ここのところ、忙しくしていてなかなか甘いもの探索に行けない私を不憫に思ってか、春休み中で暇な娘が大好きなかりんとうを買ってきてくれました。
それが銀座に100年以上も続く老舗『たちばな』さんのかりんとうです。
『たちばな』さんといえば、言わずと知れた東京かりんとう御三家のうちのひとつ。
以前、ブログの記事にあげた『ゆしま 花月』、そして浅草の『小桜』さん同様に東京人にとっては馴染みの深いお菓子です。
『たちばな』さんのかりんとうは2種類。
コロコロとしたちょっと太っちょの「ころ」と、スタンダードな太さの「さえだ」。
どちらも基本的には同じですが、太さによるシュガーコーティングの違いか、「さえだ」の方が甘さがしっかり感じられるので、私は「さえだ」派です。
ツヤツヤと見た目もとても綺麗なかりんとうです。
上品な甘さと香ばしさ、ザクザクとした触感が楽しめます。
しっかりと砂糖がコーティングされていますが、くどい甘さではないので、幾つでもパクパクと頂けます。
こちらのお店は百貨店への出店もなければネット通販もなし、直接銀座のお店に足を運ばなければ頂くことのできないかりんとうなので、贈物などにも大変喜ばれるものです。
実は私も自分ではほとんど足を運ぶことなく口に入るという、本当に人からよく頂くお菓子のひとつです。
いつも忘れた頃に、やってくる『たちばな』のかりんとう。
今は色々な種類の新しいかりんとうがありますが、久しぶりにこのような王道を口にすると、「うん!やっぱりこれこれ!」と思うのです。
まさにこの飽きの来ない美味しさこそ、老舗たる所以なのでしょう。
『たちばな』さんのかりんとうは、この丸缶の他に「さえだ」「ころ」両方が楽しめる角缶、また袋詰めのものもあります。
しかし、やはり頂いて気分が上がるのはこの丸缶です!
差し上げるのも、頂くのも、断然丸缶!
丸缶(小)¥1,400
丸缶(中)¥3,100
丸缶(中二本)¥6,200
銀座8丁目、人が2、3人入ればいっぱいになってしまうような小さな店構えは、『ゆしま花月』さんにも共通するところ。
全く派手さもなく、まさにひっそりとあるようなお店ですが、ここでしか味わえないかりんとうなので、お土産にしたら喜ばれること間違いなしです!
東京都中央区銀座 8-7-19 江安ビル1階
Tel 03-3571-5661
営業時間
11:00~19:00(土曜は17:00まで)
定休日 日曜、祭日