今日はクリスマス。昨日も今日もケーキをいただきましたが、本日のトピックは和菓子です。
かねてから噂に聞いていて、一度はお試ししたいと思っていた、秋保名物の『さいちのおはぎ』。
仙台の奥座敷、秋保温泉にあるスーパー『さいち』さんで販売されているおはぎで、もはや秋保名物はおろか、仙台名物と言ってもいいくらい人気のおはぎです。
以前、銀座シックスで販売されたことがありましたが、あっという間に完売で、乗り遅れた私はしっかり逃したのでした。
仙台へ行くのなら、今度こそは!と思っていましたが、車旅をしない私にとって秋保は遠い。。。
しかしリサーチしたところ、仙台駅でも週に数日だけ販売があると知り、たまたま旅行日が販売日とバッチリ重なっていたので、仙台到着した当日、そして翌日の朝、おはぎを求めて行ってまいりました。
販売場所
場所は仙台駅に隣接する『S-PALエスパル 仙台東館2階』の『伊達のこみち』内。
『伊達のこみち』はこちらの入口からも入れます。
『さいちのおはぎ』が販売されているのは、『伊達のこみち』の中にある「東北めぐりいろといろ」の店頭で、下の地図の④の場所です。
(現在地となっているのは、1枚目の写真にある入口です。2枚目の写真の入口は①と⑤の間になります)
販売日
こちらで『さいちのおはぎ』を購入できるのは、木曜日、金曜日、土曜日の週3日だけです。
到着したのが木曜日のお昼だったので、一縷の望みをかけ、新幹線を降りてまっすぐ向かいましたが、予想通り「完売」でした。
しかし、まだチャンスは2回あります。
翌日の朝、再トライしてきました。
何時に並べばいい?
どの程度の行列なのか、よその土地ゆえまったく予想がつかなかったので、エスパル開店の30分前に行って様子を見ることにしました。
開店は10時ですが、30分前には誰も並んでいませんでした(笑)
そのまま入口の見えるそばのベンチで待っていましたが、誰もきません。。。
開店5分前に入口のところに移動して、ほどなくすると、ちらほらと人が並び始めました。
とはいえ10人程度でしたが。
開店と同時に入店、目的のおはぎをなんなく購入。
行列どころか、この日は開店後でもまだまだたくさんありました。
ただ、購入個数制限も特にないので、たくさん買っていく人も結構いるようです。実際に私が行った時もカゴに幾つも入れている人がいました。
やはり、はけ具合はその日によりけりかと。
仙台駅、エスパルでの販売は毎週、木、金、土の3日間ですが、1日400個入荷するそうです。
お店の方にお尋ねしたところ、早い時は30分で売り切れることもあるそうですが、出足の遅い日なら2時間後でもチャンスありと、その日によって違うようです。
この日は30分後くらいにまた戻ってみたら、きれいに売り切れていました。
やっぱり開店と同時に行くのが確実なようです。
この日は平日の金曜日。それでも早々に売り切れていたので、土曜日はまた違った状況かと思います。
さいちのおはぎ
「さいちのスーパー」には他にも種類があるようですが、仙台駅で購入できるのは、3種類のおはぎです。
それぞれ1パック2個入りで¥250(税込)。
今回はもちろん3種類お試ししてみました。
あんこ
1パックに大きなおはぎが2個ギューっと詰まっています。
かなりしっかりと潰してある、水分量多めのもったりとした粒あんです。
甘さ控えめですが、小豆の味わい濃厚でとっても好みのあんこ!
小豆がそのままの形をとどめているものもありますが、皮は柔らかく、とにかくもったりと柔らかいあんこです。
餅米は粒を残したもちもち食感。
とにかくあんこの量がすごいです。
餅米に対して、あんこはその倍はあるかと。
すごく大きいなと思ったのですが、ほとんどあんこなので、わりと軽くていただけます。
このおはぎ、本当に普通のおはぎなのですが、ものすごく美味しいです。誰かの家のお茶の間で振る舞われた絶品の手作りおはぎをイメージさせます。。。
初めていただきましたが、人気なのも納得のお味でした。
きなこ
蓋を開いた途端、きな粉の良い香りがふわりと広がります。
緑がかったきな粉がたっぷり。
このきな粉、お砂糖とお塩がいい塩梅にミックスされていて、お味のメリハリがピリッと効いています。とにかく美味しいの一言。。。
きな粉のおはぎといえば、中にあんこが包まれているものも多いですが、こちらは餅米のみ。
この餅米が「あんこ」のおはぎとは違っていて、こちらはしっかりと潰してあるタイプ。
よりもちもちとコシの強さがあります。
このきな粉のおはぎ、本当に好みでした。幼いころに食べていたようなお味で、私的には、あんこをしのぐか⁉︎というくらい、美味しかったです。
おはぎにたっぷりときな粉をまぶしても、まだまだ容器にきな粉がいっぱい残ってしまうほど。。。
とにかくきな粉の量が尋常ではありません(笑)
これが秋保のさいち流なのでしょうか、大盤振る舞いで嬉しい限り!
ごま
こちらも黒胡麻たっぷり、てんこ盛りのおはぎです。
細かくすり潰した黒胡麻にお砂糖と塩が加えられています。
黒胡麻の香ばしい香りに、ほんのりとした甘さと塩気。
ジャリジャリっとしたお砂糖の食感がなんとも言えない、美味しい感覚(笑)
餅米はきな粉のおはぎと同じように、かなりしっかりと潰してあるタイプです。
こちらのおはぎも餅米に対し、黒胡麻がとにかくこれでもか⁉︎というくらいかかっていて、たっぷりまぶしながらでも、たくさん余ってしまいました。。。
あんこもきな粉も美味しいですが、この黒胡麻もまた違った美味しさです。
まさに三種三様。それぞれ特徴があり、どれもすごく美味しいのですから、人気なのもわかります。
なんというのか、まるで家庭で作るような、手作り感が強く感じられる味わいで、子供の頃に食べた懐かしさを感じました。
おまけに大きなおはぎが2個で¥250という、嬉しいお値段です。胃袋さえ伸びるのなら、幾つでも食べたいくらいでした。
本当に美味しいおはぎたったので、旅行中に朝から買いに行った甲斐がありました。
仙台へ行かれる方で、もしもタイミングが合えば、是非お試ししてほしいおはぎです。
※こちらは2021年12月の情報です。
その時により状況は変わるので、必ず購入できるものではないこと、ご承知おき下さいませ。
あくまでも参考として読んで頂けたらと思います。