のんびりしているうちに、今年も明日で終わり。
一足お先に届いた鍵善さんの花びら餅をいただきながら書いていますが、花びら餅については来年ということで、今日は「あんみつ」です(笑)
今年は夏前頃から「あんみつ」欲にかられ、とにかくあんみつばかり食べていました。
いつもなら、夏は水羊羹が定番でしたが、連日のようにあんみつを食べていたため、水羊羹に気持ちが向かいませんでした。
涼しくなってきて、ようやく「あんみつ」フィーバーが落ち着き、通常通り色々なお菓子に目が向くようになりましたが、決して飽きたわけではありません。
先日も六本木のミッドタウンの『とらや』さんへ、予約しておいた干支風呂敷をピックアップに行ったのですが、お隣の『虎屋菓寮』をのぞいてみると、珍しく空席が。。。
それならば一休みしていこうと、寄ってきました。
羊羹と抹茶グラッセで軽くと思ったつもりが、メニューを見ていたら、あんみつが食べたくなり。。。
「今年はよくあんみつを食べたけれど、ここでは食べていなかったかも?」
そう思い、久しぶりにあんみつをオーダー。
あんみつ
¥1,540(税込)
とってもシンプルなあんみつなのですが、それゆえに一つ一つの素材の美味しさが楽しめるのです。
寒天に色寒天を散りばめ、赤えんどう豆、そして御膳餡(こしあん)。
とってもコクのある黒みつもたっぷりとついてきます。
黒蜜を全投入し、さていただきましょう!
『とらや』さんのあんみつで使われている寒天、とにかく歯応えが絶妙で素晴らしいのです。
これが味わいたくてオーダーしてしまうというのもあります。
この時期は金柑が乗っていました。その時期によって、フルーツは変わるようです。
また秋頃には栗あんのあんみつなども登場しますが、やはり私はこの御前餡が好きなのです。
やはり『とらや』さんのあんみつは、あの寒天の歯応えと、お口の中でサラリと解けていく御前餡とのハーモニーに尽きると言っていいでしょう。
これからお正月は、白味噌を使ったお雑煮や花びら餅など、またお汁粉や粟ぜんざいなど、大好きな季節のメニューが登場しますので、その前にあんみつを堪能しておけてよかったです。