お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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Happy Valentine’s Day !甘いチョコレートに怒りも溶かされて。。。

今日がヴァレンタインズデーであることをすっかり忘れていました。
ここ数日、体調を整えようと甘いものを控えていたせいもあります。

美味しそうなお菓子が並ぶ洋菓子店、和菓子店には近づかない!そう自分に言い聞かせ、出かけても用事が済めば真っ直ぐに帰宅するという味気ない毎日を送っていたのです。

巷に溢れるチョコレートを避けたところで、この時期はスーパーへ行ってもコンビニへ行っても、はたまたテレビを観ても、至る所でバレンタイン尽くしです。

おまけに私の脳内では常に甘いものが踊っています。真っ白なクリームたっぷりのふわふわケーキ、褐色にツヤツヤと輝くチョコレート、真っ黒な餡子の詰まったお饅頭。。。常に甘いものに支配されています。




外国人夫曰く、私はスイーツaddictなんだそう。甘いもの中毒ということですね。

「シュガーは身体によくないぞ!」

自分のことは思い切り棚に上げた外国人夫からは毎日のように言われますが、年に2回の健康診断ではなかなか優秀な数字を出している私。
こんなに甘いものばかり毎日食べているのに自分でも不思議です。。。

しかし過信は禁物と、こうして時折甘いもの断食をするのですが、今日は娘がチョコレートのプレゼントをくれました。

これはバレンタインデーにかこつけたお詫びなのです。

数日前、大学生の娘が帰宅時間のルールを破ったことで、怒り心頭だった私。
最近、遊びまくっていることも気になっていた挙句のルール違反です。ここで簡単に許しては、親としての示しがつきません。

日頃から、外国人夫からも「あなたは子供達に対して、もっと厳しくすべきだ!」などと苦言を呈されていたのに対し、「あなたは自分の子供達のことが信用できないの?」などと言っていた私。

今回のことで外国人夫はまるで鬼の首でも取ったように、それ見たことか!と日頃の恨みを晴らさんばかりの嫌味の応酬。
お陰でこちらの面目は丸つぶれです。。。

ちょっとやそっとのことでは怒りが収まらず、散々お説教をした挙句、大人気なくも素気無い態度で娘に接していたのです。

いつもとは違う母の態度に、これはちょっとまずいかも。。。

とでも思ったのか、帰宅した娘が、

「Happy Valentine's Day.....

これ、プレゼント。。。。」

そう言って、チョコレートを差し出したのでした。

私の大好きなリンツのリンドールです。。。
しかもバレンタインデー仕様の可愛らしいラッピング。



普段はないハートの形のチョコ。

思わず「わーい!」と歓声を上げそうになるのをぐっとこらえて、どうしたものかと思案する私。

喜び勇んでチョコレートを食べるか、

「スイーツごときで私の機嫌は直りません!」

そう言って拒絶すべきか。。。

「これ、反省のしるしかしら?」

とりあえず、チョコレートを目にした途端に頬を緩めるのもどうかと一言牽制。

「それもあるけど、バレンタインデーだから、ダディーとマミーにと思って、前から用意してたの。。。」

「いま、甘いものやめてるみたいだから、食べ過ぎないように小さいのだけど。。。」

そんなことを言われたら、いつまでも、プンプン怒っているわけにはいかなくなってしまいました。

やはり私は甘いのでしょうか。。。

一方の外国人夫はといえば、私には散々子供達に厳しくしろ!と言っておきながら、いざ娘にそんなことを言われると、

「いや、ダディーはキミのことが心配なだけだよ。マミーはとても怒ってるけどね。チョコレート、ありがとう!」

ですってよ!

このままではこの小賢しい外国人夫に、チョコレートも娘の心も独り占めされてしまう!

それは阻止しなければ。。。

そんなわけで、ありがたく頂くことにしました(笑)

結局、私の怒りは甘いチョコレートによって溶かされてしまったのでした。

思えば、娘は私のご機嫌とりをするときは、決まってチョコレートのプレゼントをしてきます。
どうすれば氷のように冷たくなった母の心を溶かすのかがわかっているようです。

都合よく解釈すれば、それだけ私のことをわかってくれているということなのでしょう。

反省もしているようだし、今回はバレンタインデーに免じて許してあげることにしました。

チョコレートを食べたついでに、そろそろ私も甘いもの解禁としましょうか。

いま、とっても食べたいものがあるので、明日にでも早速。。。うふ。

何はともあれ、ハッピー・バレンタインデー!