お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『和菓子 大吾』爾比久良(にいくら)。デパ地下でも出会える武蔵野銘菓。

武蔵野銘菓として知られる『和菓子 大吾』さんの『爾比久良(にいくら)』というお菓子。

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和菓子の本で見て以来、ずっと心に留めていました。
天皇御献上品という由緒正しきお菓子、しかも支店などはなく実店舗が練馬区大泉学園にある本店のみです。

しかし、嬉しいことに都内をはじめ、神奈川、埼玉、千葉県など一部の百貨店の銘菓コーナーでもお取り扱いがあります。
ただ、百貨店(店舗)によって入荷する日が違うので、いつ行っても出会えるわけではありません。ホームページなどで入荷日を確認することをお勧めします。

そんな『爾比久良』ですが、先日たまたま百貨店へ寄った際、偶然入荷日でようやくお持ち帰りしました。





爾比久良(にいくら)

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百貨店での購入だったので、2個入りのお箱だけでした。バラ売り対応している百貨店もありますごが、2個入りが主流になっています。

一つ一つ紙の包装紙で包まれています。

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開くと、綺麗な薄い黄色い黄味時雨が顔を出します。

一辺が6センチほどと、なかなかの大きさ、ずっしりとした重さがあります。

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黄色い外側は卵黄と白餡を使った黄味羽二重時雨餡。

みっちりと密度は高いけれど、それがお口に入れた途端、スーッと溶けるシルクの舌触り。ホロホロではなくサラリです。

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なのに、なのに、包丁を入れるとスッと通ります。
この柔らかさで型崩れしないって⁉︎
黄身と餡のバランスによるものでしょうか。まさに職人技ですね。

中にはこし餡と栗の甘露煮が丸々一つ入っています。

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こし餡は水分量の少ない硬さがあるものと思いきや、口にするとサラリと溶ける柔らかさ。

中には栗の甘露煮が丸々一粒。栗の香りもよく甘すぎずで、この栗もとても美味しかったです。

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一口大くらいの大きさにしようとすると、さすがに黒文字は通用しません。(笑)

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卵のほんのりとした香り、、風味の良い栗、サラリと口溶けの良いこし餡。
なんとも上品、上質なお菓子です。

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和菓子が好きな方への贈りのものにも喜ばれそうです。

ところでこのお菓子、黒糖を使ったものもあるのですが、限定少量生産のため、百貨店などにはあまり出回らないようです。
お取り扱いが皆無というわけではないので、運が良ければ出会えるかなと思っています。
いつかお試ししたい一品です。

遠方の方などは、なかなか入手ハードルが高そうですが、通販もできます。
ただし、ネットでの注文はできず、電話かFaxになります。

ご興味のある方は、下記のホームページをのぞいてみてください。


www.wagashi-daigo.co.jp

好き過ぎて再投稿。銀座『菊廼舎』揚げまんじゅうと冨貴寄の試食。

たまにおやつにいただいている、大好きな揚げまんじゅう。

以前もレビューしたことがありますが、
銀座『菊廼舎』さんの揚げまんじゅうです。

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コロナ禍で銀座へ出ることも激減したため、最近は家族の誰かが銀座へ行った際にお土産に買ってきてくれることが増えました。

甘いものなら和洋問わずなんでも喜んで食べる私ですが、普段から「買ってきて〜」と騒いでいるので、「揚げまんじゅうなら間違いない!」と、お土産に提げてきてくれます。

ありがたいものです。。。





揚げまんじゅう

この揚げまんじゅう、本当に飽きません。
食べるたびに「ああ、美味しいわ〜」「いくつでも食べられるわ〜」と感動します。

過去にもレビューしていますが、こんなに美味しいなら、何度登場させてもいい!と思うのです。

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この細か過ぎず、粗すぎずの、絶妙なマカダミアナッツのサイズ感。。。

ゴールデンブラウンにカリッと揚がったナッツの歯応えと香ばしい風味、唯一無比と言ってもいいくらいです。

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中に隠れているこし餡は、サラサラとした甘さを抑えたもの。
この慎しみ深さは、この店の看板商品である『冨貴寄』のイメージと重なります。

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上質な油で揚げているため、くどさはまったくありません。
むしろ油の旨みがお饅頭の美味しさを引き立ててくれています。

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コクのあるナッツを散りばめたお饅頭で、こし餡を包み、カラリと揚げたこのお菓子。
一度食べたらハマること間違いないでしょう。。。





冨貴寄試食

『冨貴寄』のサンプルもつけてくださっていました。
小さいけれど、色々なお味が入っています

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久しぶりにいただきましたが、シンプルなお味でとっても美味しいですね。

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自分ではあまり買わないお菓子ですが、改めて味わってみると、この店の『冨貴寄』が長らく愛されている理由がわかります。


www.ginza-kikunoya.co.jp

あっという間に食べ尽くし。『ヴァーネル』の絶品サワードウブレッドを大人買い。

タイトルのお店とは違いますが、今夜はまたパンのお取り寄せをしました。
最近はすっかり出不精になり、すぐにお取り寄せをお願いしてしまいます。
たとえそのお店が都内にあっても、街の反対側だったりすると、つい腰が重くなるのです。。。

『VANER(ヴァーネル)』さんのパンもその一つ。
暑いし、上野まで行くのも疲れるし。。。
と、この時もお取り寄せしようかなと思いましたが、セットではなく自分で好きなものだけをチョイスし、買いだめしてみたい!
そう思っていたので、とある週末、上野桜木にある『VANER(ヴァーネル)』さんまで行って参りました。

この上野桜木というエリア、どこの駅からも結構遠いのですが、日暮里駅からが一番近そうです。私は上野の方が地下鉄のアクセスがいいので、テクテクとお散歩がてら歩いていきます。

「上野桜木あたり」は昭和13年築の日本家屋を複合施設にした、レトロな雰囲気の場所。

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そのエリアには『VANER』さんをはじめ、ビール、塩とオリーブ、ファッションなどのお店があります。

とても素敵な外観なので、レトロ家屋の写真をもっと撮りたかったのですが、週末でかなり人が多かったので断念。
また今度、平日を狙って来ようと思っています。





こちらは『VANER』さんの入口。

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中に美味しそうなパンが。。。
種類は多くありませんが、絶品のサワードウブレッドです。

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今回はとにかく自分が好きなものを持てるだけ(笑)

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一つでもドッシリ重いのに、サワードウブレッドホール2個に大好きなカルダモンロールやら、サンドイッチブレッドやら、欲張ってあれこれ買い過ぎました。。。

でも、お取り寄せはたまにしても、店舗へ行くことはほとんどないので、ついつい(笑)

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このサワードウブレッド、なかなかの大きさです。隣のヌテラと比較すると、なんとなくその大きさがわかるかと。。。

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さすがに食べきれないので、一つは4等分に切り分け、それぞれラップしてジップロックへ。
冷凍しておくことにしましたが、結局全て3日くらいで消費してしまいました。。。

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駅から遠いので、来た道をまたテクテクと歩かねばなりません。暑かったので、一休みしてエナジーチャージ。

お持ち帰りでは選ばなかった「パンオショコラ」と冷たいドリンクをイートイン。
お外でのんびりいただきました。

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こちらを訪問したのは、まだ暑かった頃のことになりますが、涼しくなってきたので、また近いうちにお買い物へ行きたいなと思っています。

本当にこちらのサワードウブレッド、一度食べたらやめられません。


詳しくは過去記事にレビュー済です。

www.hw-frankie.com
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vanertokyo.stores.jp

『フェルムラ・テール美瑛』チーズフォンデュケーキ 酪生。スフレのようなベイクドチーズケーキにミルキーな生食感クリームをイン。

美瑛を中心とした北海道産食材にこだわったお菓子やパンが人気の、『フェルムラ・テール美瑛』さん。

新宿伊勢丹や日本橋のコレド室町などに店舗がありますが、渋谷にもこの夏にリニューアルオープンしたフードショーに常設店舗が入りました。

以前、このブログではバターサンドをレビューしましたが、また新しいお菓子をお試ししてみました。

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「Cheese Fondue Cake」とは一体どんなものなのか?名前を見ただけで興味が湧きます(笑)





チーズフォンデュケーキ「酪生」

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3個入 ¥810(税込)

一つ一つ、三角形の厚紙ケースに入っているので、持ち歩いても型崩れの心配はありません。

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北海道産のクリームを使用した生地はふんわり。スフレタイプのチーズケーキかと思いきや、ベイクドタイプのチーズケーキだそう。

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チーズケーキ自体の甘さは控えめ、チーズのくせや酸味はなく、とってもミルキー。

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本当に見た目も食感も、スフレタイプ。
ギリギリまで柔らかさを追求すると、ベイクドでもこんなに柔らかく仕上がるのね。。。と思ったものの、家庭では真似できませんね(笑)

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中心には「チーズフォンデュソース」をイメージしたクリームが隠れています。

フレッシュチーズ、マスカルポーネ、練乳を使ったミルキーなクリームなど、素材は全て北海道産です。

クリームはとろりと柔らか。冷蔵庫から出してすぐだっせいか、チーズフォンデュのように、トロ〜ンとするほどではありませんでしたが、とってもクリーミーな口当たりでした。

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底はしっとりとしたスポンジが薄く敷いてあります。

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クセのないシンプルなチーズケーキですが、とても美味しかったです。

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『フェルムラ・テール美瑛』さんの本店は、その名の通り北海道の美瑛にあるのですが、サイトで拝見したところ、とっても素敵!
あんな素敵なところで、美味しいお菓子やパンをいただいてみたいものです。

北海道も久しく訪れていないので、コロナが落ち着いた暁には美食旅もいいわね〜と思いました。
お菓子を食べるたびに、訪れたい街が増えていきます(笑)


www.laterre.com


www.hw-frankie.com
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『なごみの米屋』ぴーなっつ最中。千葉の定番土産といったら、やっぱりピーナッツ!

もう何年も前から気になりつつ、なぜか手が出なかったお菓子があります。
決して出会えなかったわけではなく、むしろちょこちょこと視界には入っていたものです。

デパ地下の銘菓コーナーや千葉県土産ではよく見かける『ぴーなっつ最中』です。

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『なごみの米屋』さんは、千葉県成田市に本店を構える和菓子の店。

この『ぴーなっつ最中』は、全国菓子大博覧会や日本ギフト大賞などで、受賞歴のある千葉土産の定番です。
先日、用事で成田へ行った際、途中のパーキングエリアへ寄ったのですが、売店をのぞいたところやはりドーンっとありました(笑)




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お土産用の箱詰めになったものから、おやつ用の少量サイズ、ちょっとお味見にと1個(税込み¥130)からでも購入できるので、とっても便利です。

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せっかく千葉にきたことだしと、私はこちらの4個入りをお持ち帰りしてきました。

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プラスチックのケースに入っていて個包装。袋には中の最中を写してキャラクターになるイラストが描かれています。

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4個入 ¥550(税込)

形はまんま大きなピーナッツ。色といい形といい、かなり再現性高しです。

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最中の皮はパカっと開こうとすると崩れてしまうほど柔らかいです。
普通はそんなことをしないと思いますが(笑)

餡子は白餡をベースにピーナッツの甘煮とペースト、餅が練り込まれているので、もったり、こってりとした口当たり。

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滑らかな餡子の中に、ピーナッツの甘煮が丸ごと入っているので、ピーナッツの香ばしい風味はありますが、餡子が主役といった感じで、味わいとしてはピーナッツは控えめ。

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「ぴーちゃん」というキャラクターです。
千葉の特産品だけに、徹底的にピーナッツで攻めてきます。

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想像では、お味の方も思い切り「ピーナッツ」で攻めてくるかなと思っていましたが、割と控えめな印象を受けました。

かなり甘い餡子ですが、幼い頃によく食べていた甘〜い餡子の入った最中みたいな感じで、私は結構好きなお味でした。

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ずっと気になっていた『ピーナッツ最中』ですが、千葉へ行ったことで、ようやくお試しできました(笑)
やっぱりお菓子とのご縁もタイミングが必要なようです。


nagomi-yoneya.co.jp