昨日は久しぶりに銀座へ行きました。
朝一で美容院へ行き、その後すぐに向かったのは松屋銀座の『叶匠壽庵』さん。
お目当てはこちら。
10月10日発売の、『あも こしあん』。
つまり、こしあんの『あも 』です!
こちらのお店の看板商品でもある『あも』ですが、季節によって新しいお味が出ることは珍しくありません。
今の時期は栗の『あも』が店頭に並んでいます。
それがこのたび、『あも』誕生50周年を記念して登場したのが、「こしあん」の『あも 』なのです。
あの大粒の丹波大納言小豆が一番にイメージされる『あも』というお菓子を、「こしあん」にするとは、なんともストレートにきたものです。
これは早くいたいだきたい!と、発売日にそそくさと足を運んだ次第です。
初日だったからか、店頭はこの新発売の『あも 』に埋め尽くされているようで、見ているだけで心躍りました。
まるでアイドルを追いかけるファンのように、「お写真撮らせて頂いてよろしいですか⁉︎」とパシャパシャ(笑)
ウキウキとしながら、お持ち帰りしてきました。
あも こしあん
1本 ¥1,188(税込)
賞味期限 製造日より26日
袋から取り出すと、鮮やかな紫色のお箱。
蓋をとると、いつもの丹波大納言小豆の粒はなく、スムースでツヤツヤの『あも 』が。。。
不思議な感じです。
丹波大納言小豆をふんだんに使った『あも 』は、あの大粒のふっくらとした小豆の存在感をあってこそ!そんな気持ちが、少なからずありましたが。。。
一口食べた瞬間、白旗。。。
とんでもございませんでした。。。
やっぱり『あも』はこしあんにしてもすごいです。
水ようかんのような、滑らかな口当たり。
こってりと、濃厚な丹波大納言小豆の風味。。。
「つぶあん」から「こしあん」へ姿を変えても、変わらない香り高さはさすがです。
お餅もとろりと柔らかく、それがこのこしあんに絡んでいくと、お味と食感の素晴らしきマリアージュ。
賞味期限が長いので、ゆっくりいただこうと思っていましたが、あまりに美味しくて一気に半分平らげてしまいました(笑)
『あも 』は昔から大好きなお菓子でしたが、また新しい風を吹き込まれたような気持ちになりました。
50年もの間、愛され続けてきたのは、この確かなお味ゆえ。
「美味しい」と思うお菓子はたくさんありますが、「すごい!」と感動するお菓子は案外少ないものです。
この新星『あも』は久しぶりの感動でした。
改めて、『叶匠壽庵』さんのあんこの美味しさを堪能いたしました。。。
お店の方に聞き忘れてしまったのですが、このこしあんの『あも』は、定番化されるのでしょうか。
50周年の記念販売という期間限定とするには、惜しい美味しさです。