お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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誰でも簡単に早起きの習慣ができる方法。!1ヶ月あれば完全に超夜型から朝型に変われる。

前回、早起きは最高よ!といった記事をアップしました。

www.hw-frankie.com


よくお友達などから

「早起きしたいけど絶対に無理だわ」

「どうやって起きられるようになったの?」

と、そんな声を聞くことが多いのですが、ふと私はどうやって早起き生活にシフトしたのかしら?と改めて思い巡らせてみました。
確かに自分が実践する前は、同じように「早起きなんて不可能!」だと思っていました。
しかし、いざやってみれば、たいして難しい事を考えずともできる事だったのです。

辛いことは避けて通るという、こんなゆるゆるな私でも出来たのですから、難しいわけがないのです。

つまり早起きは誰でもその気になればできるという、簡単なことなのです。
ただいくつかのポイントは押さえておく必要はあります。




早起きの苦手意識を払拭

まず、メンタル面がとっても重要です。そもそも早起きができない人というのは、「朝に弱い」という苦手意識があるものです。
私もかつては自分のことを「低血圧」「典型的夜型人間」などと呼び、早起きは大の苦手だと信じていました。
つまり早起き生活を実践するために障害となるそんな苦手意識を、まずは払拭することが必要なのです。

①夜型人間という思い込みをなくす

これは間違いなく自分自身が作っている生活習慣です。
生まれつき夜型などというのは、夜行性の動物でもあるまいし、我々にそんな習性はありません。
私も何の根拠もなく自分は夜の方が楽に行動できる、夜の方が向いているなどと思い込んでいました。それは同時に「朝は絶対に無理」という思い込みです。
行動をコントロールするのは自身の気持ちです。気持ちの方が早起きを否定していてはうまくいくはずがありません。一度「朝は苦手だ」という思い込みを捨てて、計画的に体内時計の調整に取り組めば誰でも早起き生活にシフトできます。

②夜時間への執着を捨てる

夜更かし生活が習慣になっている人にとって、早く寝てしまうのは何となくもったいない気がしてしまうものです。私も昔は特にやることがなくてもダラダラと夜更かしをしていたものでした。
よくよく考えてみれば夜過ごしていた「時間」が早く起きることで朝に置き換わるだけで、時間的には損をしたことにはなりません。しかし夜時間への執着心からついついもったいないという気持ちになってしまうのです。睡眠時間が1日6時間だとしたら、早く寝ても遅く寝ても同じ6時間です。考え方を少し変えるだけで夜時間への執着は捨てることができるのです。

③夜遊びをやめる

これは永久的に夜は出かけないということではありません。あくまでも早起きが習慣化されるまではということです。
飲みに出かけるなど夜のお付き合いをすると当然帰宅も遅くなり早く寝ることはできません。早く寝られないにも関わらず無理やり早起きをしようと思えば辛いだけ。人間辛いことは続きません。しっかりと早起きに習慣がつくまでは例外日を作らず、強い気持ちでお誘いを断ることです。
またいつも楽しみにテレビドラマなどを見ている人もいるかと思いますが、そうした番組もリアルタイムで観るのではなく、録画などをしておいて週末にまとめて視聴するといいでしょう。テレビとは夜更かしの友です。ダラダラといつまでも観ているときりがないので、いっそのこと夜はテレビを見る習慣はなくしてもいいくらいだと私は思っています。

早起き生活を習慣化するためには、夜時間を犠牲にすることも時に必要です。本気で朝型の生活を手に入れたいと思うのなら、夜のお付き合いや習慣は思い切ってやめてみればいいのです。一生夜時間を諦めろということではありません。私も今は稀に夜出かけたり夜更かしをすることもあります。これはあくまでも早起きが習慣化するまでということです。習慣化されてしまえばある程度自分で調整できるようになってくるので、早起き生活を崩さない程度に夜時間を楽しむこともできるようになるはずです。

早起きを始める前に

闇雲に生活を変えようとすれば、三日坊主で終わる可能性は高くなります。私の周りにも、ただ何となく良さそうだからと始めてみたものの、途中で挫折したという人は少なくありません。早起きできてもそれを毎朝の習慣として継続できないのです。
「これからは早起きを習慣としたい!」本気でそう思ったら、まず考えてほしいことがあります。

①目的を明確にする

どんなに苦手意識があったとしても、「これ!」という目的があれば努力できるものです。何のために早起きがしたいのか?また、早起きをして何がしたいのか?そんな目的を明確化することによって、早起きをする意欲も出てきます。
「為せば成る!」これは決して精神論ではありません。自分がなぜ早起きしたいのか?早起きをする必要があるのか?これを明確にすることによって、習慣ができるまで努力ができるということです。
また、早起きを「しなければならない」と考えるか「したい」と考えるかで行動も大きく変わってきます。

②生活に合わせた時間設定

何時に寝て何時に起きるか、早起きと言っても人それぞれ違うものです。これは状況によって変わってきます。一人暮らしの人であれば自分都合で好きな時間に決めればいいのですが、家族がいる人の場合は妻や夫、また子供の生活サイクルにも配慮する必要があります。家族に負担が生じない時間を考えながら、なおかつ自分の睡眠時間も確保するとなるとなかなか難しいかもしれませんが、多少の協力や理解を得ることができればやりやすくなると思います。
例えば夕飯の時間を少し早めにする、これまで夜やっていた家事をすませずに就寝し朝に回すなど、これまでの習慣を少し変えてみることで時間を生み出すことはできるでしょう。

体内時計を整える

夜型の人は体の中にある時計が夜に活動するように動いています。長年夜型の生活をしている人が夜の方が生き生きと過ごせるように感じるのは、この体内時計が夜にセットされているからかもしれません。早起きをするためには、まずはその時計を朝型に戻すことが必要になってきます。
長い時間かけて作られた夜型の体内時計は朝方の生活に変えない限りずっとそのままです。
少し時間はかかりますが、一度体内時計が朝型に変わってしまえば、自然と早起きができるようになります。

つまり、早起きを習慣化するコツは体内時計を整えることにあるのです。いくつかのことを一定期間続ければ自然と体内時計は整います。私は以下のことを約1ヶ月徹底したことで、目覚ましがなくても起きられるようになりました。これは完全に体内時計が整った状態ということです。

①就寝時間の厳守

どんなに早起きをしても十分な睡眠時間が確保されなければ健康な生活とは言えません。しかし、必要な睡眠時間は人それぞれで、最低限何時間寝ないと頭がスッキリしないなど、個人差があるものです。特に最初のうちは十分な睡眠時間がなければ早起きが一層辛く感じ、継続することが嫌になってきます。
私は自分にとって必要だと思われる睡眠時間を考えた上で就寝時間と起床時間を決めています。
現在は22時を就寝時間としていますが、それは私にとって最低限必要な睡眠時間6時間を確保しながら朝4時に起床するために決めた時間です。たとえ家事など何かやり残したことがあったとしても、それは全て後回し(朝にやる)にして、とにかく就寝時間を厳守!

②休日も同じ時間に起きる

お休みの日くらいはゆっくり寝ていたい。。。そんな気持ちもわかりますが、早起きを習慣化するまでは例外日を作らずに毎日同じ時間に起きることです。
休日ならではの早起きのメリットというのがあります。それは時間を気にしなくていいということです。ウイークデーであれば会社や子供を学校へ送り出す準備など、やらなければいけないことがたくさんありますが、休日であれば普段よりも時間的なゆとりを持つことができます。
「もっと寝ていられるのに。。。」そんな気持ちは「やりたいことが集中してできる時間が増えた!」とポジティブに捉えればいいのです。

③目覚まし時計は枕元に置かない

これはかなり有効な方法です。ほとんどの人が寝たまま手を伸ばせば届く場所に目覚まし時計を置いていると思いますが、よく聞くのが知らぬ間に消してまた寝てしまうということです。それを回避するためには立ち上がり、数歩歩かなければ消せない場所に目覚まし時計を置いておけばいいのです。
一度体を起こして動き出せば起きたも同然です。早起きがしたい人であれば、まさか消してからまたお布団に逆戻りをする人はいないでしょう。
私は今だに目覚まし時計を枕元には置いていません。



まとめ

私が早起き生活を習慣化できたのは、夜型であるという意識を変えたこと、そして自分のパーソナルタイムを確保するという目的を持ったこと、あとは上に記してきたようなことを徹底して実践しただけです。難しいことは何一つありません。ただ、「早起き生活がしたい!」という強い気持ちだけは持っていました。
それだけ切羽詰まった状態であったのかもしれません。

毎日毎日仕事に家事にとたくさんの雑事に追われていると、生活の隅々にほころびが出てくるものです。そのほころびをすぐに修復できればいいのですが、忙しい毎日を「充実」という言葉で都合良く脳内変換している場合もあります。

本当は生活に振り回されている状態なのに、それに気づかずにほころびを見逃し、数年後、数十年後に蓄積されたものがほころびから噴出する。。。そんなこともあります。
それは家族の問題であったり、経済的な問題であったり、健康やメンタルなことであったり。。。気付いた時にはどうしようもない状態になっていたなんてことも無きにしも非ずです。

私が早起き生活をお勧めするのは、健康はもちろんですが、こうしたメンタルな問題に効果があると思っているからです。
生きていく中で生じてくるほころびに早く気づくためには、立ち止まり、誰にも邪魔されることない静かな時間の中で生活を見直してみることも必要です。また自分の中に鬱積した物を発見した際にガス抜きをするのも朝時間は有効です。

私自身も早起きを実践することで自分の生活を省みることができています。自分がどうありたいか、何がしたいのか、人に何をしてあげたいのか、朝の静かな時間を使い理想と現実にじっくりと向き合うことができます。その結果、自分の望む生活がどんどん近づいてきました。
自分の気持ちが整理されていないと、物事は上手くいきません。いまの生活がうまくいっていない。。。と漠然と感じている人などは、問題点を認識した上でじっくりと自分と向き合い考える時間が必要です。
そんなきっかけに一つになるのが早起き生活です。自分だけのゆとりある時間を持つことで、普段見過ごしていた何かに気づくことができるかもしれません。

たかが「早起き」ですが、自分が幸せだと感じられる生活、それがどんなものなのか日々考えながら生きていきたと思っています。そのために私にとって朝の時間は不可欠なのです。