専業主婦の多くがお世話になっているNHKの『朝ドラ』。
月曜から土曜までの週6日、朝8時からわずか15分の連続ドラマですが、これがなかなか面白くて、8時になるとついついテレビの前にドカンと座ってしまいます。
朝ドラからブレークする俳優さんがいるのはご存知の通りですが、ブレークするのは人だけではありません。
このお菓子もまた朝ドラから火がついたと言ってもいいでしょう。
北海道、柳月さんの『酪農みるくバターケーキ』です。
これは今放送されている『スカーレット』の一つ前の作品『なつぞら』という北海道を舞台にしたストーリーに出ていた洋菓子屋さんのモデルになっていると言われています。
少し前に話題になっていて、私もネットでこのお菓子を見て以来、ずっと食べたいと思っていたのです。
しかし当時は予約が混み合っていて、なかなか手が出ませんでした。
そんな食べたかったケーキを偶然にも東京で見つけました。
場所は有楽町の交通会館1階にあるアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」です。
こちらには北海道のあらゆる名産品が並んでいます。
見ているだけでも楽しいので、私も有楽町へ行った際には必ずのぞいていくところです。
先日も「なにか美味しいものはないかしら〜?」と、立ち寄ったところ!
見覚えのある箱が冷凍庫の中に並んでいました。
これは私が食べたかったケーキよね⁉︎
こんな所にもいたのね。。。
ということで、もちろんお持ち帰りしてきました。
箱を開けると白というより乳白色のケーキが出てまいります。
まるで、大きなバターの塊のようにも見えます。
北海道の発酵バターに練乳を加えたバタークリームの間に、シンプルなスポンジが。トップスのチョコレートケーキのようです。
バターミルククリームの分量がものすごいです。。。スポンジは完全なる脇役と化していますが、これも不可欠だということが食べ始めるとすぐにわかります。
バタークリームというと、もったりとしたイメージがありますが、コクがあるのに口当たりは軽めで、お口に入れるとサラリと溶けていきます。
バターの濃厚な味わいと、ほんのりと香る練乳。。。まずいわけがありません(笑)
「ああ、美味しいわ〜」と、パクパクいきます。
しかし。。。
やはり食べ進めていくうちに、まるでバターを食べている?と錯覚してしまうくらいリッチでミルキーな味わいにやられます(笑)
それを助けてくれるのが、しっとりとしたシンプルなスポンジなのです。この二つの相性と割合がバッチリとはまります。
底の方にはクラッシュしたくるみが散りばめられていて、それがまたいいアクセントになっています。
見た目ほど(完全なるバター)ヘビーではありませんが、そこはやはりバターケーキです。
普通のケーキであれば、我が家4人で一気に平らげられてしまうサイズではありますが、こちらは一人で写真にあるくらいの大きさで十分に満足できます。
北海道どさんこプラザでは、常時あるわけではないので、もしもこちらが目当てであれば、確認してからおいでくださいとのことです。
また近くへ行った際にあれば、リピートしたいと思った超リッチなバターミルクケーキなのでした。。。