落雁や金平糖など、ちょこっとつまめるお菓子が好きです。そんなことを公言しているせいか、よくそんな頂き物をします。
先日も、知人からお土産にと、美味しい落雁を頂きました。
金沢市内に本店を構える『諸江屋』さんの美しいお菓子です。
『諸江屋』さんは江戸末期創業という、170年もの歴史をもつ老舗の和菓子屋さんです。
店舗は金沢に5店舗を有するほか、都内などでは百貨店の銘菓コーナー、また金沢のアンテナショップなどでもお取り扱いがあります。
オンラインストアもあるので、のぞいてみましたが、品揃えが豊富でお試ししたい物がいっぱいありました。
わび
「季節の花を、お茶室の畳に喩えて詰め合わせた、和三盆製の加賀らくがん」という、このお菓子。
四つの異なるカラーの小箱に、それぞれ違った落雁が入っています。
外箱は白くとてもシンプルですが、中は賑やかです(笑)
和菓子の中でも、奥ゆかしい雰囲気を持つ落雁ですが、こちらはお箱のカラーが、とってもポップな印象です。
見て、味わって楽しめる、意趣をこらした「わび」の内容は以下の通り。
白い箱
黄色は「鼓」、白い方が「おちょぼ」
青い箱
紅白の「菊」、グリーンの「山路」
赤い箱
「紅梅」「白梅」
黄色い箱
「丸水」と「紅葉」
それぞれのお箱に、2種の違った落雁が入っています。どれも非常に上品な味わいで、ホロホロとお口の中でほどけていきます。
見た目の美しさのみならず、閑雅なお味は、さすが加賀百万石です。
やはりお殿様のいたところというのは、美味しい和菓子があるのねと、つくづく思わされます。
『諸江屋』さんといえば、やっぱり「落雁」と思うところですが、他にも羊羹や最中、おせんべいなど、色々なお菓子が販売されています。
されど、やはりこの落雁の美味しさを味わってしまうと、もっともっと『諸江屋』さんの加賀らくがんを味わいたい。。。次なる狙いは「生らくがん」です。
金沢へは若い頃に1週間ほどかけて旅をしたことがあります。今は北陸新幹線に乗れば、2時間半程度。
駅にある綿棒のオブジェも見たいので、行けたらいいなと、美味しい落雁をいただきながら思うのでした。。。
www.hw-frankie.com
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