お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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長野旅行記 2019年8月 戸隠神社を巡る①長野駅から戸隠高原フリーきっぷを使用、参拝+うずら家で蕎麦を楽しむ。

8月の長野旅行では、戸隠まで足を延ばしてきました。
戸隠神社と言えば、いまや有名なパワースポットになっているといいます。一度は足を踏みれてみたいもの。。。そう思いながらも山歩きには自信がありません。しかし、食べる目的が一緒であれば話はまた別です(笑)

美味しい戸隠蕎麦と蕎麦がきが目的に加わったので、思い切って戸隠神社を回ってみようと思ったのです。

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二泊三日の短い旅の中、食べたいものを食べ、見たいところを回ろうというのなら、まずは計画を立てねばなりません。

東京にいると、バスや電車は数分おきにやってきますが、その感覚でいると大きく予定が狂うことになります。
これは若かりし頃、仕事で地方を歩きまわった際に学んだことです。
地方では大きな駅前ならともかく、さらに奥へ行くと、バスが1時間に一本はおろか、数時間に一本というところもあるので、公共の交通機関を使用する場合は、心しておく必要があります。

旅の計画を立て、交通手段の時間を把握しておくのは、無駄なく旅をする上で最も大切なことなのです。






長野駅から戸隠へ

戸隠まで行く一番の目的がお蕎麦なので、そのお店の開店時間などを考慮に入れてスケジュールを立てることに。

まずは交通手段です。
戸隠神社は長野駅から車で約1時間ほどかかります。今回は新幹線での一人旅。車がないので、戸隠までは公共の交通機関を利用することになります。

そこで調べてみると、戸隠行きのお得なチケットがあるではありませんか。

『戸隠高原フリーきっぷ』

これは戸隠周辺を回るためのチケットで、長野駅から戸隠高原へ移動できる上、通用開始日より戸隠エリアを5日間乗り放題できるというもの。


大人 ¥2,600(子供 ¥1,300)

戸隠神社は五つの社があり、もちろん徒歩で全てを回ることも可能ですが、途中途中でバスを使い、時間と労力を節約することもできます。
そんな時に便利なのがこのチケットです。

チケットの取り扱いはアルピコ交通

長野駅からなら善光寺口から出て、大通りを渡り、ちょうどホテルメトロポリタン長野の向かいにあります。

ここから戸隠高原行きのバスも出ていますので、チケットを買うついでにバス停と発着時間の確認をしておくといいでしょう。

このバス停は戸隠高原行きだけでなく、高速バスなども止まるので、間違いのないように並びましょう。

時刻表を確認すると。。。
奥社参道入口まで行ける戸隠高原行きは、7時ジャストが始発となります。平日に中社までなら7時台にもう一本ありますね。


フリーきっぷの注意点

一つ注意が必要なのは、長野駅から乗車し戸隠高原へ行き、また長野駅へ戻る場合です。
こちらは5日間乗り放題となっていますが、一度戸隠から出て長野駅まで戻ってしまうと、たとえ一日しか使用していなくても、チケットは無効となります。

つまり、戸隠周辺に滞在しての観光であれば5日間乗り放題ですが、長野駅より往復してしまうと、そこで終わりということです。

長野駅周辺に宿をとっている方などは、一度戻ることになると思いますが、そこで翌日再度戸隠へと思っても、チケットは使えませんので注意が必要です。






それでもお得なフリーきっぷ

しかし、たとえ一日だけでも、このチケットで十分に元がとれます。

長野駅〜戸隠奥社入口まで、片道¥1,350なので、単純に考えて往復¥2,700。
長野駅〜戸隠中社の往復切符を利用すれば¥2,250ですが、そうなると中社から奥社までは徒歩となります。

長野駅から奥社までバスで行こうという方、また戸隠エリアをバスで移動したいという方には、こちらのフリーきっぷが断然お得です。

フリーパスなので乗り降りするたびに小銭を用意して乗車賃を支払うという面倒もありませんし(笑)

また、きっぷを提示すれば所定の施設(お蕎麦屋さんなど飲食店、戸隠民族館、チビッ子忍者村など)で割引が受けられるなどの特典もあります。
私もそれを利用して『うずら家』さんでのお食事で割引していただきました!

ちなみに、善光寺までの片道切符(¥150分)もついています。当然こちらも利用して善光寺まで行ってきました。

さて、そんなお得なチケットを無事にゲットしたら、マップなどを頂き、旅の計画を練ります。

※戸隠高原フリーきっぷの現物は写真を撮るのを忘れました。
長野駅で降車する際に渡してしまったので残念ながらありません。。。






戸隠神社

戸隠神社は奥社、中社、宝光社、火之御子社、九頭龍社の五つからなる神社です。

それぞれの場所へ徒歩で数十分かかる場所に点在しているので、こちらをすべて徒歩で回ろうとすれば、ゆうに3時間ほどはかかることになります。

位置関係としては下記地図のようになっています。


画像は戸隠神社ホームページより拝借

こちらをゆっくりと徒歩で回るのもまたいいものではありましょうが、時間の方はともかくとして、アラフィフ としては体力的な問題もありますし、お蕎麦を食べる目的もあります。

そこで、戸隠高原フリーきっぷを使用し、途中バス移動を挟みながら、回ることにしました。

五つの神社をどのような順番で回るか?
もしや、約束事のようなものがあるかも?
そう思い調べてみたところ、そのような決まりごとはないようなので、自分のスケジュールに合わせて回ることにしたというわけです。







今回は戸隠に出向く大きな目的である『うずら家』さんというお蕎麦屋さんの場所と開店時間がキーです。

場所は中社のすぐそば、開店は10時30分ですが、大変な人気店のため、少し前には到着したいところ。
10時に『うずら家』さんのある中社に到着していなければいけません。

朝、早くも遅くもないという、なかなか微妙な時間帯です。

私は朝方人間で、普段から行動するに早朝であるに越したことはないと生活しているので、お蕎麦を食べる前に神社参拝をすることにしました。

長野駅より戸隠高原フリーきっぷを使い戸隠入する場合、始発は7時です。
戸隠到着がだいたい8時とすると、お蕎麦屋さんへ行くまでに2時間はあります。

それならば、まずは元気のある朝一に一番遠い奥社と九頭龍社を参拝してくる計画に。

7時 長野駅出発

8時 戸隠奥社参道入口到着、
奥社、九頭龍社をゆっくり巡り、参拝。

10時前までには奥社参道入口に戻り、10時過ぎに中社へ到着するバスに乗る。

10時半〜中社近くの『うずら家』さんでお蕎麦ブランチ。

12時 〜中社、火之御子社、宝光社の三社を参拝。

ざっとこんな予定で動くことに。






いざ戸隠へ出発!

当日、出発する10分前にバス停へ行くと、すでに6人ほどの人がバス待ちをしていました。朝一でも結構いるものですね。
そして発車する頃にはほぼ全席埋まるくらいの人が乗車してきました。

ほぼ定刻通りにバスは出発。
こちらは直通運転のバスではないので、途中のバス停で人が乗ってきます。
ほぼ満席で立っている人もちらほらいるくらいの混雑具合です。

外の景色などをボケ〜と眺めながら揺られること約1時間、ほぼ予定通りの時間に奥社参道入口に到着。

よしよし!ここまでは予定通り!

さて、いよいよ戸隠神社参拝です。

※こちらは2019年8月末の情報です。年度や季節により変更等もあるかと思いますので、行かれる方は改めてご自身で確認をして下さいね。
こちらアルピコ交通さんのサイトです。

www.alpico.co.jp


②につづく。。。

長野旅行『善光寺』一生に一度は訪れたい!おすすめの見どころとご利益あるかもな参拝体験⁉︎

今日はまた長野のお話に戻ります(笑)
長野観光といえば、一番に思い浮かぶのが「善光寺」ではないでしょうか。

よくご開帳の時期や初詣で、沢山の人で賑わう善光寺をテレビなどで目にします。

「遠くとも一度は詣れ善光寺」

そんな言葉を聞いたことがあります。

それほどまでに御利益のあるということならば、行かないわけにはいきません。

ということで、長野に到着したその日に、早速足を運んでみたわけですが、これが想像以上によかったのです。






善光寺

日本最古と言われる一光三尊阿弥陀如来様をご本尊とする善光寺。創建以来千四百年もの歴史があります。

ずいぶんと古いのね。

その当時はスイーツなんてものはあったのかしら?

どんなものを食べていたのかしら?

などと、相変わらず食べることばかり考えながら参道に立つと、すでにそこは清々しい空気が漂っています。

「一度は詣れ」と言われるのも納得のパワースポット感がひしひし。これはご利益が欲しいだの、食べ物のことなど考えずに、純粋な気持ちで詣でなければ!と、邪念に満ちた心に蓋をしたのでした。

こちら参道の入口から山門を目指します。


かなり人出はありましたが、空が広く見えるせいか、ごちゃごちゃとした感じはありません。

そして、参道を抜けるとまずはこちら。

仁王門


一見するととても怖いお姿ですが、よくよく見るととても美しく、見入ってしまいました。筋骨隆々で、これは悪いものは入ってこられそうにありませんね。



善光寺山門

この山門、上に登ることができるのです。
ここをくぐるとようやく本堂が見えます。

本堂

周りの自然と溶け合って、なんとも清々しい空間となっています。

頭が良くなるように煙を浴びてから、まずは参拝を済ませます。

そして、ここから中を見学させてもらうわけですが、そこで必要なのが参拝券です。

三堂・資料館参拝券


大人¥1,000、高校生¥400、小中学生¥100(未就園児は無料)。

本堂の内陣や山門などは、拝観するために有料となっているところがあります。

見たいところだけ、その都度参拝券を買ってもいいのですが、このチケットがあればちょっとお得に4箇所拝観することができるのでおすすめです。

私は自分がなにを見たいのかすら分からなかったので、とりあえず見られるものはなんでも見せて頂こうと、こちらのチケットを購入しました。こちら、本堂を入り左側に券売機があるので、そちらで購入できます。

さてさて、無事にチケットを手に、目指すは内々陣です。この地下にあるという極楽へのチケットを手にするが目的です!

善光寺本堂内陣 お戒壇巡り「極楽の錠前」

内陣の右奥になにやら行列ができています。それぞまさしく目指す場所!

改札前で靴を脱ぎ、用意されていたビニール袋に履いていた靴をしまい、購入した参拝チケットを差し出すと、ペタンとスタンプを押してくれます。その改札を入るとすぐに列に並びました。

この行列は「お戒壇めぐり」」に向かう列です。

列は割と長く、ゆっくりと進んでいくので、内陣をじっくり見ることができます。
とにかく広い!約150畳もあるという畳の間は、かつて多くの信徒がここに泊まり祈りを捧げたそうで、そんな光景が目に浮かぶようでした。

さて、きょろきょろと辺りを見ながら進んでるいると、ようやく「お戒壇めぐり」の入口に到着です。

朱塗りの狭く急な階段を下っていくと、次第に真っ暗になっていきます。

この回廊は本堂の瑠璃壇床下で、その真っ暗な回廊の先にあるのが「極楽の錠前」です。
この錠前の真上に秘仏のご本尊様がおり、錠前に触れることで結縁を果たし、往生の際には迎えに来ていただく約束をいただけると言います。
これは何が何でも錠前を探り当てなければ!私の一生ならぬ、その先の人生までかかっているのです!

しかし、とにかく真っ暗闇。なにも見えません。そんな中前後いる人の距離など到底わかるはずもなく、前の人にぶつかったり、後ろから軽く押されたりしながら進みます。
お互いに「すみません」「ごめんなさい」などと言い合いながら、右手を腰の高さに合わせて、壁に触れながら歩きます。
都心の満員電車では、人と触れ合うことにも殺伐とした空気が漂っているものですが、神様の前とあってか、空気はとても穏やかなものです。
人とは本来、このように寛大で温かい心をもった生き物なのですね。

真っ暗闇の中を歩くため、恐る恐るで当然歩みはゆっくりになります。
突然現れる錠前を見逃がさないように、手を壁にくっつけて探りながら歩きます。
もう手が攣りそうだわ。。。などと思い始めた時、ヒヤリとした感覚が!
ツルッとした冷たいものが手に触れ、それが「極楽の錠前」であることがわかりました。

ああ、これで私も安泰だわ。。。
ご本尊様、その際はよろしくお願い致しますと、その場を去ったのでした。

なお、本堂の中は写真やビデオ撮影は禁止になっています。
写真がないと分かりづらいかと思いますが、なんとか想像してみてください(笑)

善光寺山門拝観

山門の上に上がり、ぐるりと一周できるようになっていて、善光寺を見渡すことができます。

写真ではちょっと網が気になりますが、肉眼で見る分には問題なく、素晴らしい景色を拝むことができます。



善光寺経蔵

本堂向かって左側にある経蔵は、仏教経伝の全てを網羅した一切経が納められています。

中へ入ると、中央に輪蔵と呼ばれる書庫があります。輪蔵と言う名の通り、くるくると回すことができる書庫です。
この輪蔵を一周回せば、一切経を読んだも同然!という功徳があるのですって!
これは素晴らしい!ということで、勇んで回そうと思ったものの、そう簡単にくるくる回せるわけではありません。
かなりの重さがあり、女性一人ではちょっと大変かもと係のおじさま。。。
ということで、一人だった私は後から来たカップルとご一緒させて頂きました。

「ちょっとお邪魔かしら?」などという邪念を抱きながらも無事にグルリと一周。

これで私も仏教経伝すべて読みました!

さて、こちらには他にも見所があります。「釈迦如来像」「如意輪観音像」「伝教大師像」「慈覚大師像」、そしてこの輪蔵を考案した傅大士像が安置されているのですが、これが眺めているとなんとも心休まるといいますか。。。一見の価値ありです。

善光寺忠霊殿・善光寺資料館

最後に向かったこちらは、第二次世界大戦までに亡くなられた英霊をお祀りする忠霊殿、そして善光寺資料館になっています。

本堂などに安置されていた仏像や奉納絵馬などを見学することができます。
また、「善光寺御開帳」の様子を伝えるビデオ上映なども見ることができます。

ざっと参拝券で見て回れるところをご紹介しましたが、他にも見どころとされているところは沢山あります。

小さなお子さんにとってはあまり興味を惹かれるような場所ではないかもしれませんが、アラフィフ ともなればこのようなところが妙に心落ち着くようになるから不思議ですね。

神社仏閣は概して気持ちの良い場所が多いものですが、この善光寺も御多分にもれずとても素晴らしい場所でした。






おみくじ

おみくじも何種類かありました。
まずは普通のおみくじを引いてみました。すると、「凶」と出ました!
なんとも言えない結果にしばし考えます。。。

「ん〜、これは今の状況を表しているのであって、今後は浮上するのみってことよね?」

などと都合よく考えて気分を切り替え、「凶」のおみくじはありがたくお言葉を頂戴したのちに、縛ってこの地において参りました。

しかし、悔しがりの私、なんとかこの結果をひっくり返せないものか⁉︎ と考えました。
おみくじもこんなに種類があるのだから、どうせならもう一つくらい引いて運だめししてみてもいいかも?

というわけで、女性向けのものをひとつ。

ほらほら、今度は「末吉」。さっきよりよくなってるじゃない!

この結果はなかなか気に入りました。
いま、こちらはお財布にいれてあります。

当たるも八卦当たらぬも八卦。
なにを信じるかは自分次第ということで、悪いことは「慎重に進め」、良いことは「やっぱり私って強運!」そんな風に受け止めようと思ったのでした。

おすすめ善光寺土産

善光寺土産と言えば、『根元八幡屋磯五郎』さんの七味唐辛子を筆頭に、『竹風堂』さんのどら焼き、『桜井甘精堂』さんの善光寺落雁など、食べ物が挙げられることが多いのですが、私がこちらで注目したのは、食べ物ではなく「手ぬぐい」です。

「手ぬぐい」は案外使い勝手がいいものです。我が家では外国人夫が夏などにタオルがわり持ち歩いています。
薄くて持ち運びも便利、手を拭いても汗を拭っても吸水性があり、おまけにすぐ乾くという利点もあり、かなりお気に入りのようです。

善光寺ではお守りやお札などを購入できる場所に、オリジナルの手ぬぐいがあります。
これがまたカラーといいデザインといい、なかなか素敵で、これはお土産にピッタリ!と、何枚か買って外国人夫やお友達にプレゼントしました。


アクセス

長野駅から善光寺口バスロータリー「1番のりば」(善光寺方面行き)バスに乗ると、大門まで約15分ほどです。
運賃は¥150、後ろから乗って降車時に料金を払います。

新幹線の止まる駅前からバスで簡単に行けるのはいいですね。地方へ行くと、どうしても車移動の方が便利に感じるものですが、こちらはとてもアクセスのよい場所にあるので、楽々とたどり着けます。

初めてだったので私もバスに乗りましたが、この距離なら通りすがりのお店などを覗きながら、ぶらぶら歩いてもよかったなというくらいの距離でした。






まとめ

今回、あまり下調べをせずに、なんの知識も持たないまま訪れたのですが、とても楽しめました。

しかし、このブログのために後から色々な資料を読んだりしていると、「ああ、こんなストーリーが隠れていたのね!」などという発見もあったりで、もう少し知識を持って行った方が、より楽しめたのではないかとも思いました。

最近は若い人の間でも御朱印集めなど、神社仏閣を回るという趣味を持っている人も沢山います。
しかし、そんな特別な趣味がなくとも、まさに一度は訪れて損のない場所です。

壮大なる景色は見るだけでパワーチャージしているような気にもなりますし、「極楽の錠前」や「経蔵」のような、見るだけでなく参加することでご利益を得られるなんてところもあって楽しいです!

善光寺門前には、たくさんのグルメスポットもあり、こちらは一度ならずとも、何度も足を運びたくなるほど入ってみたいお店が沢山ありました。

東京からちょっと近隣へのプチ旅行でも!と考えている方は、ぜひ候補に入れてみては?と思います。
もちろん遠方からでも行く価値はありと言えます。

善光寺は新幹線の止まる長野駅からも近く、アクセスも抜群。広いけれど半日あれば、しっかりと見所を抑えることもできるので、長野旅行にはとってもおすすめの場所です。

桜井甘精堂『善光寺落雁』。善光寺公許第一号。一生に一度は食べたい絶品の干菓子です。

長野関連ネタですが、まだまだ続いています。
間にちょこちょこ別トピックを挟みながらもダラダラいきます。当分は終わりません(笑)

さて、こちら『桜井甘精堂』さんのお菓子ですが、いくつかこのブログでもご紹介しています。

しかし、そもそも一番のお目当はといえば、この落雁だったのです。

善光寺を詣でたことはなくとも、この落雁は過去に何度か頂いたこともあり、その美味しさはしっかりと記憶に残っていました。

小布施へ行かずとも善光寺のお膝元なら必ずや手に入るだろうと、長野駅MIDORIの『桜井甘精堂』さんへ寄ってみたところ、狙い通りであったというわけです。

そんな経緯で、この『善光寺落雁』を求めて足を運んだところ、数々の未知の美味しいお菓子にも出会うという幸運に恵まれ、これぞまさに善光寺詣りのご利益だわと(笑)






善光寺落雁

この『善光寺落雁』は善光寺ご公許第一号だそうです。
落雁にもドンと「善光寺」の型押しが!

原材料は赤えんどう豆、砂糖、糖蜜のみという極めてシンプルなもので一切添加物は使用されていません。それだけに素材の美味しさ勝負ということになります。

良質な赤えんどう豆を使用し、丁寧に作られた落雁は、何とも上品で甘い味わい。

カリッと一口、口に含むと、濃厚な赤えんどう豆の風味がぽわ〜っと広がり、同時にサラサラと溶けていきます。

そのきめ細かさ、上品な甘さとコク、そして儚いまでの舌ざわり。

やはり美味しいです!

これまで食べた数ある落雁の中でも、私の中では最上級に好みだといえます。

こちらは12個入りです。
6個ずつ2つの袋に入っています。


一つ一つ薄紙に包まれていますが、またこのカラーもデザインも商品のイメージにぴったりで素敵です。

色とりどりの落雁も可愛くて好きですが、このアイボリーがかった白も、シンプルゆえ逆に洗練されて見えます。

大きさも一口サイズが多い中、こちらはたっぷり。手にとってポリポリ、サラリ、ポリポリ、サラリが止まりません(笑)

ちなみに消費期限も半年と長いこと、そして持ち運びの際に崩れるなどの心配がないので、遠方の方へのお土産にも最適です。

生菓子もいいけれど、こういうものを頂くと、干菓子の美味しさを再確認します。

もっと沢山買っておけばよかった。。。
そう思ったほど、久々の『善光寺落雁』に感動したのでした。。。






こんな美味しい落雁を食べると、自分で作れればいいのになぁ。。。などと思うことしばしばですが、やはり干菓子は難しいです。

大好きな豆大福や麩饅頭、わらび餅など、出来の方(美味しさ)はともかくとして、昔はよく自分で作ったものです。
小豆を炊いて自家製餡子などを作り、不恰好な大福やお饅頭を自作したものを家族にも食べさせていたのですが、干菓子にはさすがに手を出したことはありません。

落雁ともなると自分で作ることができる気がしないのです。だって、あんな誤魔化しの効かない繊細な味など、どう出していいのか想像もつきませんもの。第一、あんな芸術的な模様の型など持っていませんし。

落雁は見た目も美しくなければいけません。それでこそ、食べる楽しみも生まれるというもの。
私にとっては見て楽しんで、味わってまた楽しむお菓子なのです。

善光寺が「一生に一度は詣れ」と言われる場所ならば、ご一緒にこちらも「一生に一度は食べよう」と言える、おすすめのお菓子です。


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ノア・ドゥ・ブールのクッキー缶。7種類のサブレが詰まったお洒落な缶はギフトにも最適です。

家で日々食べるおやつが和菓子続きだと、さすがに家族からは「なんか餡子以外のものない?」などとの声が上がります。

なんと贅沢なことか⁉︎

そう思いながらも、そんな時のためにと用意してあるのが、クッキーです。

クッキーはある程度日持ちがするので、万が一の時に用意しておくこともできます。
(たかがおやつ如きで万が一って。。)






さて、クッキーと言えば、ついつい手が出てしまうのが可愛い缶入りのものです。

過去にも缶が欲しくてビジュアル買いしたものがありましたが、この選び方は案外外れが少ないのです。

で、今回はこちらのブログでも何度かご紹介しているフェナンシェが美味しい『ノア・ドゥ・ブール』のクッキー缶です!


白地に赤い文字が何気にお洒落です。
中身は分からずとも、もうこのデザインだけで「美味しそう」と思えてしまう可愛い缶です。

BOITE DE SABLE

蓋を開けると。。。

中には7種類のサブレが詰まっています。


バニラクッキー(1枚)

ザクッと硬めに焼かれた鳥の形のサブレは、甘いバニラの風味。

ココナッツ(4枚)


ほのかにココナッツが香るサクサクっとしたクッキー。

クロッカン(5枚)

アーモンドとヘーゼルナッツを合わせたサクサクっとした軽い口当たりのクッキーです。

バトン(5枚)

口の中でほろほろと溶けるクッキーと、小さなダイス状のアーモンドのカリッと食感。軽いけれど香ばしくてリッチな味わいです。

フロランタン(3枚)

こちらもアーモンドが濃厚に香るフロランタン。安定の美味しさ!

ヘーゼルナッツサブレ(4枚)

ヘーゼルナッツのパウダーがたっぷりと入っていて、全体を覆うグラニュー糖とザクッと食感が楽しめるコクのあるサブレ。

ディアマンショコラ (3枚)

ちょっとほろ苦さのある、柔らかいクッキー。周りにはザラッとしたシュガーが散りばめられています。

さて、我が家の面々、よほど洋菓子が恋しかったのか、開けた途端に秒殺です。あっという間に食べ尽くされ、残ったのはアーモンドの欠片だけでした。。。

サブレはそれぞれ個性があり、どれも美味しかったです。色々な味が一度に楽しめるこんな詰め合わせは、自分のおやつだけでなく、ギフトとしても最適!
ビジュアル的にも女性へプレゼントしたら、喜ばれること間違いなし!

それにしても。。。
クッキー缶って可愛いものが多くて困ります。見るとついつい欲しくなり、手にしてしまうのですが、食べた後に使用しているのは一部で、あとは大事にしまってあります。
コレクション趣味はないので、どうにかしないと。。。と、思うのですが、なかなか処分出来ません。

なにかよい使用用途はないですかね。。。


noix-de-beurre.com





実は今日アップしたこの記事、もう1ヶ月以上も前に書いたものです。
長野、長野と蕎麦にかまけているうちに、埋もれてしまっていました。
他にもそんなトピックがありますが、まだまだ長野は続きます(笑)

次の旅行もぼちぼち計画を立て始めているので、それまでには長野を終わらせなければ!
焦ります。。。



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今回の消費税アップに不満はあれど、これを節約の好機に!ポジティブ思考で増税を乗り切るのだ。

いよいよ消費税が10%に引き上げられました。

アラフィフの私はかつて所得税の存在しない日本の社会も経験しています。

時は1989年。

「これから物を買うと税金がかかるんだってさ」

「まぁ、他国では当たり前の消費税だから、導入となっても不思議はないなぁ」

そんな風に、妙に物分かりよく迎えた消費税でしたが、私はその翌年に日本から出てしまったので、消費税導入に関して、どんな実感を持っていたのか、よく覚えていないのです。
ちょっと人ごとのように感じていたのかもしれません。

そんな消費税導入から8年後の1997年、消費税が3%から5%にアップしました。

この頃、現在の外国人夫と結婚はしていましたが、まだ日本と海外を行ったり来たりの生活をしていたため、地に足がついていない状態だったのでしょう、ここでもまだ負担を強いられているような実感はありませんでした。
きっと、まだ若かったせいで、消費税というものが自分の生活に密着したものという意識が低かったせいもあるでしょうし、子供もいなかったので、経済的なことを深刻に考える必要もなかったと言えます。

しかしです!
2014年に5%から8%にアップなった際は、これまでと大きく違っていました。

たった2%にも関わらず、こうも負担が大きくなるものなのね。。。と、驚きをもって実感することになりました。
この頃、すでに子供が2人の4人家族になっていて、生活費はもちろんかなり教育費がかかるようになっていたせいかもしれません。







今となってはそれも当たり前の感覚として受けれるようになりましたが、それから6年もしないうちに更なる増税となり、とうとう10%にまで引き上げられました。

我が家では教育費もうなぎ登りな時期、再来年には2人の大学生を抱える支出マックス期を迎える予定です。
それに加えて増税ともなれば、日々生活する中で、きっとこれまで以上に負担増を実感するようになるでしょう。

税収を増やしたところで、どうせ国は無駄遣いをやめないわよね。。。

税金ほど美味しいものはないですもの!

などと腹の底ではふつふつと思いながらも、常々政治的なことをブログで語るのは控えたいと思っているため、本来ならここは黙して語らずなのですが、ちょっと文句の一つも言いたくなります。

せめて、生活するに最低限必要なものだけでも増税せずに、所謂贅沢品と言われるようなものに高い税率を課すことはできないものかしら?と。

ダイヤモンドもプラスチックのアクセサリーも、高級車もママチャリもフォアグラやトリュフも米もキャベツも同じ税率って、なんでなのかしら?

そう疑問に思えて仕方がないのです。







今回の増税には軽減税率などという複雑なシステムが用いられるのだから、もう少しどうにかならないものか?とも思ったのです。

もう酒やみりんは10%だけれど、みりん風調味料なら8%とか、よく意味がわかりません。なぜなのでしょうか?

低所得者対策と言われる軽減税率の意味から考えると、お金がないのなら安いものを安く買いましょうということで、ちょっとだけ高いものを安く買えるようにするとはならないようです。

外食にしても、テイクアウトは軽減税率適用でも、外で食べるのは10% 。。。低所得者対策と言うのなら、低所得でもたまの外食くらいは楽しめるように配慮した方が、生活に潤いを感じるのでは?と思うのですが、そうはならないようです。

極端なことをいえば、まるで無き者は些細な楽しみまで我慢をするべし、と言っているように思えてしまいます。

なかなか不透明な部分もあると言われている軽減税率、まったくもって複雑です。。。

今回の増税について、全てを把握しているわけではないので、所詮は不平不満になってしまうのですが、どうも納得いかないものが多々あります。

例えば医薬品は10%でも、医薬部外品、つまり健康食品であるサプリメントは8%って。。。
サプリメントは健康管理には役立つものかと思いますが、必ずしも必要な訳ではありません。
肌荒れが気になるわ!と買ったビタミン剤や、ちょっと元気になりたいわ!と買ったオロナミンCが8%である一方、お腹が痛い!頭痛がツライ!なんて時に必要な、肝心の医薬品はなくてはならないものであるにも関わらず増税です。。。
これって、ちょっと理解できないのですが、私だけでしょうか?
それとも健康管理をしっかりさせて、将来的に医療費の削減を目指しているとか?

よくわかりません。。。







今回の増税で最も痛いのは、我々の生活で日々消費される日用品ではないでしょうか。これも例外ではありません。
トイレットペーパーや洗剤などはなくてはならないものであり、決して贅沢品ではありません。にも関わらずしっかり増税対象とは血も涙もない。。。と思えます。
税金が上がるからと、トイレットペーパーの使用量を制限するなど、どう考えても無理ではありませんか!

他にも通勤や通学定期券も例外なく10%の値上げとなりました。
特に子供の通学定期くらいは据え置きにしてよ。。。と思います。
子供にとって学ぶことは必要不可欠なことです。教科書など学用品と同じように、通学も勉学には必要であるとは考えられないのでしょうか?

軽減税率云々よりも、むしろ国民が人間らしい生活を送る上で必要なものはなにか?といった観点で、税率を決めていただけないの?と、そんな風に思うのですが、お国の考えることと、私とでは違うようです。

さりとて、一介の専業主婦にはなすすべもありません。
こうなると、もう白旗を上げるしかありません。

そんなこんなで、モヤモヤと思うところはありますが、どんなに納得がいかずとも、決められた通りの税金を払うことが、我々国民の義務。。。
そう諦め半分に思うのです。

そして、

「もう、買い物などしないわよ!」

などと短気を起こし、できもしないことを口走ったりするわけですが、そうそういつまでも怒ってる暇はありません。

その代わりに自衛の策というものを考えねば、更なる負担を強いられるのですから。。。

お金に関しては、単純に足し算引き算というシンプルな計算のみで、入ってくるお金が出ていくお金より多ければ破綻はなし!という、究極のどんぶり勘定人間です。

今更小難しい小細工など考えられるわけもありません。
ここは同じように単純に、どのように、どれだけのお金を遣うのかをコントロールするしかありません。
今後それによって、ますます自分の懐具合も大きく変わることでしょう。







ちょっと冷静に考えてみなきゃ!と、今日はネットに張り付いて、消費税関連の記事を読み漁っていたのですが、ニュースで知ったこの数字に希望の光を見たのです!

3万円!

これは日本総研の試算による、増税後の1世帯当たりの負担増を表す数字です。
年間支出、約3万円増になるとのこと。

月に換算すると¥2,500増となります。
この数字をどうとるか?
たったのこれだけ?と思うか、そんなに⁉︎ と思うか。

私はこの数字を見たとき、この程度であるなら、なんとかコントロールできそうだわ!と思いました。

それは自分が普段からかなり無駄なお金の遣い方をしているという自覚があるので、それを改めれば¥2,500はおろか、¥5,000円くらいはプラスにできるわ!と考えたのです。

普段からきちんとしている人にとっては、これ以上改善のしようがないわ!といったところでしょうが、穴あきまくりの私には逆にこの増税は節約の好機になるのでは?と、思ったのです。

「これ、買っちゃおうかな」

などと、悪魔の囁く声が聞こえた時、

「10%よ!もう8%じゃないの!」

そう天使が怒鳴りつけてでもくれれば、ちょっと考える猶予が生まれるというもの。

例えば本来なら¥10,800のところを¥11,000になるのです。
実質¥200の差ですが、千円札を一枚丸々持っていかれるのか、お釣りを貰うことができるのかとイメージすると、これまでと違ってお釣りが出ないことがなんだか損したような気分になるに違いありません。

イメージトレーニングといいますか、自分で自分を「これは無駄にお金を払っているのよ」と洗脳し、これまで当たり前のようにしていた無駄な消費行動を抑制してやろうということです。





これも10%に慣れた頃には効果が薄くなると予想され、そんな面倒なことを考えながらお買い物をするくらいなら、10%出すわよ!とならないとも限りませんが、増税ホヤホヤの今、少しでも前向きに考えるのは必要なこと。

何事もポジティブに考えねばいけません。
不平不満はあれど、それに囚われて愚痴ってばかりいても何にも変わりませんからね。

どうせなら、この増税をきっかけに自分の消費行動を見つめ直し、微々たるものでも貯金を増やしてやろうかしら!
などと想像すれば、ちょっと頬が緩む単純な専業主婦なのです。

そんなわけで、始めが肝心!

面倒なことを考えるのを避けるため、今日はなんのお買い物もしませんでした。

8%だろうが10%だろうが、支出がゼロなら増税の影響もゼロなのです。

なかなかよい滑り出しだわ(笑)