そろそろ松の内も明けるので、お正月気分も薄れてきました。
季節を逃さぬうちにご紹介したいのが、京都の和菓子店『二條若狭屋』さんの迎春菓子です。
以前からお試ししたいと思っていたお菓子の一つでしたが、なかなか東京ではお目にかかることがありません。
おそらく年末年始、京都でしか手に入らないお菓子だと思います。
今回、「味噌餡に開眼した！」と言っていたことからお裾分け頂き、念願叶って味わうことができました！
絵馬
たまご煎餅と言っても、パリパリのお煎餅ではなく、半生の柔らかい生地です。
絵馬の形をしたこの時期限定のお菓子で、その年の干支の焼き印がほどこされています。
絵馬の形をした平たい生地はとても薄いお作りですが、その中にはとっても美味しい味噌餡が入っています。
卵の風味広がる生地は、ほんの気持ちサクッとした歯触りがありますが、柔らかい焼菓子のよう。
絵馬を下げる紐が本物の昆布なのも凝っています。
ほんのり塩が効いていて、甘さを引き立ててくれるよう。もちろんこちらも頂きます。
薄いお煎餅にサンドされているのが味噌餡というのも、変わっています。
甘さとわずかな味噌の塩が効いていて、とっても美味。。。
なんとも奥深い味わいで、ちょっと感動もの。。。
花びら餅もそうですが、このようなお菓子が普通に買うことができてしまうのが京都なのですねぇ。。。
年末年始の京都を訪れて、こんなお菓子を存分に楽しみたいなと、早くも次のお正月に思いを馳せております（笑）
願わくばですが。。。
