お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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日本橋高島屋『末富』ひちぎり。ひな祭りに楽しむ季節の京都菓子。

今日はおひな祭りです。美味しい桜餅を求め、日本橋三越さんで開催されている『全国銘菓展』へ足を運んだ帰り道、当然、高島屋さんへも寄ってまいりました。

いつもチェックする『末富』さん。

定期的に生菓子が入荷するのですが、今日はひな祭りだからでしょうか、ひちぎりが入荷していました。

東京ではあまりお目にかかれないお菓子ですし、ひな祭りということで一箱お持ち帰りしてきました。




ひちぎり


3個入 ¥1,782(税込)
消費期限 当日

「ひちぎり」はあこや貝が真珠を抱いてるようにも見えるため、「あこや」とも呼ばれています。
以前頂いた京都の『嘯月』さんでも「あこや」と呼ばれていました。

お餅を引きちぎり丸めて窪みをつけ、中にあんこを乗せたお菓子です。

『末富』さんのひちぎりは蓬が使われています。
ぱっと見お餅のようですが、土台はこなしでサラリと、とても柔らか。

しっとりとした白いそぼろ餡の下に、白小豆の粒あんがはいっています。

蓬の風味、あんこのお味ともに、非常に繊細で美味しい逸品ですね。



「ひちぎり」は女の子の誕生祝いに贈る習慣があったことから、ひな祭りの定番菓子として定着したそうです。

こちら、可愛いピンク色のあんは手亡と白小豆のそぼろあんです。

そぼろの下には、つぶあんが入っています。

こちらもまた蓬の香りに小豆の濃厚な風味が包まれ美味です。



「ひちぎり」という名前の通り、千切ったような形状をしたお菓子ですが、お味の方はさすが京菓子と言える繊細な味わいで、女の子のお節句にぴったりだなと感じました。

私にも二人の娘がいますが、もう成人しているので、以前のように盛大にひな祭りをお祝いすることもなくなりました。
それでも、ひな祭りにこのようなお菓子を頂けると、特別な一日になったように感じます。

今年も美味しいお菓子を楽しめた、幸せなひな祭りでした。


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