私には「駒場東大前」ルートというのがありまして、駅前のルルソールさんでパンを買ってから、ぶらぶら10分ほど閑静な住宅街を抜け、和菓子の『岬屋』さんへいくのがお決まりです。
渋谷から井の頭線でわずか二駅と、我が家からもそう遠くはないのですが、井の頭線というのがどうも馴染みが薄く、なかなか出向かないエリアでもあるのです。
しかし2つのお目当てがあれば、面倒くささも薄れて、足を運んでみようという気になります。
そろそろあの明太フランスも食べたいし、それなら岬屋さんに寄って花びら餅の予約でもしてこよう!と、先日もぶらぶらと行ってまいりました。
駅前のルルソールで買った焼き立て明太フランスを摘みながら、瀟洒な豪邸を愛でながら『岬屋』さんへ。
いつものように女将さんからあれこれお話を伺い、もちろん花びら餅の予約もお願いしました。
せっかくなので並んでいたお菓子をいくつかお持ち帰りしてきました。

この日は岬屋さんのお菓子とご縁があったようで。。。

帰りに寄った高島屋でもう一つお正月用のお菓子を見つけ、こちらもまた。
枯露柿

ぽってりと肉厚な高級干し柿「枯露柿」をそのまま菓銘としたお菓子。

柿を模したお菓子といえば色のついたものが多いイメージですが、こちらはあんこの色が白い餅生地に透けてみえるなんとも渋い色合い。

しっとりと舌に落ちるような餅製の生地。
柔らかなつぶあんが美味。

こなしで作られた茶色のヘタまでが美味しい。隅から隅まで手抜きなし。
さすがですね。
うぐいす餅

「ホーホケキョ〜」と囀り出しそうな、チュンっと頭を尖らせた意匠はまるで鶯。

うぐいすきな粉がたっぷり、油断するとパラパラと落ちてしまうので、この風味を逃さぬよう最新の注意を払ってお口へ。

ふわりとした柔らかなお餅にさらさらっと解けるこしあん。
これもまた美味なり…

鶯餅といえば初春に登場するお菓子かと思いこんでいましたが、この時期でも見かけることがあります。

気持ち的には少し早い?と思いながらも季節先取りで楽しみました。
麦饅頭

もうこの手のお饅頭には目がないので、見つけたら必ず。。。
ころんときれいな形…こちらの麦饅頭はまさに素朴と洗練、どちらも感じさせる味わいです。
自家製の黒蜜を使った薄めの生地は、ふっくらほんのりとした甘さ。黒糖の香りが豊かです。

そんな力強い生地に合わせるは、この見事なつぶあん。
しっかりこっくりと甘く、皮にしっかりと寄り添っている感じでとっても美味しい。

お店がご近所にあったら、普段のおやつに毎日でもいただきたいお饅頭。
最中

瓢箪のような形の最中種は『銀座空也』さんと似ています。
こちらもまたサクッと香ばしい最中種

まったりとしているように見えるも、甘さを控えたすっきりとしたつぶあん。

そう思ったら…
しかしコクがあり後味まで風味持続。。。

これまた美味しい。
年の終わりの美味しいお菓子を堪能させていただきました。
お次は花びら餅です。
私は東女ゆえ京都のお菓子である花びら餅にはあまり関心がありませんでした。幼い頃からいただく習慣がなかったせいもあります。
その美味しさに目覚めたのも数年前…
ゆえにこちらの花びら餅も今年が初めてでした。
それがあまりにも美味しくて、来年の分をしっかり予約しておきました。また来年味わえると思うと楽しみでなりません。
店舗情報

住所 : 東京都渋谷区富ケ谷2-17-7
TEL : 03-3467-8468
営業時間 : 10:00 〜16:00
定休日 : 月曜日、日曜日
アクセス :
•京王井の頭線 「駒場東大前駅 」
•小田急小田原線 「代々木八幡駅 」
•東京メトロ千代田線 「代々木公園駅 」
どちらの駅からも徒歩で10分くらいです。