このブログは専業主婦が暇に任せ、趣味で書いているようなブログですが、それなりに面白いものにしたいとの思いもあり、時にはあれこれブログというものについて学ぼうとサーチすることもあります。
そこでよく目につくのが、「ネタがない!」という話題です。
多分、このように言っておられる方の目指すところは、書いた記事の多くが検索上位に表示され、相応のアクセス数を得られる記事(ネタ)ということなのでしょう。
- ネタ切れになる理由
- 人様の役に立つ記事を書こうとしない
- 雑念を摘み取る
- 記録を残す
- アンテナをブログのチャンネルに合わせておく
- 行動すればネタは生まれる
- ネタをどう料理するかは自分次第
- ブログをやる目的
- 書かなければ始まらない
ネタ切れになる理由
ネタとなり得るトピックは、コンテンツの質にさえこだわらなければ、いたるところに転がっているといえます。
しかし、吟味されたネタで、練られ考えられて作られた素晴らしいコンテンツを掲載しなければ!と思えば、お話は変わってきます。
多くの人が興味を持っている
多くの人が知りたがっている
多くの人のお悩み解決になる
多くの人をスッキリさせる
などなど、そのような高きハードルを課してしまったが最後、このような条件を満たし、クリアしたコンテンツとは一体どんなものなのか?
もう何を書けばいいの⁉︎ と、思い悩んでしまうのも理解できます。
私はブログを始めてから丸々2年以上になりますが(はてなブログは1年強ですが)、ネタ切れを感じたことは一度もありません。
これ、嘘ではなくいつも管理画面には、下書きしスタンバイしている記事が最低でも10件はストックされている状態です。
それらの記事はほとんどが最低でも2000字以上のボリュームがあるので、そこそこ時間をかけて書いたものです。
それでも書いたものの大半は、検索にヒットすることなく埋もれていきます。
つまり、なんの戦略も立てず、ただ自分の書きたいことを好きに書くだけなら日の目は見ないけれどネタ切れとは無縁ということなのです。
アクセスもドーンと集まって、なおかつネタ切れ知らず。
そんな大それたことは出来ませんが、ただ単に「ネタ切れをなんとかしたい!」というのであれば、簡単なことです。
それはハードルを下げればいいだけ!
人様の役に立つ記事を書こうとしない
アクセスが集まるブログとは、イコール人様の役に立つコンテンツとされています。
私も読む側の立場なので、そんな記事に大いに助けられています。
しかし、そのような素晴らしい記事を量産できるのは、ブログを仕事にしている人、ブログに命をかけている人、とっても頭も要領もいい処理能力に恐ろしく長けた人、そんな方々なのでしょう。
普通は万人の役に立つコンテンツなど、毎日のように書ける人ばかりではありません。
しかし、だからと言って趣味でやっているようなブログの需要がゼロかといえば、そんなわけでもありません。
数は多くないかもしれませんが、書けば「なるほどなぁ。。。」と、読んでくれる人もいます。
そんな記事が積もり積もって、まとまったアクセスを生むなんて事もあるのです。
雑念を摘み取る
人の思考は常に動いています。
お腹すいた。。。
羊羹食べたい。。。
今夜は鴨南蛮にしようか。。。
その瞬間、瞬間で常に何かが頭に浮かんでいるものです。
私の場合、そんな何の気なしに考えている雑念のようなものがブログ記事となる事も多いです。
羊羹が食べたい→羊羹を買いに行く→羊羹を食べる→ブログ記事になる
こんな具合です。
食べた物のご紹介以外の記事も同様です。
人と話していて面白いと思ったトピックについて反芻する時、テレビや本、雑誌などで「なにこれ?」と興味を惹かれたことと出会った時、嫌なことがあって悶々とそれらに悩まされている時、そんな頭の中に出てくることが、全てブログのネタとしての可能性をもっているのです。
つまり、その瞬間、瞬間、頭に浮かんだことは、そのままネタになるということです。他人が読んで面白いかつまらないかは別として。。。
記録を残す
そんな心に引っかかってきた事は、ブログの下書きとしてタイトルに残しておきます。
そして時間のあるときに、そのトピックに関する自分の知識やオピニオンをまとめ、足りないところはググるなり人に聞くなりして補い、記事を書きます。
私は頭の中にあったことをすぐに忘れます。
なにぶんキャパが小さいので、忘れないことには新しい情報が入ってこないのです。
しかし、何でもかんでも忘れてしまっては、日常生活に支障をきたすので、その防止策として、何でもかんでもメモをとるようにしています。
家にいるときは付箋がメモ帳がわりです。自分がいつもいる場所(キッチンとダイニング)に大中小と大きさの違う付箋を置いておきます。
あら、粒胡椒がないわ!
と思ったら、側にある付箋に「粒胡椒」とメモ。
ショップチャンネルで気になる化粧品などを見かければ、それもメモ。
ブログネタが閃いたら『はてなブログ』の下書きにメモ。
そんな感じで記録しておきます。
外出中などに使用するのはスマホのメモ帳アプリです。
記録しておきたい事が思い浮かんだら、路肩に立ち止まり、即座にメモします。
面倒なようですが、時間にすればわずか数十秒。習慣化されてしまえば大した手間ではありません。
アンテナをブログのチャンネルに合わせておく
私とて、一日中ブログのことばかり考えているわけではありませんが、頭の隅っこの方には置いておく努力はしています。
時折忘れていることもありますが、それほど夢中で何かを考え、行動しているほどのことなら、後からでも思い出すことはできるので、問題ありません。
ネタがない!と悩んでいるような時なら尚更、強く「ブログ、ブログ、ブログ。。。」と脳に刻みつけておく努力をするべきでしょう。
そうしているうちに、ブログアンテナがつねにオンの状態が普通になります。
行動すればネタは生まれる
長いこと生きていると、それだけネタになるようなお話も頭の中にあったりします。
全てをさらけ出せる訳ではありませんが、10分の1くらいは小出しにできるものがあるものです。
しかし、それだけでは煮詰まることもあります。うまい具合に記憶の引き出しからネタを取り出せなかったり、出せてもどう見せていいのか迷うこともあるので、頭の中にだけ頼るのも心もとないのです。
そんな時、いつもとは違った行動、つまり人に会ったり、普段は行かないような場所を訪れたりと、何かしら行動することによって、新しい出来事が起こったり、気づきがあったりするものです。
新しい出来事がかつての経験とリンクして、うまい具合に切り口が見つかったりすることもあるのです。
これは私が常に自分に言い聞かせていることですが、「アクションを起こせば、必ずリアクションがある」ということ。
物事が停滞した時こそ、自分から行動して攻めなければ始まらないのです。
吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、どちらにしろそれはネタの一つとなり得るのです。
ネタをどう料理するかは自分次第
以上のことを念頭に生活していれば、とりあえずネタ切れを起こすことはないでしょう。
そのネタをどう育て、膨らませるかはその人次第。
深いことは考えずに、私のようにただ思いつくままに書くだけならアクセスも集まりません。しかし、たまに紛れ当たりで検索上位に浮上するという幸運に恵まれる事もあるので、これはこれで書かないよりはマシと言えましょう。
また、思いついたネタについてさらにリサーチし、ターゲットを絞り込み、検索にかかるようなタイトルや内容を練りに練って書くことをすれば、ひょっとしたらグーグルさんから高い評価を得られるかもしれません。
どれだけの熱量をもってブログに取り組めるか、それで大きく結果が変わるのは間違いないでしょう。
ブログをやる目的
ブログをやっている人は世間にゴマンとおりますが、その目的は様々でしょう。
日記や備忘録がわりに何かを書きたい
自分の経験を伝え人の為に役立てたい
ブログ収入で生活がしたい
本業のアドバタイズに使いたい
他にもたくさんあるはずです。
私もブログを始めたきっかけは、パソコンの勉強になるかなと思ったこと、また趣味がないので老後のライフワークになったら楽しいだろうと思ったものです。
続けて行くうちに、備忘録のような役割が加わり、アドセンスがちょっとしたお小遣い稼ぎになったりと、他の要素も加味されていきました。
しかし、あくまでも趣味の一環としてやっているので、深くは考えずに楽しんでいます。
難しいことは脇において、とにかく楽しく継続したいという気持ちが、ネタ切れにならない一つの要因ではないかと思っています。
書かなければ始まらない
「継続は力なり」とはよく言ったもので、書き続けていれば書くことが当たり前と感じられるようになります。
最初は苦手だったことも、毎日続けることによって慣れが生じて苦痛でなくなります。
とはいえ、嫌いなこと、苦手な事を続けるのは辛い事です。
もしも書くことが好きでなかったり、苦痛だと感じるのであれば、ブログではなく他の好きなことにシフトするべきです。
逆に書くことは好きだけれど、何を書いていいかわからない、ネタがないというのなら、それは考え方を変えればいいだけのこと。
アクセスや他人の評価にこだわりさえしなければ、どんなことでもネタになり得るのです。
ブログをやる上では、どんな立派なネタでも書かなければ意味がありません。
ネタがあってもなくても、何はともあれ書くことです。
書いていれば、何かしら新しいアイデアが浮かんできたり、新たな動きも見えてくるはずです。
プロブロガーでもないのにアクセスに一喜一憂し、その挙句に書けなくなり、ブログをやめてしまうくらいなら、ちょっとハードルを下げて、まずは継続することを目的にしたらどうでしょうか。
続けていれば、読んでくれる人も増えてくるものです。
このブログでさえ、これほど自己満足に書き殴っているだけなのに、アクセスは上がっています。
それは積もり積もった記事一つ一つが貢献してくれているからです。
SEOだのなんだのと難しい事はサッパリだわ。。。と、そんな人はなによりも「書く」こと「継続」することです。