今日は病院へ行った帰りに、ものすごく久しぶりに銀座へ寄ってきました。かれこれ3ヶ月ぶりくらいでしょうか?
今年に入ってから、なぜか以前のように病院帰りに具合が悪くなることがなくなったので、ついつい寄り道したくなります(笑)
それでも、まだコロナが怖いので、パッとデパ地下だけ寄って帰るつもりでした。
百貨店開店まで少し時間があったので、ぶらりと6丁目あたりまで歩き、『空也』さんをのぞきに行ってみると、いつもの行列もなく、例の貼り紙(売り切れを知らせる貼り紙)もありません。
これはひよっとして⁉︎と、中へ入ってお尋ねしてみると、ありました。
予約なしで、もなかも生菓子も
コロナの影響があるのでは?と思っていましたが、やはり外出を控えている方が多いためか、現在は予約自体も少なくなっているそうで、予約なしでも買える日があるとのこと。
但し、午前中なら可能性ありということで、少し遅くなれば無理なようですが。。。
私は10時過ぎでしたが、その時も予約なしで買っていかれる方が、何人かいました。
お近くにお勤めの方や用事があって銀座まで来た方などは、「今なら!」と足を運ぶ人もいるのだと思います。
今回は「夏の生菓子もありますよ」と声をかけていただいたので、もなかと生菓子をお持ち帰りしてきました。
夏の生菓子
¥1,530(税込)
「空也双紙」という名のこのお菓子、一度食べてみたかったのです。
お店で生菓子をみせてもらうと、こちらがちょこんと入っていたので、ちょっとテンション上がりました。
食べてしまうのがもったいないと思うほど、綺麗な色形のお菓子です。
ふわふわというのではなく、しっとりとしたカステラのような薄めの生地に粒餡。
もなかの餡子とは違った、甘さ控えめのしっかりと粒を残した餡子がサンドされています。
こちらは、たっぷりのこし餡が詰まった葛饅頭。餡子食べたい欲が満たされました。
そして黒胡麻のお餅も同じく餡子いっぱい。とても控えめな餡子なのに、胡麻のコクに負けないのが不思議です。。。
美味です。
流し物は3種類。水羊羹は大好きなので、こちらも美味しくいただいたのはもちろんなのですが、他の2つもまたなんとも言えず。。。
翡翠は抹茶の風味とほろ苦さの余韻がなんとも美味で、この美しさを崩してしまいたくないと思いつつも、もう一口、もう一口と完食。
写真が上手ではないのでわかりづらいですが、とにかく色合いが古典的で美しいのです。
錦玉は「蜜」です。和三盆糖なのですが蜜のようなコクがあります。
これまでいただいた流し物と言われるお菓子の中でも、ダントツに美味しい。
ちょっと感動ものです。
上部には小豆のそぼろが入っていますが、これがものすごく滑らかで、お口の中で蜜と溶け合います。
本物の琥珀のような輝き。歌麿さん風に言えば、まさに「食べる宝石」です(笑)
この6種類の生菓子は一人で全部食べました。
帰宅して羊羹だけ30分ほど冷やして、それから一気に全部です(笑)
自粛中は外出もできずで、生菓子を食べることができなかったので、気持ちがものすごく欲していたんですね。
とりわけ、こんなに美味しい和菓子です。
まるで、これまで頑張っておこもり生活をしてきたことのご褒美のようでした。。。
ちなみに生菓子の消費期限は当日ですが、早く食べられればより美味しくいただけるので、持ち帰ったらなるべく早めに食べるようにしています。
空也もなか
10個入 ¥1,100(税込)
今回も10個入りをお持ち帰りしました。あとから考えて、「そうだ、もなかは日持ちするんだった!お汁粉にしても美味しかったんだわ!」と、もう少し余分に買って帰ればよかったなと思いました。。。
『空也もなか』については過去記事にあるので、そちらを見てくださいね。
半年ぶりの『空也』さんの和菓子、やっぱり美味しいです。
もなかももちろん美味しいのですけど、生菓子もものすごくおすすめです。
お使い物やお土産などにも喜ばれるお菓子なので、遠方から足を運ぶ人も多いお店です。
これから都道府県の出入りが自由になるといいますから、そうなると今回のようにぶらりと寄って買うというわけにはいかなくなると思います。
「食べたーい!」という方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
絶対に買える!とは言えませんが、今ならまだ予約なしで購入するチャンスはありそうです。
(2020年6月18日現在の情報です)
店舗
東京都中央区銀座6−7−19
℡ 03(3571)3304
アクセス
地下鉄各線「銀座駅」より徒歩約5分
JR「新橋」「有楽町」より徒歩約10分。
銀座並木通り沿いです。
営業時間
月〜金曜 10:00〜17:00
土曜 10:00〜16:00
定休日 日曜、祝日