お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

Sponsored Link

京都『鍵善良房』花びら餅をお取り寄せ。京菓子恐るべしと思った、おすすめの逸品。

花びら餅のレビューが続いていましたが、今年は今日が最後になる予定です。

このお正月、いろいろな和菓子屋さんの花びら餅をお試ししましたが、そのきっかけとなったのが、
こちら『鍵善良房』さんの花びら餅です。

f:id:frankie17:20220110184026j:plain

以前から、噂で美味しいと聞いていたのですが、東京ではお取り扱いがなく、無理かなと思っていました。
しかし、調べてみると、なんとネットでお取り寄せできるということで、京都からはるばる来ていただいたものです。

3個入 ¥1,650(税込)
送料(京都→東京)¥1,000
お取り寄せ合計 ¥2,650(税込)





生菓子なので、必ず受け取れるよう、到着日指定です。

f:id:frankie17:20220110184048j:plain

こちらの花びら餅は初めていただくものでしたが、持っていたイメージを覆すほどの美味しさで、「こんな美味しいものを、京のお方だけのものにしておくなんて!」と、思ったものです。

f:id:frankie17:20220110184053j:plain

この花びら餅に出会わなければ、過去記事であげた数々の花びら餅もお試しすることがなかったと思います。
花びら餅の美味しさを知り、もっとあれこれいただいてみたいと、ここ数日ブログに上げてきた花びら餅をお試しした次第です。

f:id:frankie17:20220110184051j:plain

そろそろ花びら餅も終わりの時期ということで、最後に真打登場。
一番、好きだったものを最後にご紹介します。





花びら餅

f:id:frankie17:20220110184200j:plain

お餅はぽってりと厚く、ふわふわ、もちもち。とってもボリューミーですが、甘さは極々控えめです。

f:id:frankie17:20220110184212j:plain

牛蒡は太めの一本。他と違うのは、かなりガッチリと歯応えを残し、牛蒡の香りもしつかり出ています。

そして、特筆すべきは、牛蒡にまぶされたお砂糖。硬めの牛蒡に加えて、ジャリッとしたお砂糖の食感は、まさにクセになる感覚。

f:id:frankie17:20220110184157j:plain

加えて、白小豆を使った味噌餡が、これまた美味しくて。。。
甘さと塩気のバランスが絶妙で、なんとも濃厚で香り高いという。
そして、お餅もぷっくりなら、あんこもこんもりと、絶品の味噌餡を思い切り堪能できるのです。

f:id:frankie17:20220110184215j:plain

上品に香る口溶けよい味噌餡と、その存在を主張してくる牛蒡、そしてモチモチのお餅がお口の中で交わると、これまで味わったことのない、世界へ連れて行かれます。。。

f:id:frankie17:20220110184203j:plain

綺麗な断面をお見せしたかったのですが、お餅がとても柔らかく、牛蒡がスパッとカットするには硬さがあり、無理でしたが、このこんもり具合で、あんこたっぷりなのがわかるかと。

f:id:frankie17:20220110184209j:plain

こんな可愛らしい、お花のお干菓子もついてきます。

f:id:frankie17:20220110184206j:plain

『鍵善良房』さんのおかげで、私は「花びら餅」の真の美味しさを知りました。
大袈裟ではなく、「京都の和菓子ってやっぱりすごい!」と心底思いました。。。





今年最初にいただいた花びら餅が、こんなに美味しいものでラッキーでした。
そうでなければ、来年からまたこのお菓子をスルーしていたことでしょう。

f:id:frankie17:20220110184310j:plain

もちろん、また来年もお取り寄せするつとりですが、願わくば京都で年越し、甘いもの旅でもしてみたいものだと夢見ています。

常に日々のおやつは和菓子、洋菓子、バランスよく!と考えていましたが、今年は和菓子に比重が傾きそうな予感です。

エピファニーのガレット・デ・ロワもパスしましたし、早々に始まっている次なるイベント「バレンタインデー」のチョコも今ところ、特に注視しているものはありません。

お菓子の新規開拓よりも、早くお菓子を巡る旅に出たいです。
新型コロナの一日も早い終息を願ってやみません。。。



shop.kagizen.co.jp


www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com

伊勢丹新宿『鶴屋𠮷信』御所鏡 花びら餅。迎春の京銘菓を東京で楽しむ。

気づけばとうにエピファニーも過ぎ、とりあえず毎年欠かさなかったガレット・デ・ロワも今年は一つも買いませんでした。

買おうと思っていたものがありましたが、予約の時点で既に売り切れ。それなら無理をしてまで買うこともあるまいと、用意しませんでした。
フェイヴのコレクションは増やしたかったですが(笑)

夫や子供達からも特にリクエストはなかったので、食べたいと思ったら、作ろうと思います。
宗教的な縛りもないので、エピファニーではなくても、純粋にお菓子を楽しむことはいつでもできます。

昨年末に、どこかの記事で書いたとおり、今年はイベント情報に右往左往することなく、のんびりと本当に食べたいお菓子だけを楽しむことにしています。

そんな「いま食べたいお菓子」が、花びら餅です。今年はハマりにハマってしまいました。

f:id:frankie17:20220109090933j:plain

今日のレビューもまた花びら餅です。





本日は京都で200年以上の歴史を誇る老舗『鶴屋𠮷信』さんの花びら餅を。
東京にも百貨店などにこちらの店舗はありますが、生菓子をお取り扱いするお店は限られています。

日本橋の高島屋、三越本店、新宿は伊勢丹と小田急百貨店(こちらは今年、建て替えのため休業とか…)、池袋の西武百貨店くらいです。

今回は新宿の伊勢丹からお持ち帰りしてきました。

f:id:frankie17:20220109091044j:plain

こちらは3個入り。新年5日くらいまでは、店頭に並んでいて予約なしでも購入できますが、それ以降は予約のみだそう。

f:id:frankie17:20220109091050j:plain

他にもお菓子があるし、食べ切れるかしら。。。後から食べたいと思っても予約するのは面倒だし。。。などと迷いましたが、賞味期限が5日ほどあったので、お持ち帰りすることに。
結局、翌日にはすっかり完食してしまい、取り越し苦労でしたが(笑)





御所鏡 花びら餅

f:id:frankie17:20220109091047j:plain
3個入 ¥1,620(税込)

こちらの3個入りは店頭販売のみ。5個入り(税込¥2,700)は、『鶴屋𠮷信』さんのオンラインショップでお取り扱いしています。

f:id:frankie17:20220109091059j:plain

縁起の良い松菱の模様を施した薄紙に、一つ一つ包まれています。

f:id:frankie17:20220109091039j:plain

こちらは、もちっ、ふわっとした厚めの求肥が使われていて、なかなか甘さがあります。

f:id:frankie17:20220109091102j:plain

中に赤い小さな羊羹のような食感の紅餡が包まれていますが、これが小さいながらも濃厚な味わい。

f:id:frankie17:20220109091041j:plain

牛蒡は一本、しっかりとした風味があり、蜜漬けのしっとりとした甘さと食感を残しています。

f:id:frankie17:20220109091105j:plain

味噌餡は水分量少なめでカチッとした印象ですが、舌触りは絹のようになめらか。お味噌のよい香りがふわりと香ります。

f:id:frankie17:20220109091057j:plain

この味噌餡がとても美味しかったので、もっともっと欲しい!おもちがぷっくりと盛り上がるくらい入れて〜!
などと、思いましたが、この量がお味を決める最適バランスなのでしょうね。。。

f:id:frankie17:20220109091053j:plain





ところで、少し前の記事で、今年初めて「花びら餅」を口にした夫の感想について書いたことがありましたが、度重なる花びら餅体験に、テイストの変化が見られました(笑)

最初は「interesting 」という、よくわからないものだったため、外国人にはこの美味しさはわかるまい。。。と思っていたところ、今回は違う感想が出てきました。

「素晴らしい!」です。。。

f:id:frankie17:20220109091036j:plain

どうやら『鶴屋𠮷信』さんのお菓子が、お口に合ったのか、とても美味しかったそうです。

もちろん、「美味しい」に異存はありませんが、今年いただいた花びら餅は、お世辞を抜きにして、本当にどちらのものも美味しかったのです。

多分。。。こちらの求肥の食感と甘さが、好みにばっちりとハマったのだろうと思います。

来年は検証するためにも、ズラリと並べて「食べ比べ」をさせてみようかしら(笑)


www.tsuruyayoshinobu.jp


www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com

伊勢丹新宿『鈴懸』葩餅。福岡発の和菓子店が作る迎春の花びら餅。

迎春のお菓子は毎年、『とらや』さんの羊羹を用意していて、今年も2本あるのですが、すっかり花びら餅にハマり、なかなか順番が回ってきません。

今回も花びら餅ネタです(まだまだ続きます)笑。

f:id:frankie17:20220108105723j:plain

京都の和菓子屋さんが作る花びら餅を中心に、いろいろとお試ししましたが、唯一京都以外のものでいただいたのが、福岡県の『鈴懸』さんのものです。

こちらのお店ではいろいろお気に入りのお菓子がありますが、花びら餅はこの度初めてのお試しです。





葩餅

f:id:frankie17:20220108164529j:plain
1個 ¥378(税込)

こちら、「葩餅」と書いて「花びら餅」です。

小ぶりの可愛らしいサイズで、なんとなくこの漢字にイメージが合っている気がします。私だけでしょうか(笑)

f:id:frankie17:20220108164532j:plain

生地はもちっとコシのある、厚目の求肥。
ほんのりとした赤いのは、お餅の中に赤いお餅がさらに薄く重ねられているから。

f:id:frankie17:20220108164518j:plain

牛蒡はしっかりとした歯応えがあります。これだけの歯応えを残しながら、牛蒡特有の香りは極力控えてあります。

f:id:frankie17:20220108164527j:plain

味噌餡は『鈴懸』さんのあのサラリとしたこし餡とは反対に、甘さ塩気ともに強めでどっしりとした印象で美味しかったです。

f:id:frankie17:20220108164523j:plain

お値段も京都のものに比べると、かなりリーズナブルな設定になっているのも嬉しいところてす。





これまで味わってきた、『鈴懸』さんのサラリとしたイメージを覆し、こういうお菓子のお作りもするのだなと、新たなイメージができた「花びら餅」でした。

他にもまだまだ味わったことのないお菓子があるので、これからも要チェックのお店ですね。

f:id:frankie17:20220108164520j:plain

『鈴懸』さんはオンラインストアもありますが、この花びら餅は店頭販売のみ。
1月の中旬までお買い求めできます。


鈴懸 すずかけ | 福岡 博多 和菓子


www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com

『老松』の花びら餅を東京で。伊勢丹新宿店で買える京都の和菓子。

新宿の伊勢丹デパ地下は和菓子、洋菓子共に充実で、見て歩くだけで楽しいのですが、結局はいつも決まったところでお買い物することがほとんどです。

今年はこれまでお買い物したことのないお店でと、訪れたのが和菓子の『有職菓子御調進所 老松』さん。
お茶席のお菓子というイメージもあり、これまで立ち寄ったことがありませんでしたが、可愛らしい花びら餅が店頭にあったので、お持ち帰りしてみることにしました。





花びら餅

紅白の梅が描かれた薄紙に包まれています。

f:id:frankie17:20220108103115j:plain
1個 ¥648(税込)

大きさは小ぶりなので、私は一気に2つ、いただいてしまいました(笑)

f:id:frankie17:20220108103117j:plain

羽二重製のお餅はぽってりと厚めですが、ふわふわっとした食感に、優しい甘さ。
中の紅が薄らと浮き上がり、ほのかに白いお餅を染めています。

f:id:frankie17:20220108103120j:plain

味噌餡は白小豆と手亡豆、白味噌が使われています。
味噌餡もそのお店によって使われているお味噌が違うので、同じ「白味噌」を使ったものでもお味が違うものですが、こちらはお味噌の塩っぱさと香りがしっかり感じられるお作りです。

f:id:frankie17:20220108103304j:plain

牛蒡は一本、スッと。甘さ控えめで、柔らかく炊かれています。

f:id:frankie17:20220108103110j:plain

お味噌がはっきり主張してくる味噌あんですが、餅生地にボリュームがあるせいか、あんはとても控えめに感じます。





迎春の生菓子も並んでいて、そちらも心惹かれましたが、他のお店のお菓子をですでに買った後だったので、今回は花びら餅だけのお持ち帰りとなりました。

とても美味しかったので、次に新宿へ行った際には、またのぞいてみるつもりです。

f:id:frankie17:20220108103112j:plain


www.mistore.jp


今年のお正月は、毎日のようにこうして「花びら餅」を楽しんでいました。

どちらのお店のものも本当に美味しくて、あれもこれもと手が出てしまい糖分摂取過多です(笑)

「花びら餅」の投稿は、もう少し続きますので、お付き合いくだいませ。


www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com

伊勢丹新宿『鈴懸』。季節の七草おはぎと、冬の定番いちご大福。

今日は七草粥の日ということで、いつもシリアルなどで朝食を済ませる家族にも、「一口でいいから!」と、無理矢理食べてもらいました(笑)

f:id:frankie17:20220107105447j:plain
詳しくは日記ブログに書いています。

私自身それほど美味しいと思っているわけではありませんが、行事食なので毎年いただくようにはしています。

先日、そんなお節句にぴったりのお菓子を、伊勢丹新宿の『鈴懸』さんで見つけました。

f:id:frankie17:20220106110241j:plain

いつも行列のできている人気店ですが、久しぶりに「いちご大福でも」と、人の少なくなったタイミングを見計らってのぞいてみたところ、面白いお菓子があったのでお持ち帰りしてきたのです。





七草おはぎ

f:id:frankie17:20220106110332j:plain

柔らかく炊かれた餅米に、七草が入っています。

f:id:frankie17:20220106110339j:plain

わずかに草の香りと苦味は感じますが、草餅などのようなはっきりとした主張はなく、あくまでもあんこが主役と言った味わいです。

f:id:frankie17:20220106110345j:plain

ゆるっ、サラッとした鈴懸さん特有の上品なこし餡。

f:id:frankie17:20220106110350j:plain

餅米とあんこ、両方が柔らかく、食感のバランスがよき。

f:id:frankie17:20220106110335j:plain

七草粥をいただく朝に、代わりにこんなお菓子があれば。。。なんて思うところですが、賞味期限が当日なので、前日に買い置くこともできず残念です。。。
フライングしておやつにいただきました。





いちご大福

f:id:frankie17:20220106110458j:plain

こちらは冬場に新宿の伊勢丹へいくと、必ずと言っていいほどお持ち帰りするお菓子なので、過去記事にも登場していますが、久しぶりに再投稿です。

f:id:frankie17:20220106110452j:plain

薄く柔らかい求肥に包まれた、こし餡といちご。この繊細な薄〜い求肥と餡子、いちごのバランスがすごく好きです。

f:id:frankie17:20220106110455j:plain

上品なこし餡の甘さが、いちごのフルーティーな味わいと酸味にしっかりマッチ。

f:id:frankie17:20220106110449j:plain

あっさりとしていて、何個でもいただけそうな軽さです。

f:id:frankie17:20220106110500j:plain

久しぶりでしたが、このいちご大福はとにかく『鈴懸』さんらしい、品のよいお大福さんで大好きです。


www.suzukake.co.jp


www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com