいのだと思いますが、私からすれば、これはなんの嫌がらせ⁉︎と思うほど、私にお菓子を食べさせようとするのです。

「食べなければ痩せる」はいうが易しで、実戦はなかなか難しいのが本当のところです。

自分にあったダイエットを見つける

ダイエット記事などを読んで参考にするのも知識をつける分にはいいと思いますが、まるっきり同じにしても結果まで同じになるわけではありません。

人それぞれ体質もありますし、生活様式も違えば趣味嗜好も違います。

まずは自分の身体を知ることが一番です。その上で、色々なダイエットを試してみて、何が一番自分にとって効果的か、またストレスがなくて済むかなど、自分で見つけることです。

ただ、基本的に太るということは、それだけ余計なカロリーを摂取しているということ。痩せている人は余程特別な体質でもない限り、食の細い人がほとんどです。
逆に太っている人は、カロリーの高いものをたくさん食べています。

ちょっとダイエットに迷った時は、食べる内容と量を再考してみるといいでしょう。

ここを少し改善するだけで、時間は多少かかったとしても、少しずつお肉は落ちていくはずです。

私も梅雨が終わる頃までは、ウォーキングも行けそうにないので、もう少し今の生活を続けていくつもりです。
そして、元の体型に戻ったら、今度は体型維持のためにできることにシフトします。

健康を維持しながらも、見た目もスッキリ、さらには食を楽しむ。これが50代のダイエットの目指すところです。

あと1キロ。。。ストレスにならない程度に、早々に決着をつけたいと思っております!(笑)