通年ものだと思うので、のんびり投稿になりましたが、こちらは今年の3月に日本橋高島屋で開催された『北欧展』で初めて出会ったお店です。
群馬県前橋市の『白井屋ホテル』さんのベーカリー。
この『北欧展』でこちらのシナモンロールを初めていただき、いたく気に入ってしまい、翌日もまた足を運び、さらには続く伊勢丹新宿でのポップアップにも行ってしまったという（笑）
好きなものは何度でも、いつまでも！です。
この『北欧展』で初めて知ったベーカリーですが、このズラリと並んだ大きなシナモンロール！
私はカルダモンロール好きでシナモンロールに関しては、いつもついでに買ってみる…という感じなのですが、あまりに美味しそうで手が出ました（笑）
シナモンロール
1個 ¥500（税込）
映画『カモメ食堂』で登場した北欧スタイルのシナモンロールをイメージして作られたそうですが、これすごく美味しくて、思わずリピートしてしまったくらい！
かなりふっくらと大ぶりのお作りです。
トップにはワッフルシュガーが散りばめられています。
ホテルブレッドのイメージそのままに、生地はふんわり。
シナモンもしっかり使われていますが、尖り過ぎず優しい風味。
老若男女問わず楽しめる味わいかと。
昨今流行の高加水系とはまったく対照的なエアリーさが逆に新鮮に感じ、とっても好みでした。
今年の『北欧展』ではシナモンロールと一緒に、何やら面白そうなものが並んでいました。
お初ものが大好きなので、こちらもおひとつお持ち帰りしてみました。
カルヤランピーラッカ
1個 ¥240（税込）
「フィンランドのおにぎり」そんな一文に、どんなものかと興味を惹かれました。
お味はまったく想像できませんでしたが（笑）
全粒粉を使った薄い生地にリオレを乗せたという、とっても素朴なパンでした。
リオレは甘さやスパイスなどを加えず、ミルクとわずかな塩気だけ感じられるシンプル。
私はリオレがあまり好きではありません。
若い頃、フランスで初めて食べたものが恐ろしく口に合わず、以来一切受け付けず。。。
ポーリッジなどは大好きなのですけど。
対策として、軽くリベークしてから蜂蜜をかけていただいてみたところ、とても美味しくいただけました。
こちらは初日に購入しましたが、後日昼頃に再びお伺いしたときは、完売となっていました。
お作りする数も多くなかったようですが、私のように「フィンランドのおにぎり」という物珍しさから手に取る方も多かったのだと思います。
余談ですが、この『白井屋ホテル』さん、写真を見ただけですが、外観も内装もものすごく素敵なんです。
2008年、江戸時代から続いた旧宮内庁御用達『白井屋旅館』が300年にもわたる歴史の幕を閉じたものの…その後、街の再生プロジェクトにより2020年、新たな形となり生まれ変わったのが現在の『白井屋ホテル』だそうです。
とにかく素敵な佇まいで、美味しいパンへの興味はもちろんなのですが、一度お泊まりし朝ごはんにあの美味しいシナモンロールをいただきたいな〜などと思いました。
