ちょっと間が空きましたが、再び銀座空也さんです。
子供の頃は大好きだった最中ですが、この20年くらいはあまり好んで食べることはなくなりました。
人から頂いたりして食べることはあれど、自分ではほとんど買うことがありませんでした。
しかし以前記事にした『切腹最中』を食べて以来、「最中も美味しいのよね〜」と密かに最中熱復帰かっ?!
と思いきや、やはり餅菓子の方に偏ってしまっています。。。
今回の空也さんも、当初の目的はもなかではなく、『空也餅』でした。しかし、どうせ予約をして取りに来るならと、もなかも一緒に予約しておいたのです。
久しぶりの『空也もなか』やっぱり予約しておいたよかったです。それは新たなる美味しさを発見したからで、これは後ほど語るとして、そもそも空也さんで『空也もなか』を買わずして。。。というのが普通なのですが。。。
それにしても、安定の人気です。
朝の行列
平日、金曜日。朝の10時少し前に行くと、すでにこの行列です。。。
これは当日販売を狙った行列ではなく、皆さん予約した上で来ている人ばかりです。
何故なら、お店の前には「売り切れです」の張り紙が出ているからです。
この張り紙があるときは、いくら早くから並んでも、予約なしで購入することはできませんのでご注意。
空也もなか
10個入 ¥1,100(税込)
(化粧箱入りは¥1,200)
瓢箪の形をした焦がし皮(最中種)には「空也」の文字。
この皮がまた香ばしくて美味。
焦がし皮が閉じないくらい、しっかりとつぶしあんが詰まっています。
さて。。。久しぶりに食べた空也さんのもなかですが、餡子はもっとこってりとしてなかった?というか塩味が少ない?
皮ももっとパリッとしてた記憶が。。。
私にはよくある事なのですが、かつて食べたもののイメージを頭の中で熟成させ過ぎるのか、再会したときに「おや?」ということがよくあるのです(笑)
それでも美味しいです。あの粒をしっかりと残したつぶしあんの食感変わりませんし、皮の香ばしさも昔食べた時と同じです。
きっと長いこと私が最中から遠ざかっていたせいで、記憶のエイジングが起こってしまったのでしょう(笑)
そんな事をつらつらと考えながらも、しっかり堪能しました!
印象は変われど、美味しいです!
あのしっかりと小豆の皮を残した粒々食感の餡子は、やはり好みなのです。
一番小さなサイズが10個入りとなっています。10個は多い?と思う所ですが、こちらのもなかはとっても小ぶりなので、いざ食べ始めると10個くらいは余裕です。
そして『空也餅』は消費期限が当日ですが、この『空也もなか』の方は1週間ほど日持ちするので、ちょっと多目かなと思ってもあっという間に平らげてしまいます。
空也さんのショップカードの裏は、値段表になっているので、贈答用などで沢山買う場合は便利です。
餡子
今回は『空也もなか』と『空也餅』を同時に買って食べたのですが、餡子の違いがなかなか面白かったです。
まったく違った味わいで、甲乙つけがたし。。。と言いますか、一言で「餡子」といっても、その個性は様々なのですね。
空也もなか汁粉
1週間ほどは日持ちはするといっても、消費期限も迫ってくると、多少は餡子の乾燥や最中種の食感が気になってきます。
そんな時は「お汁粉仕立てにして食べてみるのも一法」と、添えられた紙に書かれています。
これまであっという間に食べてしまいお汁粉のようにして頂いたことがなかったので、今回初めてお試ししてみました。
説明書では「5、6個まとめて手鍋に入れ、水を加えてお汁粉に」とありますが、そんなにたくさん残っていないので、お碗に熱湯を注いでインスタントに食べてみました。
(邪道かしら。。。)と思いながらも沸いたばかりの湯を注ぎ。
グズグズっと崩し、餡子を湯によく溶かします。
えええーっ 美味しいー‼️
これ、美味しいです!すごくいいです!
こんな事を言ってはいけないかしら?と思いながらも、私はもなかとして食べるより、今回はこちらの方が美味しく感じてしまいました。
焦がし皮の香ばしさはそのままに、とろりとした餡子の美味しさと小豆の皮の食感。
残り2つのもなかは全てお汁粉にして平らげました!
やっぱり『空也もなか』、美味しいです。
冒頭で言っていた、「新たなる美味しさの発見」とは、このことなのでした。
年末年始の予約
11月になり、先日予約に訪れたとき以上の人が開店を待っていました。空也餅の販売月でもあるのでその影響もあるのでしょうか。
今でさえこの行列なので、師走にはもっと予約する方が増えるでしょう。
1日に作る個数が決まっているので、予約がいっぱいになれば希望日時での入手は困難になります。
年末年始の予約もすでに受け付けが始まっています。
年末年始に頂きたいという方、また帰省土産に持ち帰りたいという方など沢山いるかと思います。
お店の方に聞いたところでは、電話もかなり繋がりにくくなっているようなので、予約は日にちが決まり次第お早目に!とのことです。
直接行ける方は店頭で予約した方がいいかもしれません。
そこらへんのことはお店の詳細とあわせて、前回の『空也餅』の記事にも書いていますので参考にしてみてください。
さて、私はまた来年、『空也餅』の時期に予約をしましょうか。
そして、今度はもっとたくさん買って、半分はそのまま食べ、後の半分は説明書通り一気に手鍋でグツッとお汁粉にして食べてみたいです。