お彼岸の前になると、さて今度はどちらのおはぎを頂きましょうかと、数日前から考えるのですが、東京だけでも、それこそおはぎをお作りしているお店はたくさんあります。
さらには、令和になったいま、他県のおはぎも東京にいながらしていただけるようになりました。
おはぎも最近はとってもフォトジェニックな、いわゆる進化系というようなおはぎがたくさんあります。
いつかはお試ししたいと思いながらも、昭和の人間だからか、いまだに昔ながらのおはぎの方に手が伸びてしまいます。
日本橋『長門』さんの店頭ディスプレイです。
おはぎはあんこと餅米という、とってもシンプルな和菓子ではありますが、それゆえにそのお店の個性が垣間見られるとも言えます。それと同時に、自分の好みを改めて知ることもできる、実はすごいお菓子なのではないかと思っています。
お彼岸に限らず、普段のおやつにお持ち帰りすることも多いおはぎですが、今回は「お彼岸おはぎ特集」と勝手に銘打って、過去記事でレビューした「お彼岸に食べたいおはぎ」を、まとめてみました。
このブログは自分のための備忘録という位置付けですが、実際に過去記事を遡ってみて、まだ記事としてあげてないもの、またお試ししようと思いながら実現していないお店などが明確になりました。
私にとって、お菓子は日々のおやつなので、まずは買いやすいこと。これが一番重要です。
昨今では人気のあるお菓子の中には、かなり購入ハードルの高いものも増え、私も頑張っていましたが、最近はとにかく近所でぶらりと寄って買えるお菓子を中心にしています。
リストアップしたほとんどのお店は、東京都内で比較的購入しやすいお店です。
おはぎもあんこやきな粉、ごま、など種類も色々とあり、すべてをご紹介するのは大変なので、詳細は過去記事のリンクを貼っておきました。
ランキングではなく、ただひたすらに編集上の都合による順番になっています。
お彼岸のおはぎ選びの参考にしていただけたら幸いです。
※過去記事は秋のお彼岸だけでなく、春のお彼岸、またお彼岸以外の時期に頂いたもの、取り混ぜています。
過去記事からの抜粋となるため、店舗情報など、すでに変更になっている可能性もあります。
訪問される方は、店舗のホームページなどで再度確認して行かれますようお願いいたします。
とらや
大好きなお店なので、春と秋、どちらのお彼岸も可能な限り足を運ぶお店です。
『とらや』さんはデパ地下などに多く出店されていますが、生菓子を扱うお店は限られています。そして店舗によって、並ぶおはぎの種類も違っていたりするので、どの店舗で購入できるか要確認です。詳細は『とらや』さんのホームページで確認できます。
『とらや』さんのおはぎでは、個人的には白小豆を使った白餡のおはぎ、そして黒糖餡のおはぎがおすすめです。
おかめ
大きなおはぎが人気のお店で、有楽町店、そのすぐ近くの交通会館店、麹町店の3店舗あります。
かつては渋谷PARCOの中にありましたが、先日のぞいてみたところ、閉店したようです。
イートインスペースはいつもたくさんの方で賑わっていて、私は並んで待つのがいやなので、テイクアウト専門です。
いつかはイートインしたいですが。。。
昔ながらの大きくぽってりとした、素朴なおはぎで、誰にでも好まれる庶民的な味わいです。
なによりも、お彼岸の時期だけでなく、いつでも美味しいおはぎが頂けるというのが嬉しいお店ですね。
www.hw-frankie.com
PARCO店は閉店
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赤坂青野
「スティーブ・ジョブズの愛した和菓子屋さん」として知られる、赤坂にある老舗の和菓子店で、この夏は「冷やしみたらし」が大人気でした。
こちらのおはぎは通年ではなく、お彼岸の時期に期間限定で販売されますが、看板商品の『赤坂もち』を始め、いつ行っても美味しいお菓子が並んでいます。
青野聰本舗
赤坂の青野さんと名前が似ていますが、こちらは六本木にある青野さんです。
六本木駅から東京タワーに向かって徒歩数分という立地。
和菓子の種類も多く、贈答用にも喜ばれるお品がいっぱいのお店です。
こちらのおはぎもお彼岸の時期だけの期間限定販売になります。
浅田家
溜池山王にある小さな和菓子屋さんですが、いつも豆大福お目当てにお客さんが並んでいます。
私もこちらのあんこがとっても好みで、ウォーキングがてらよく足を運んでいましたが、最近はご無沙汰しています。
とにかくあんこの美味しいお店なので、おはぎも美味しいですが、やはり一推しは豆大福ですね。。。
茂助だんご
現在は豊洲になりましたが、築地の有名な和菓子屋さんといえばこちらでした。
場内にあった頃、年末などは大盛況だったのを思い出しますが、今はデパ地下でも気軽に購入できるようになりました。
このお店はやっぱりおだんごなのですが、おはぎをはじめ、一年通して様々な庶民的和菓子が並んでいます。
デパ地下では、よく行く松屋銀座にも店舗があり、私もデパ地下巡りのたび、ついつい足を止めてしまうお店です。こちらのおはぎもそんな感じでお持ち帰りしてきたものです。
3種の中では、こし餡のおはぎが好みでした。
一炉庵
根津神社近くにある、老舗の和菓子屋さんで、夏目漱石が通ったお店としても有名です。
あまり馴染みのエリアではないので、店舗へ訪れたことは数えるほどですが、お茶会用の上品なお菓子が目を引くお店です。
『一炉庵』さんのお菓子は高島屋さんでも並ぶことがあり、リンクの過去記事は以前春のお彼岸で購入したものです。
しかし、記事にあるとおり、私は体調不良により、頂くとことができませんでした。。。
いつかリベンジをと思っています（笑）
秋色庵大坂家
三田にある小さな和菓子屋さんで、近くに慶應大学があります。
こちらも本当に美味しいお菓子がたくさんあり、ウォーキングついでによくのぞいていましたが、最近はご無沙汰です。
こちらのおはぎは、餅米に蓬が入っていて、ひと味違います。
写真を見ていたら、また食べたくなりましたが、お彼岸限定なのでチャンスは数日間のみです。。。
HIGASHIYA MAN
南青山、銀座に店舗を構える比較的新しいモダンな和菓子屋さんです。
とても洗練されたお菓子が多い印象ですが、そこはやっぱり和菓子屋さんです。馴染み深い和菓子なども、季節によって登場します。
おはぎもお上品サイズながら、つぶあん、こしあん、きなこ、ごまと4種類揃っています。
仙太郎
都内でもデパ地下に多くの店舗を有する『仙太郎』さんですが、中でも青紫蘇入りのおはぎは定番です。
一年通して美味しいおはぎが頂けるので、私も百貨店へお買い物に行くたびに寄っています。
気軽にお買い物ができるお店ではありますが、お彼岸の時期には長い行列ができることもあるほどの人気なので、早めの時間に訪問することをお勧めします。
www.hw-frankie.com
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鈴懸
福岡の和菓子屋さんですが、東京でも新宿の伊勢丹、日比谷の東京ミッドタウンの2店舗あり、私がいつも行く伊勢丹新宿店では、いつも朝から行列ができる人気です。
こちらはその月によって店頭に並ぶお菓子が変わるので、おはぎもその季節によって色々な種類があります。
９月のお彼岸ももちろん、おはぎが楽しめ、ホームページで確認できます。
『鈴懸』さんのホームページは、お写真がとっても美しく、見ているだけで美味しい体験ができるので、是非とものぞいてみてください。
叶匠壽庵
都内デパ地下にたくさんの店舗がある、滋賀県の和菓子屋さんです。
丹羽大納言を使った美味しいあんこを使ったお菓子も多く、デパ地下に行くたび、こちらも必ずのぞいていくお店です。
店舗が多くお買い物しやすい上、おはぎもとても美味しいので、おすすめすが、お彼岸のみのお取り扱いなので、この時期だけの限定です。
和菓子村上
金沢の老舗和菓子店で、こちらも都内のデパ地下に店舗展開しています。
私はこちらのお団子が好きで、時折渋谷へ行った際にはヒカリエの店舗にお邪魔しますが、おはぎもとても美味しかったです。
春、秋のお彼岸の時期だけなので、今がチャンスですね。
麻布十番庵
麻布十番商店街から一本中に入ったところにある、とっても庶民的な和菓子屋さんです。
品数も多く、今日のおやつはなににしようか？と迷ってしまうほどですが、お餅がとても美味しくておすすめです。
おはぎも私の記憶によれば、いつ行っても並んでいる印象なので、通年販売されていると思います。
松也
六本木ヒルズ内のお菓子エリア（ノースタワーB 1）に、今年登場した、おはぎとあんみつの専門店です。
専門店というだけに、おはぎは定番から季節限定まで、たくさんの種類があります。
イートインスペースも落ち着いた雰囲気で、通るたびにのぞいてみると、それほど混雑もしていないので、ヒルズでお買い物をした帰りに、甘いものを頂きながらの一休みには最適かもしれません。
とげぬき福寿庵
「おばあちゃんの原宿」巣鴨地蔵通り商店街にある和菓子屋さんです。
巣鴨といえば塩大福が有名ですが、このおはぎもインパクトがあります。
たまたま渋谷フードショー で催事出店しているところ、この「こぼれるおはぎ」を見て、飛びつきました（笑）
見た目通り、あんこたっぷり、とっても素朴な味わいの美味しいおはぎで、是非ともまた味わいたい一品に加わりました。
十勝あんこのサザエ
東京では日本橋三越本店や上野松坂屋、渋谷フードショー などに店舗のある、おはぎが有名なお店です。
十勝産小豆をたっぷりと使ったおはぎは、昔ながらの味わいで、飽きがきません。
一年中美味しいおはぎが、お手頃価格で楽しめるとあって、私がいつもいく渋谷フードショー の店舗では、いつも行列ができています。
五の神おはぎ
東京都羽村市に本店を構えるスーパー『福島屋』さんのおはぎです。
23区内ではアークヒルズ内の六本木店、虎ノ門ヒルズ内の虎ノ門ヒルズ店、秋葉原店とあります。
最近は和菓子屋さんだけではなく、スーパーの美味しいおはぎも注目されていますが、こちらも噂に違わずとっても美味しかったので、またリピートしたいおはぎです。
青柳正家
向島にある栗羊羹と最中が人気の和菓子屋さんです。私はあまり下町方面へ行くことがないのですが、こちらのお菓子はデパ地下などでもお見かけすることがあります。
リンクの記事は『京都航空便』と一緒になってしまっていますが、たまたまきな粉のおはぎだけ買うことができた時、一緒にレビューしました。
こちらのおはぎに関しては、これだけであまり情報を持っていないのですが、とても美味しかったので加えておきます。
日本橋 長門
お彼岸の時期だけの登場する、老舗和菓子店のおはぎです。
とっても柔らかく、つぶあんもこしあんも、とにかく美味しいです。わざわざ足を運んででも頂きたいおはぎです。
船橋屋こよみ
大好きなくず餅『船橋屋』さんが、販売店舗と期間限定を限定して販売するお彼岸だけしか出会えないおはぎです。
六穀を使った視線な食感のおはぎで、ヘルシー志向のお店ならではです。
いなば藩七
日本橋高島屋さんの『銘菓百選』で、見つけたおはぎです。
つぶあん、こしあんの二種類あります。
とっても大きなおはぎで、食べ応え満点の美味しいおはぎです。
寝かせ玄米と日本のいいものいろは
こちらのおはぎは糯米ではなく、寝かせ玄米を使った、ちょっと変わったおはぎです。
黒糖を使ったあんこも美味しく、玄米でも全く違和感なし。ヘルシー感覚で頂けるおはぎです。
紀ノ國屋
スーパーである紀ノ國屋さんのおはぎです。
濃厚なつぶ餡を使った大きなおはぎで、糯米にはもち麦がミックスされ、独特な食感が楽しめます。
美味しくてリーズナブル。満足度の高いおはぎです。
今西軒
こちらは京都の和菓子屋さんになりますが、東京でも購入できるおはぎです。但し、なかなか購入ハードルは高いですが。。。
京都のお店では連日多くの人がこちらのおはぎを求めて並ぶという、人気のお店ですが、東京では高島屋さんの『京都航空便』や、日本橋三越でも購入したことがあります。
とっても美味しいおはぎで、購入ハードルが低ければ、もっともっと頂きたいおはぎです。
山田餅本店
名古屋の和菓子店ですが、こちらも同じく高島屋さんで、お取り扱いのあったものです。
見た目のインパクトに違わず、とても美味しいおはぎだったので、もう一度出会いたいのですが、いまだ叶っていません。。。
秋保さいちのおはぎ
以前、銀座シックスで限定販売があった際には、あっという間に完売になった仙台・秋保の「主婦の店さいち」というスーパーのおはぎです。
私は銀座では購入できなかったので、仙台旅行へ行った際に楽しみました。
噂に違わず、本当に美味しい満足度100%のおはぎで、またこれをお目当てに仙台に行きたいくらい（笑）
草笛
長野のお蕎麦屋さんのおはぎです。
こちらはおそらく、この店でしか頂けないものだと思うのですが、とっても美味しかったので例外的にくわえておこうと思います。
おはぎはもちろん美味しいですが、このお店のくるみ蕎麦が絶品でした。
超番外編として、すでにの閉店してしまったお店ですが、『南青山まめ』さんも記録として残しておきたいと思います。
南青山まめ【閉店】
昨年の３月、惜しくも閉店してしまった南青山の小さな和菓子屋さんですが、こちらの黒米おはぎはとても美味しかったです。
思い出多きお店の閉店はとても残念で、いまだにあのお味が忘れられません。
www.hw-frankie.com
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以上、「お彼岸おはぎ特集」でした。
おはぎに限らず、お菓子ごとにきちんとした「まとめ記事」を作りたいと、もう何年も思っていますが、過去記事を探すだけでも一苦労で、なかなか着手できませんでした。
今回は時間があったので、お彼岸を機にようやく一つ作ってみました。
記事の書き方も今と昔ではスタイルが変わったりで、検索するだけでも大変でした。漏れもあると思いますが、これが精一杯（笑）
おはぎは大好きなので、これからも新規開拓していくつもりです。新しい記事ができたら、こちらに加筆していこうと思っています。
