今日は8月最初の日、八月朔日です。
八朔日は田に稲穂が実り出すこの時期、初穂をお供えし豊作を祈願することから「田の実の節句」とも呼ばれます。
また、田(た)の実(み)から「頼みの節句」として普段お世話になっている方に贈り物などをするなど、地域によってはそんなならわしもあるそうです。
今日はそんな八朔日にちなんだお菓子を求め、銀座三越の『たねや』さんまで行ってまいりました。
お目当てはこちらの『八朔福搗餅』。店頭にずらりと並んでいました!
八月朔日、まさにこの日だけにしか販売されない「一日限定」のお菓子です。
八朔福搗餅
一箱12個入 ¥972(税込)
消費期限 当日
とても冴えたイエローと朱のポイントを施したパッケージ。秋の豊かな実りを予感させるデザインで素敵ですね。
お箱の蓋を開くと、一面のあんこです!
あんこの下に一口大の粟餅が12個隠れています。
粟を搗き入れたお餅は、粟の粒々感と共にもちもちと歯切れの良い食感。普通のお餅とはまた違った素朴な美味しさです。
あんこは北海道産小豆を使用したつぶあん。しっかりと粒を残したとろとろのあんこで、小豆の香りがとても豊か。
粒感のある粟餅に美味しいあんこの組み合わせは大好物です。
これが一年に一度だなんて。。。
夏の嵐に見舞われながらも買いに出かけた甲斐がありました。
生まれも育ちも東京のため、農業やそうした行事にもまったく無縁ですが、お菓子がきっかけでいろいろなことを知ることができます。
美味しいお菓子を味わうだけでなく、それが作られた歴史や伝統を知ることもまた楽しいものです。
このお菓子は今日だけ。また来年のお楽しみです。
www.hw-frankie.com
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