気づけばとうにエピファニーも過ぎ、とりあえず毎年欠かさなかったガレット・デ・ロワも今年は一つも買いませんでした。
買おうと思っていたものがありましたが、予約の時点で既に売り切れ。それなら無理をしてまで買うこともあるまいと、用意しませんでした。
フェイヴのコレクションは増やしたかったですが(笑)
夫や子供達からも特にリクエストはなかったので、食べたいと思ったら、作ろうと思います。
宗教的な縛りもないので、エピファニーではなくても、純粋にお菓子を楽しむことはいつでもできます。
昨年末に、どこかの記事で書いたとおり、今年はイベント情報に右往左往することなく、のんびりと本当に食べたいお菓子だけを楽しむことにしています。
そんな「いま食べたいお菓子」が、花びら餅です。今年はハマりにハマってしまいました。
今日のレビューもまた花びら餅です。
本日は京都で200年以上の歴史を誇る老舗『鶴屋𠮷信』さんの花びら餅を。
東京にも百貨店などにこちらの店舗はありますが、生菓子をお取り扱いするお店は限られています。
日本橋の高島屋、三越本店、新宿は伊勢丹と小田急百貨店(こちらは今年、建て替えのため休業とか…)、池袋の西武百貨店くらいです。
今回は新宿の伊勢丹からお持ち帰りしてきました。
こちらは3個入り。新年5日くらいまでは、店頭に並んでいて予約なしでも購入できますが、それ以降は予約のみだそう。
他にもお菓子があるし、食べ切れるかしら。。。後から食べたいと思っても予約するのは面倒だし。。。などと迷いましたが、賞味期限が5日ほどあったので、お持ち帰りすることに。
結局、翌日にはすっかり完食してしまい、取り越し苦労でしたが(笑)
御所鏡 花びら餅
3個入 ¥1,620(税込)
こちらの3個入りは店頭販売のみ。5個入り(税込¥2,700)は、『鶴屋𠮷信』さんのオンラインショップでお取り扱いしています。
縁起の良い松菱の模様を施した薄紙に、一つ一つ包まれています。
こちらは、もちっ、ふわっとした厚めの求肥が使われていて、なかなか甘さがあります。
中に赤い小さな羊羹のような食感の紅餡が包まれていますが、これが小さいながらも濃厚な味わい。
牛蒡は一本、しっかりとした風味があり、蜜漬けのしっとりとした甘さと食感を残しています。
味噌餡は水分量少なめでカチッとした印象ですが、舌触りは絹のようになめらか。お味噌のよい香りがふわりと香ります。
この味噌餡がとても美味しかったので、もっともっと欲しい!おもちがぷっくりと盛り上がるくらい入れて〜!
などと、思いましたが、この量がお味を決める最適バランスなのでしょうね。。。
ところで、少し前の記事で、今年初めて「花びら餅」を口にした夫の感想について書いたことがありましたが、度重なる花びら餅体験に、テイストの変化が見られました(笑)
最初は「interesting 」という、よくわからないものだったため、外国人にはこの美味しさはわかるまい。。。と思っていたところ、今回は違う感想が出てきました。
「素晴らしい!」です。。。
どうやら『鶴屋𠮷信』さんのお菓子が、お口に合ったのか、とても美味しかったそうです。
もちろん、「美味しい」に異存はありませんが、今年いただいた花びら餅は、お世辞を抜きにして、本当にどちらのものも美味しかったのです。
多分。。。こちらの求肥の食感と甘さが、好みにばっちりとハマったのだろうと思います。
来年は検証するためにも、ズラリと並べて「食べ比べ」をさせてみようかしら(笑)
www.hw-frankie.com
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