お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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コンタクトレンズで近視と老眼を一挙に解決!その方法とは⁉︎ キーは「利き目」にあった!

ここ数年、毎年涼しくなってきた頃を見計らって、病院へ検診に行くようにしています。
ちょっと面倒ではありますが、日頃からとにかく健康第一!と思っているので、最低でも一年に一度のチェックはしておこうと心掛けているのです。



などと言うのは嘘で、本当は主治医の先生から「ちゃんと検診だけはしなさい!」と叱られるので致し方なくです(笑)

そこで、まずはあまり怖くない眼科へ行って参りました。

近視と老眼

特に眼を患っているわけではありません。コンタクトレンズの処方がてらの検診です。

私はなかなかの近視で、裸眼では歩けません。いつも家では眼鏡、外出時はコンタクトでしのいでいます。

近視の人は老眼にならない、などと若い頃は聞いていましたが、それは嘘です。近視でもしっかり老眼の洗礼は受けます。

普通の老眼と違うのは、裸眼であれば手元は見えますが、眼鏡やコンタクトで矯正してしまうと、途端に手元が霞むという、眼のよい人とはまったく逆の現象となることです。

眼鏡の時は手元を見るときだけ、眼鏡を頭へ、そして遠くを見る時はまた戻すという事を繰り返します。
また、コンタクトの時は眼鏡のように取ったり外したりは簡単にできないので、コンタクトの上から老眼鏡をかけて矯正する事になります。

ただそれだけのことですが、これが非常に面倒なのです。

遠くにフォーカスすると手元が見えない。手元にフォーカスすると遠くが見えない。。。
なんとも厄介です。

眼科テク

普段、あまり眼科のお世話になる事はありませんが、コンタクトレンズの処方をしてもらう時は合わせて検診してもらいます。

身体のように主治医などはいないので、その時にたまたまいた先生に診て貰う事になるのですが、ほとんどの場合は特に問題がなければ、「特に問題はありませんね。いつもと同じ感じ(のコンタクト)でいいんじゃない?」と、簡単なものです。

しかし今回の先生、それはそれは熱心にあれやこれやと手を尽くしてくれました。
検診さえ終わればあとは看護師のお姉さんにお任せが普通ですが、この先生は自ら席を立ち、あれやこれやと世話を焼いてくれたのです。

性格が完璧主義なのでしょうか。とにかく私の「遠くはバッチリ見えなくちゃイヤ!でも手元が見にくいのも疲れてイヤ!」と、そんな無理なお願いを可能にすべくあれこれ知恵を絞ってくれたのです。




過矯正

私はいつも「これ以上は無理です!」と、眼科の先生が言うほど高い度を求めます。
とにかく辺りを見回した時、ハッキリクッキリと遠くが見えないとイヤなのです。

人によっては、目の負担になるから、ある程度見えればいいと度を落とす人が少なくないらしいのですが、私はコンタクトでも眼鏡でも、「こんなのして歩いたら頭痛がおきる!」と言われるくらい、先生の許す限り、過矯正ギリギリまで合わせています。

これまで、それで頭痛が起きたり、体調不良になった事はありません。
今回も同じように、「めいいっぱいまで!」と言っていたのですが、先生は別の提案をしてきたのです。

利き目

これまで私は知らなかったのですが、眼にも「利き目」というものがあるそうですね。
人はほとんどこの利き目の方でものを見ているといいます。

私の場合は左眼が利き目だそうです。
左眼の方が右眼に比べて視力がいいので、酷使している方が悪いのではと思っていましたが、よく見えるほうが利き目だったということです。

これまで、左右それぞれの視力に合わせてコンタクトの度を変えて使用していました。
つまり右眼、左眼共に100%見える状態にしておくということです。

こうすると、当然遠くはよく見えますが、手元はほとんど見えません。遠くにフォーカスしているので当然です。

しかし、ここで先生が提案したのは、利き目である左眼でしっかりと遠くを見て、視力の弱い右眼の度を和らげて、手元にフォーカスしやすくするという方法です。

そんなことができるの⁉︎

初めて知りました。眼科テクといったものなのでしょうか?
これまで出会った眼科医の中に、そんなテクがあることを誰も教えてくれませんでした。

片眼で見る ⁉︎

片方の眼だけバッチリと視力が出るように合わせ、もう片方の眼はぼんやり?
なんだか気持ちが悪いなぁ。。。と思いましたが、眼医者さんに言われるまま、コンタクトを装着してみると、思ったよりも気持ち悪さはありません。

若干の違和感はありますが、遠くもしっかり見えるくらいの視力は出ています。
そして、手元の方もこれまでよりもずっとよく見えるではありませんか!

ここで口を酸っぱくして言われたのが、「決して片眼でものを見ようとしてはいけません」ということでした。
単純な私は「これって、遠くを見るときは左眼、近くを見るときは右眼って、片眼をつぶって見たらもっと良く見えるんじゃないかしら!?」などと言ったせいです。

両眼の視力に合わせ、しっかりバランスをとって調整しているので、片眼で見ても効果はないそうです。むしろ頭が痛くなったり気持ち悪くなったりする可能性すらあるそうです。

脳は覚える

こうして新しい試みを提案されたわけですが、最後の最後まで迷いました。何十年もそうしてきたように、これまで通りに左右それぞれ度の合ったコンタクトにしておいたほうがいいのか、いやいやもはや老眼もあることだし、新しいチャレンジをすべきか。。。

実際に眼科で試している時は、まだ違和感は残っていました。なんとなく左右のバランスが取れていないような感じを覚えていたのです。

「なんとなく、多少の違和感というかバランスが取れていない感じがするのですが。。。」

そんな不安を口にすると、これはじきに解決するだろうと言われました。
つまり慣れてくれば、違和感は感じなくなるということです。

これは「脳が覚える」からだそうです。あまり無理をすると(左右の度を極端に変える)脳が混乱して頭痛などちょっと困った症状が出たりするケースもあるそうですが、無理のない程度に合わせておけば、脳がその変化を受け入れて、不自然さを感じなくなるそうです。




結果は。。。

そんなわけで、とりあえずトライして、ダメならまた元に戻せばいいだろうと、実際に装着して生活してみました。

まだ数回しか試していないのですが、実際にやってみた感想としては、思ったよりも具合がよい!ということ。

これまではコンタクト装着時は全く手元が見えていませんでしたが、いまは老眼鏡を掛けずともスマホの操作くらいはできる程度に見えるようになりました。
また、遠くもしっかりと見えています。
つまり、近くも遠くも不自由なく見えるようになったということです。

長時間使用した場合に頭痛や気持ち悪さは出ないかしら?との心配もありましたが、こちらも全く問題なしですこぶる快適です。

長い時間かけてコンタクトをつけたり外したり、今回のコンタクトレンズ選びは大変でしたが、トライしてよかった!と思いました。

ここまで試行錯誤、苦労するくらいならレーシック手術などを受けてしまえば早いのに。。。などとよく言われるのですが、手術と名のつくことはできればしたくはありません。

おまけにレーシックでは老眼を解決することはできないとのことなので、希望が叶うわけでもありません。

とりあえずは、このままコンタクトレンズを使った方法で、快適に世の中見渡せればいいかなと思っております。

【注】
身体に関することは個人差があります。
この記事はあくまでも「私のケース」ですので、興味がおありの方は眼科医と相談して頂くとして、こちらの記事は参考程度にしていただけたらと思います。