東京だけでもおすすめの和菓子は数あれど、やはりこれをなくしては語れないという唯一無二の「最中」といえば、こちら。
『御菓子司 中里』さんの揚最中です。
店舗は北区中里に本店があります。
ほとんど行くことのないエリアなので、東京駅の大丸東京店へ行くことが多いのですが、こちらは少し時間が遅いと売り切れていることもあったりします。
そんな『揚最中』が和菓子縁日で並んでいたので、久しぶりに「食べたーい!」とおひとつお持ち帰りしてきました。
揚最中
3個入 ¥559(税込)
消費期限 翌々日
最中にしては若干短めです。
お箱の蓋を開けただけで広がるごま油の香り。
最中種をごま油で揚げ、あんこをサンドしたという、なんとも異色な最中。
パリパリっとした最中種からジュワッとごま油、そして表面にパラリと振られた塩が素晴らしいアクセント。
濃厚な香りの最中種に負けない力強いあんこ。まったりとしたつぶあんで、しっかり甘さもあります。
この最中種とあんこの組み合わせがたまらなく美味しく、これだけの個性あるお味でありながら、何度頂いても飽きることなく、むしろクセになる味わいです。
最中種のパリッと感が失われているなと思ったら、オーブントースターやフライパンなどで軽く炙ればOK。
より美味しくいただけます。
一般的に想像される「最中」とはまったく違った味わいのこちら、東京を代表する銘菓の一つとしておすすめです。
『揚最中』はこの店の看板商品ですが、もう一つ『南蛮焼』というお菓子があります。
こちらも私は大好きで、高島屋さんの『銘菓百選』では揚げ最中と南蛮焼の詰め合わせがあります。
毎日ではなく入荷日が決まっていますが、ちょっとだけお試ししてみたいという方にはこちらが便利かと思います。
www.hw-frankie.com
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