お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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CANOBLE カノーブルの「食べるバター」。コーヒーやお酒のお供に最高なフレーバーバター。

食べるバターと言えば古くはレーズンバターで、幼い頃からの大好物でした。冷蔵庫の中にあるそれをナイフで1センチほどの厚さに切って、パクっと口に放り込んだ時の至福。。。
未だにスーパーなどで見かけると、ついつい手にとってしまいます。

しかし、平成も終わろうといういま、食べるバターも進化しています。
それがCANOBLE(カノーブル)の「食べるバター」です!





バター好きとしてはかねがねお試ししてみたいと思っていた一品ですが、4月の初旬たまたま訪れた百貨店にポップアップストアとして出店していたのを見かけ、念願叶って今時の「食べるバター」をゲットしてきました。

とにかく種類が多くて、どれを選んでいいのか迷いに迷いましたが、気になるものをいくつか試食させて頂き、その中で気にいったものを少しだけお持ち帰りしてきました。

POISON ROUGE


640円

ストロベリー、ブルーベリー、クランベリー、チェリー、カシスというベリーを中心としたドライフルーツの入ったバターです。

わずかな酸味とストロベリーをメインとしたベリーのテイスト。まるでお菓子を食べているようです。


VANILLE DE MADAGASCAR


690円

シンプルにバターとバニラビーンズ、塩のみ。見てわかるように、たっぷりのバニラビーンズが入っています。

ちょっと強めのソルトがよい引き立て役となり、バターの美味しさがダイレクトに味わえます。


FIGUES AU CARAMEL


640円

ドライいちじくとキャメルペースト、カシューナッツ、塩のバターです。

こちらもまたお菓子のような味わいです。キャラメルのほろ苦さと甘さがバターと溶け合って、美味しいのなんの!


プールショコラトリー ヌーベルショコラ・ブロンド・トロワ


1,180円

一見すると大きさといいお洒落なパッケージといい、小さな石鹸のように見えます。
こちらはチョコレートテイストのシリーズです。

包みを開けると、このようにバターの塊が出てきます。

発酵バターと第4のチョコレートと言われるブロンドチョコレート。そしてくるみ、カシューナッツ、アーモンドという3種類のナッツがミックスされています。

濃厚なバターに上品なチョコレートの味わい、その上にナッツの香ばしさと歯ごたえが加わって、とにかく胸焼け注意レベルの美味しさです(笑)

バターがメイン!と思っていたので、このチョコレートラインは一つしか買わなかったのですが、これが食べれば食べるほど美味しくて、他のフレーバーもゲットしてくればよかったと激しく後悔したほどです。。。

お値段も安くはありませんが、少しずつ食べるものなので、結構食べ応えがありました。
娘と2人でちびちびとコーヒータイムに食べていましたが、すべて食べ終わるのに1週間以上もかかったほどです。
パンなどに塗ってと考えるとかなり割高?と思いますが、「食べるバター」と思えばお値段も納得です。

私はいつもコーヒーを飲みながら頂くのですが、このバターを食べながら飲んでいると、1杯や2杯では足りないくらい、もう永遠にコーヒーを飲み続け、バターを食べ続けていられる⁉︎ そう思うほどです。
とりあえず3杯くらいでやめておきますが(笑)

私は試したことはありませんが、お酒にもよく合うとのことで、飲むのがお好きな方はお酒のアテにもしているそうです。

ちなみに保存は冷蔵庫ではなく冷凍庫をおすすめされました。しっかりと冷やして少し硬めの状態で食べると美味しいです。暖かい部屋に常温でしばらくおき、柔らかく溶けたものも試しに食べてみましたが、やはり冷えひえの方が美味しくいただけました。

どんなに美味しくてもバターです!
アラフィフの胃弱となると食べ過ぎれば胃もたれを起こしかねないので、一度に食べる量はほどほどにしましたが、残った分は冷凍庫へ戻して大丈夫とのことなので安心です。少しずつ楽しむことができました。






次回出会った時は、違うフレーバーをまた数種類お試ししたいと思っています。

今回は百貨店のポップアップストアで購入しましたが、ホームページを拝見すると結構頻繁に百貨店で催事出店しているようです。

常設店舗は目黒区八雲の「ナショナルデパート東京」。
こちらでネット通販もしています。

depa.jp

家で簡単チャンキー(かたまり)グラノーラのレシピ。手作りが断然安くて美味しい!

我が家の朝食に味噌汁や納豆、焼魚などは登場しません。
作っても誰も食べないからです。

普段、私以外はみんなパンかシリアルといったものを食べています。
おかげで楽をさせてもらっていますが、これだけは必ず手作りで用意しておくというものがあります。

それがチャンキーな「グラノーラ」です。チャンキーとは簡単に言えば「かたまり」とでも言いましょうか。

今はお店に行けば市販のものが手に入るようになりましたが、私が外国人夫と結婚した当初はインポートものを多く取り扱うスーパーにでも行かない限り、見かけることはありませんでした。
ましてや私の作るような大きな塊のグラノーラは、グラノーラバーを除けば日本国内ではほとんど出会うことができません。

食べたいものが手に入らないのなら作ってしまえ!といういつもの精神で、作り始めて20余年。。。
すっかり我が家のグラノーラに慣れきった面々は、時折手抜きで市販のものなど買ってこようものなら、、、

「これじゃない!この味ではない!」

「やっぱり家で作ったものの方がいい」

と、朝の食卓で不満を爆発させるのです。

たかがグラノーラで朝っぱらから文句を言われるのも面倒なので、大人しく作り続けているというわけです。




このグラノーラ、お店で買うと結構な値段で売られています。そのお値段を見ると、どれだけ作るのが大変なのかしら?と思ってしまうところですが、実はとっても簡単にできてしまいます。

私などは相変わらずその時々で入れるものも分量も変えるという適当レシピで作りますが、失敗するようなことはまずありません。

とにかく材料を混ぜて焼くだけという、子供でも作れるほど簡単なものです。

今回は娘がおやつとして学校へ持っていき、お友達にもお裾分けしたいとのことなので、少し多めに作ることにしました。
分量が多いと適当具合も難しいので、備忘録として残しておこうと思います。

材料

基本的にはオーツさえあれば、あとは家にあるもので作っています。
これでなければいけないというものではなく、自分の好みでミックスするものをチョイスしたりと、その時々で内容を変えてもOKなのです。
なんと言ってもホームメードですからね。

オーツ 400g


ナッツ 200g

今回はくるみ、アーモンド、カシューナッツ、マカデミアナッツの入ったミックスナッツにしてみました。


レーズン 150g

レーズン以外にドライクランベリーやドライイチジクなど、家にあるドライフルーツならなんでも入れてしまいますが、今回はなかったのでレーズンのみです。

シロップ、はちみつ 180g

はちみつオンリーでもブラウンシュガーなどでも大丈夫ですが、私はいつもゴールデンシロップ又はメイプルシロップ、はちみつのミックスです。

全粒粉 80g

蕎麦粉を使用することが多いのですが、今回はなかったので全粒粉にしました。全粒粉がないときは普通の小麦粉でもOKです。

オイル 100g

今回、オイルの種類はココナッツオイルにしました。ほかにグレープシードオイルなどを使用したり、なければ普通の菜種油など調理用のサラダ油でもOKです。

※この分量で大きな天板に一枚分くらいのグラノーラができます。

作り方

オーツに砕いたナッツとドライフルーツを入れてよくミックスし、そこに残りの材料を全て投入して全体がよく馴染むまで混ぜます。

こちらはまだ半混ぜ状態です。粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。

天板に広げて140℃に熱したオーブンで40分焼きます。

あっという間に出来上がりです!
焼く前と後を比べると、綺麗な焼き色がついてそれらしくなりました(笑)

Before

After

焼きあがったら、冷めるまで放置。
熱いうちはまだホロホロとしています。チャンキーにするには熱がとれて固まるまで待ちます。

冷めたらポキポキと割って、好きな大きさに崩します。

バーにしたいときは、ナイフでカットします。

適当に崩したら密閉できる容器に移します。お洒落な瓶などに入れておけばいいのでしょうが、いつも多目に作るため邪魔になりそうなので、私は平たい大き目の野田琺瑯のタッパーに入れています。

あとはセルフで、家族が各々ここから取り出して勝手に食べています。

娘のスナックはいつもジップロックにいれて持たせます。崩れても柿の種でも食べる感覚でポリポリできるので!

何度も言いますが、日本ではグラノーラは高いです!
しかし自分で作れば市販のものを買う半分の値段で、倍以上のグラノーラが出来上がるのです。
しかも簡単に作れる上、自分の好きなものを入れ、自分好みのお味にできます。

材料もオーツ以外は簡単に手に入るものばかり。オーツとて今は通販で手軽に購入することができます。


アララ オーガニック ジャンボオーツ 800g

私のレシピはかつてイギリスのセンズベリーというスーパーで売っていた思い出のグラノーラの味を再現しようとしたもので、自己流のとっても適当なレシピですが、ネットなどでググると沢山のレシピが出てきますので、「ちょっと作ってみようかしら?」と思う方は、色々なレシピを見て自分好みの味を見つけてみてはどうでしょうか。

きっと一度手作りしたものを食べたらやめられなくなるはずです。。。

浅草 亀十のお隣『龍昇亭 西むら』のどら焼き。地元民おすすめの浅草スイーツ。

どら焼きで有名な『亀十』さんのお隣に『龍昇亭 西むら』さんという老舗の和菓子屋さんがあります。

こちらでも『亀十』さんに負けず劣らず美味しいどら焼きがいただけます。


浅草で生まれ育った私のお友達などは、

「浅草で一番美味しいどら焼きは間違いなく西むらさんのもの!」

そう豪語するほどです。

普段、どら焼きを食べない私が、

「最近久し振りに亀十のどら焼きを食べたわ!」

そう言ったのを聞いた友人、

「あなた、どら焼きも食べられるじゃないのよ!それなら西むらさんのを食べなさいな!」

地元の人にとってはイチオシだということで、早速差し入れしてくれました。

大きさはちょっと小ぶりで、しっかりと焼き色のついた皮の表面は、まるでビロードのようにきめ細かに整っています。


ほんのりとはちみつの風味も感じられる香ばしさと口当たりの優しい皮に対して、餡子はしっかり、どんとした存在感があります。

亀十さんの黒あんどら焼きは、しっかりとした甘さの割に軽い口当たりの餡子ですが、こちらはある程度の硬さがあり、餡子はとても濃厚な印象を受けます。
甘さよりもコクが勝ると言った方がいいのでしょうか。
餡子の美味しさが際立っていて、地元民に古くからご贔屓にされているのも納得です。

私感としては子供の頃によく食べていたような記憶の中にある懐かしい味のする餡子です。

どら焼きと言っても、そのお店お店で違った味わいがあり、なかなか奥が深いわ!と感じました。





自分でスイーツを選ぶとなると、ついつい好みを優先してしまうため、どら焼きを避けて、と言ったら大袈裟ですが、好んで近づくことがありませんでした。

思いもよらず、今回はお土産という形でどら焼きを立て続けに賞味する機会が得られました。


『亀十』さんと隣り合わせ、どちらも全く違ったどら焼きを堪能しました。
甲乙つけるなどというおこがましいことはもちろんできません。
食とは個人の嗜好によるもの。ジャッジするものではないと思っているので、「どちらが美味しいか?」ではなく、「どちらが好みか?」食べ比べてみるのも面白いと思います。


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食材の良さが感じられる、北海道発「きのとや」のミルククッキー、札幌農学校が美味しすぎ!

久しぶりに思い切りストライクゾーンのクッキーに出会いました!

それが北海道の洋菓子店、きのとやさんの作る北海道ミルククッキー『札幌農学校 』。です。

以前アップした「バタークリームとりんごをサンドしたクッキー」に使用されていたミルククッキーです。


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バターサンドを食べた時もそのクッキーの美味しさに「これは!」と思ったものですが、改めてクッキーだけを食べて更に感動です!




札幌農学校

ショートブレッドのような、サクサクとした食感と濃厚なミルクとバターの香り。
とってもシンプルだけれど、だからこそ素材の味が生きていると感じられる本当に美味しいクッキーです。

この薄さがまたちょうどいい歯ざわりで、サクッ!サクッ!とした途端、サラッ!サラッ!っとお口の中で溶けていきます。

都内では催事でもない限りなかなか出会えないクッキーですが、見つけたら絶対にお試ししていただきたい一品です。

ラ・ラ・ラ クッキー La La La cookie

こちらのクッキーは例の「バタークリームとりんごのサンド」を買った際、お隣に並んでいたものです。

見るからに美味しそうで、思わずこちらもお持ち帰りしたのですが大正解でした。

使われている素材は小麦粉、バター、砂糖、そしてチョコレートまで全て北海道産だそう。

薄焼きのクッキーを三層重ねにしてあるため、ボリュームはあるのに軽い食感。お味のみならず、こんなところまで計算し尽くされたクッキーです。

プレーン生地のクッキーにミルクチョコレートのコーティング。

どちらかといえばザクザクっとした食感。甘さ控え目のクッキーに濃厚なミルクチョコレートという組み合わせは最高です。

こちらはココア生地にミルクチョコレート。

三層重ねのクッキーを解体してみました(笑)
チョコレートは表面だけのコーティングですが、結構たっぷりとかけてあります。

きのとやさんのクッキーはお味もビジュアルもシンプルなのですが、とにかく美味しくてデザインも洗練されています。

とっても気に入って普段のおやつに!と思ったのですが、ホームページを見ると残念ながら店舗は北海道にしかありません。。。
これだけ美味しいものを北海道の中だけでしか頂けないなんて。。。
と、思いましたが通販もありました!


www.kinotoya.com


通販かまた北海道展などの催事で頂くことはできそうですね。

こちらの洋菓子、もう全部食べてみたい!
そう思うほど気に入ってしまった「きのとや」さんなのでした。

浅草の行列和菓子店 『亀十』。黒糖菓子「松風」がおすすめ!どら焼きなら断然白餡あんが美味しい!

前回アップした記事に書いた通り、知人のお付き合いで東京観光ガイドと化していた外国人夫が、浅草へ出向いた際に甘いものをお土産に買ってきてくれました。

www.hw-frankie.com


それが『亀十』さんのお菓子です。

『亀十』さんと言えば、雷門そばにある和菓子屋さんです。
昔からあるお店ですが昨今ではいつ見てもたくさんの人が並んでいる行列店となっているため、本当に久しぶりに食べました。

こちらのお店では特にどら焼きが有名ですが、私は普段どこの店でもどら焼きを買うことは滅多にありません(過去記事でも一度だけしか登場していないはず)。

『亀十』さんに至っても、昔からどら焼きよりもきんつばを食べることの方が多かったくらいです。

最中とどら焼きに関しては、嫌いというのではありませんが、好んで買うほど好きでもないという。。。

おまけに『亀十』さんのように行列ができているとなると尚更足が遠のいてしまいます。





今回は外国人夫の知人が並んででも食べてみたい!と興味を持ったそうで、一緒に並んで買ってきたといいます。

平日にも関わらず、この日もかなりの行列ができていたそうですが、「さすがジャパニーズ!」と外国人達が感嘆するほどの手際よさで買い物客をさばき、実際の待ち時間は10分程度だったそうです。

自分と子供用にどら焼きをどかっと買ってきた外国人夫ですが、知ってかしらずか私の好きなお菓子も買ってきてくれました。

松風


1個 税込で260円(日持ち3日)

私は『亀十』さんなら、どら焼きよりもむしろこちらをおすすめしたい!

「松風」という黒糖を使ったお菓子です。

黒糖がしっかり香る生地はもっちりとしていて蒸しパンのような食感。というかカテゴリーからすると蒸しパンと言ってもいいかもしれません。


中の餡子は生地に比べるとほんの少量です。生地自体がとっても甘く風味が強いのに、小豆の美味しさもしっかりと感じられるというこのバランスがとても好きです。

蒸しパン好きの長女も「どら焼きよりだんぜんこちら!」と気に入った様子。

どら焼き

『亀十』さんのどら焼きはなかなかのお値段ですが、一般的なサイズよりも一回り大きくボリューム満点です。

生地が軽いのが特徴で、中の餡は2種類あります。

黒あん


1個税込で 360円(日持ちは3日)

一般的などら焼きといえば、表面はスムーズに焼きあがっていますが、こちらは気泡を含んだふわふわ感のある皮です。

大納言小豆で作られた黒あんは、程よく粒を残した柔らかな餡子。

皮の中心にこんもりと餡子が挟まれています。

今回初めて『亀十』さんのどら焼きを食べた次女は、この皮のふわふわ食感がとても好みだったようです。

白あん


1個 税込で360円(日持ちは3日)

どら焼きなので一般的には当然黒あん派が多いのですが、私の個人的な好みとしては、この生地には断然白あんが美味しい!と思っています。

手亡豆(白いんげん)を用いたきめの細かい白いこし餡は、黒あんに比べて甘さが控えめ、とても上品なお味です。

普通なら黒あんを選んでしまうところですが、何にも知らない外国人夫はどっちがいいかわかりません。
ましてや妻へのお土産ともなると、よくよく考えねばと迷ったそうです。

「定番の黒あんを買えば、あの天邪鬼はきっと白餡がよかったのよー!と言うにちがいない。。。」

「いや、どら焼きといったら当然粒餡でしょ?と、したり顔で言う可能性もある」

挙句に、

「やっぱり外国人には和菓子はわからないのよね」

などという偉そうな顔が脳裏に浮かんできたそうで、それならと両方買うことにしたといいます。
よくできました!ご苦労さま(笑)

普段どんな和菓子でもあまり白餡は選ばない私ですが、『亀十」さんのどら焼きは改めて食べ比べてみると、白餡に軍配が上がりました。

気になる外国人ボーイズ達の反応はといえば、「両方美味しい!」だったそう。
どら焼きの皮はパンケーキに通じるところがあるのでしょう。彼らにとってもとっつきやすい素材です。それに加えて甘い餡子という組み合わせは、よほど餡子が苦手でない限りは美味しくいただけるのだと思いました。

「ここに溶かしたバターをかけて食べてみたいなぁ。。。」

それが外国人ボーイズ達の一致した意見だったそう。もちろん我が家の外国人夫も大いに共感したようです(笑)
ちょっと邪道ですが、まちがいなく美味しいはず!と私まで心が動いてしまったのでした。。。


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