お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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京都『茶寮宝泉』わらび餅。美しい和の空間で絶品の食感を味わう。

前回に続き、京都の下鴨の『茶寮宝泉』さん。
老舗和菓子店『宝泉堂』さんの営む茶寮で、築100年を超える数寄屋造りの素敵なお座敷席で、美味しい和菓子が頂けるお店です。

店内の様子やアクセスなど、前記事で書いているので、そちらも併せて見ていただけたらと思います。


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『わらび餅』が有名なお店であることは知っていましたが、私は前記事の『白小豆のおしるこ』がお目当てだったので、頂くつもりはなかったのですが。。。

お席へ案内していただき、注文したお菓子が来るのを待っている間、お茶を頂きながらこちらを見ていたら、どんなに美味しいのだろうと気になってきました(笑)

いま味わっておかないと、あとで後悔しそうだわ。。。
そう思い、白小豆のおしるこがきた時に、追加で注文することに。

注文してから作るので20分ほどかかるとのことでしたが、その間にゆっくり他のお菓子を楽しんでいました。




わらび餅

国産のわらび粉とお砂糖、お水だけを使い、注文が入ってから練り上げたわらび餅。
涼しげなガラスの器に緑の葉があしらわれ、プレゼンテーションも和の空間にぴったりの美しさです。

「最初の一つはそのままでお召し上がり下さい」とのこと。

手をつけるのが躊躇われるほど。艶々とまるで宝石のようなわらび餅が5つ。

添加物などは一切加えられていないので、最高の状態で頂くにはとにかく「すぐに」です。見惚れている場合ではありません。
急いで数枚写真に納め、すぐに口に運んでみると。。。

冷ややかでツルリンとしたわらび餅。お箸でつかむと、とても柔らかく溶けてしまうかと思うくらいなテクスチャー。それでいてコシもあります。
この食感と喉を通っていくときの感じが、なんとも言えないのです。

ほんのりと甘く、見たままの艶やかさの通り、するすると喉から落ちていきます。
これまで色々なわらび餅を頂いてきましたが、この感覚は唯一無二と言ってもいいくらいでした。
本当に美味しくて、気がつくと残り一つ(笑)



黒蜜をかけてのわらび餅もお試ししなくてはと、最後の一つは黒蜜をかけて頂くことに。

黒蜜はサラリとサッパリした味わいのものでした。

黒蜜のコクが加わることで、また違った美味しさが味わえますが、私は何もつけずにそのままで十分!

黒蜜は大好きなので、本来ならば黒蜜をかけた方が好みのはずでしたが、こちらの『わらび餅』に関しては、とにかくそのまま頂きたい、そう思った初めてのわらび餅でした。
やはりお試しして大正解。絶賛されているのも納得のお味でした。
また京都へ訪れた際には、必ず寄ってみるつもりです。

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