いつの頃からか、健康のために夜遅い時間の食事やデザートは控えるようにしています。
しかし、時にそんな理性が吹き飛ぶ瞬間というものがあるものです。
ある夜、珍しく家族が全員揃ったので、外で食事をしようと近所の焼肉屋さんへ行きました。
いつものようにお肉と野菜を延々と食べ続け、お腹いっぱいになった私。
用は済んだとばかりに帰ろうかと思ったところ、外国人夫と長女はいまだ「飲み」の真っ最中で、新たにツマミになるようなものまで追加オーダーしている始末。
長女が今年20歳になったことで、娘と2人で飲むのが嬉しくてたまらない外国人夫です。普段から2人で家飲みをしたり、チャンスを狙っては娘を連れて近所のバーへ繰り出す夫。この日も「次は何を飲む?」「これも美味しいぞ!」などと、2人でグビグビやっています。
酒豪二人の傍ら、今ではほとんどお酒を飲まなくなった私は、なんとも退屈です。そこで、普段は肉と野菜で終わるところが、口さみしいというのか、口退屈とでもいうのか、飲む代わりに食へ走り、冷麺やら石焼ビビンバやらを注文し、満腹になったお腹に更に大量の炭水化物を詰め込んでいったのです。
こうなると満腹中枢が誤作動を起こし、いくらでも食べられてしまう不思議。
「そんなに食べて、またあとで具合悪くならない?」
「いい加減にしておきなさい。あとで苦しみますよ!」
などと、飲兵衛2人に諭されながらも、「あなた達がいつまでも飲んでるから悪いのよ!」と、食べ続けていました。
ほどなくして、ようやく満足できたのか、今度は外国人夫と娘はなにやら甘いものが欲しいね!などと話し始めました。
夜も更けていたので開いているスイーツショップはありません。
そこで2人は帰りがけに朝まで開いているスタバへ寄って、500キロカロリーもあるフラペチーノでも買いましょう!と話をまとめたのでした。
すでに満腹中枢の機能が崩壊していた私は、外国人夫がフラペチーノを注文する後方から忍び寄り、肩越しにケーキ2種類とドーナツを素早くオーダー。
「テイクアウトで!」の一言も忘れません。
家に戻ると録画しておいた番組を観ながら、またモグモグ。。。
気が付いた時にはケーキ2つを完食していました。
「ニューヨークチーズケーキ」と「ストロベリーダージリンタルト」
しばらくする睡魔に襲われた私。しかし今録画したものを観ておかないと次にいつ観るチャンスがある?
この睡魔をかき消すにはドーナツだ!
ということで、、、
ここまできてギブアップしました。。。
さすがにもう入りません。
我ながらよく食べました。
こんなに食べられるのは元気な証拠!
心の裏側に潜む摂取カロリーへの恐怖を、健康であることの証にすり替え、真夜中の甘い誘惑に負けた事実をなかったことにして眠りについたのでした。
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com