本日の東京は気温が23.7℃となんとも春らしい陽気の一日でした。
2月だというの先週あたりから暖かい日が続いており、今年は春の到来も早いかも。。。そう思った先日、お買い物ついでに東京ミッドタウンの『虎屋菓寮』さんに寄ってきました。
毎年冬になるといただきたくなる粟ぜんざい。3月まではメニューにありますが、どうせなら寒いうちにというわけです。
東京ミッドタウンにある『虎屋菓寮』さんは、なんでもない平日でも割と混んでいたりすることがあるので、私はお友達と待ち合わせ以外は午前中に行くようにしています。
この日も開店して30分も経っていなかったので、お客様も2組だけでした。
お席も選び放題。やはり早い時間は静かでゆっくりできるのでおすすめです。
あわぜんざい
¥1,540(税込)
黄金色に輝く粟と濃紫のあんこが黒い器によく映え、もはやおぜんざいまでもがまるで絵画の如し。。。
濃厚に小豆が香るとろりんとしたあんこ。口当たりはサラリと滑らかで粟によく絡みます。
もったりと炊かれた粟は、柔らかすぎずしっかりとした弾力と粒々感を残しています。
この塩梅がたまりません。。。
時折、箸休めの塩昆布をつまみながら、また甘さへ向かいます。
一見、脇役、引き立て役の箸休めですが、そんなところにも手抜きなし。この塩昆布がまた美味しいのです。
大阪の小倉屋山本さんの、『短冊塩ふき昆布 あじろぎ』が使用され、このおぜんざいの美味しさをさらに引き立ててくれています。
本来は素朴なもののはずなのに、とらやさんの『あわぜんざい』はとにかく美しく上品で、背筋をスッと伸ばして頂きたくなります。
ただその味を楽しむことだけに集中。
そしてあっという間に食べ終える。。。
冬になると、一度は訪れてこんな時間を楽しみたくなるのです。
www.hw-frankie.com
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