今週のお題「2020年の抱負」
一年はあっという間に過ぎ、新しい年を迎えたと思ったら、もう松の内最後の日です。
今朝は七草粥を食べました。
お正月料理で疲れた胃腸をいたわると同時に、今年の無病息災を祈る行事食です。
これを食べると、さて!お正月気分もここまで!これからまた一年頑張りましょう!という気持ちになります。
そこで、今年どのように過ごすか?
抱負はといえば、これまで出来なかったような「初めて」体験を増やしていきたい。
そんなところでしょうか。
それは、これまでとは違った人生のステージに立ったとの自覚が出てきたからか、昨年の終わり頃から結構具体的に頭にあったことです。
バタバタしたり、のんびりしたり、その時々思うままに生き、気がついたら50代になっていました。
自分がそんな年齢になるなんて、若い頃は想像すらしたことはありませんでした。図々しくも永遠に20代でいられるような気でいたもので(笑)
長いこと歳をとることが嫌でたまりませんでした。50歳を迎えたときは、結構ショックでした。
それから何年か経ち、ようやく50代も悪くないかも。。。
そう思えるようになってきました。
それは、子育てに追われていた30代、40代ではできなかったことができるようになったと実感できたせいです。
これまで当たり前のように「しなければいけないこと」としてきたことを見直して、一応家族の意見も聞きつつ、専業主婦としての面倒なあれこれからは卒業させてもらいました。
専業主婦としての役割から完全に解放されたわけではありませんが、少しずつ「私自身」のための生活に移行していっているように感じています。
自分自身のためならば、若い頃のようにまた好きにやってもいいのではないかしら?といったところです。
そして、まるでバームクーヘンのように年齢と共に重ねてきたささやかなプライドのせいで、格好つけてできなかったこともやってしまおうと思ったのです。
やりたいことはあれこれ考えていると沢山出てくるのですが、あまり欲張ってもたいへんなことになるので、ゆるりといくつか。。。
まずは、やっぱりひとり旅を満喫したいですね。それも、これまでとは違った形で。つまりは旅のスタイルを変えるということです。
ざっと思い浮かぶところでは。。。
温泉湯治
ひなびた山の中の旅館などに滞在して、温泉に入ったり、ゴロゴロとしながら本を読んだりしてみたい!
ここでいう旅館とは、豪華なお料理に部屋付き露天風呂のあるような1泊何万円もするような宿ではなく、焼魚、漬物、ご飯くらいの簡素な食事だけが供されるような安宿です。
本当なら自炊湯治体験がしてみたいのですが、まずはビギナーレベルからいけたらと考えています。
アパホテル体験
こちらは都市型の旅をした時に泊まってみたい!
これまでホテルといえば部屋の広さがどうだ、ベッドの質だ、アクセスなど利便性がどうだのとうるさいことを言っていましたが、どうせ一人ならたまには若い頃に出張で泊まっていたような、簡素なビジネスホテルに泊まってみたいと思うようになりました。
なぜ『アパホテル』なのかといえば、なんだか近年バンバンと新しいホテルを建設しておられるようで、私の住んでいるエリアでも、すでに複数件のアパホテルがあるのです。
前を通るたびに、新しいホテルを次々と建てているということは、儲かってるのかも?需要があるから作るのだとしたら、なぜそんなに需要を増やすことができる?と、ちょっと興味を惹かれていたのです。
実際に宿泊してみて、その「なぜ」を知ってみたいのです。
カプセルホテル体験
若い頃、徹夜仕事になったりすると男性はよくカプセルホテルに宿泊していました。
なんだか面白そうだなぁ。。。と思いながらも、私はちょっとしたプライドもあり、タクシーで帰宅したり、帰るのが面倒な時は近くのシティホテルに泊まっていました。
でも、本当は私もカプセルホテルに興味津々だったのです。
そんな出来なかったことへの後悔は、何十年経っても心の隅に残っているものです。
最近は昔と違って女性専用や、鍵がないからカプセルホテルという位置づけだけれど、ビジネスホテル並みに快適と思えるような施設もできています。
少し前からネットなどでそれらの情報をみては、「やっぱり一度はカプセルホテルに泊まってみたい!」という思いがふつふつ。
いつか、いつか、などといっていたらいつになるか分からないので、今年こそは泊まってみたい!
ツアー旅行参加体験
こちらもこれまで体験したことのないことです。
若い頃から日本、海外問わず、旅といえば個人手配でした。
今となってはそれが当たり前という感じになっていたのですが、昨年お友達が初めて一人でツアー型の旅行に参加し、その話を聞いてちょっと興味を持ちました。
お友達曰く、「自由度には劣るけれど、とにかく楽よ!」とのこと。自分では何もしなくても観光名所には連れて行ってくれ、食事も並ぶことなくそこそこのお店でいただける。移動の足も全部用意されていて、自分では何にもしなくてもいいので、とにかく楽だというのです。
お友達は一人で参加したとのことですが、案外お一人様参戦も多く、みんなひとり旅のなんたるかをわきまえている人が多いので、煩わしさもなかったといいます。
これまでひとり旅はもちろん、家族旅行でもすべて自分でオーガナイズしてきたお友達。私もまったく同じなので、「とにかく一度はツアーに参加しなさいよ」と、強くお勧めされたのです。
以上、旅のスタイルを変えるということは、私にとって結構ハードルの高いことですが、今年はあちこちをみて回るよりも、やってみたかったことをメインに、ゆっくりと過ごす旅をするつもりです。
旅の他にも心に決めていることがあります。それが、美容と健康に投資すること。
運動
これまでは運動嫌いでしたが、これからはダイエット目的だけではなく、健康にも目を向けてほどほどに運動をします!
実は昨年の12月から始めているのですが、家でできる簡単な筋トレメニューとプランクなどを毎日するようになりました。
続くかしら?などと思って始めてみましたが、習慣になってしまえば苦になることもなく、今のところは継続出来ています。
筋肉とは無縁だった身体に薄〜く筋肉がついてきたような気がして、これに気をよくして最近はさらに時間をかけるようになりました。
この調子でいけば、筋トレグッズなどを用意しても無駄にならないはず!
まずはヨガマットでもかってみましょうか!ヨガには興味ありませんが、床でバタバタ運動するので(笑)
なによりも健康第一に過ごすこと!
それを目標に今年は運動します。
美容
こちらも50を過ぎてから急降下を辿っていて、もはや目を背けられないところまできています。。。
これまではリファでお顔や身体をコロコロする程度でしたが、それも気が向いた時にしかやらなかったせいか、まるで効果がありません。
自分の面倒くさがり屋の性格も考えて、ここは少し投資しなければと、新たなお助けグッズを購入しました。
これまではエステに行くこともなく、美容と言えばヘアサロン程度でしたが、今年は少し美容にも投資してみようと、昨年の12月にいくつか美容に関するグッズを買い換えてみました。
横着せずに老化を止めるべく、多少はお金と時間をかけてみます!
お菓子の新規開拓
健康に気遣いつつも、やっぱり食べる楽しみも捨てられません。
これまでは好物の馴染みのお菓子を繰り返し食べる事が多かったのですが、今年はこれまで食べたことのなかった美味しそうなものを開拓し、楽しむつもりです。
また、東京のお菓子のみならず、地方の銘菓など自分にとってちょっと新しいものにも目も向けていこうとも思っています。
ブログ
このブログに関しても抱負はあります。
これまで好きなことばかり書いていると、ついついお菓子のことばかりになりがちでした。
実際に専業主婦の備忘録ブログということもあり、日々のことを記していると、必然的にそうなってしまうのです。
今年は健康にもより一層気遣う年にしたいので、甘いものもほどほどにしなければいけません。
その代わり、食べ物以外の事ももっとブログに書いていきたい!
って、それはいつも言ってることで、なかなか実行には移せていません。。。
なので、無理にとは考えず、「昨年よりはベターに」くらいを目標とします(笑)
そしてなによりも、継続することです。
毎日アップできずとも、これはアクセスなさそうだわ。。。といった記事でも、自由に太く長くこのブログを続けていくことを今年の抱負としましょう!
こうして書いてみると、大したことは考えていませんね(笑)
でも、それでいいのです。このささやかなことを楽しみにできる平和な自分の人生こそが幸せなのです。
いま、こうして好きなように暮らしていけるのは、まずは若い頃に頑張った自分のおかげです。
寝る時間が惜しいほどに人一倍働いて、人一倍遊んで、物理的にも心理的にも自分で納得できるくらいのものは得ることができました。
そんな生活のせいで、40代では病気をしたり、犠牲にした部分もあったのかなとの思いはありますが、私はいま生きていて、満足した毎日が送れているのだから、後悔はありません。
そして、いま家族のために頑張ってくれている外国人夫にも、なんだかんだと言いながらも感謝しています。
何をするにも決して「ダメ」とは言わず、健康にだけ気をつけて、日々エンジョイしてくださいと、徹底的に放ったらかしてくれるのも、一つの愛情であると思っています。
子供達も同じです。ときに意見の相違からぶつかり合ったり喧嘩もしますが、「好きなことしてれば〜」と無関心を装いながらも、寄り添ってくれます。
最近ではバイト代からランチをご馳走してくれたり、「旅行行って甘いものでも買ってね」と、お小遣いをくれたり、大人になったものだなぁ。。と、思います。
理解ある優しい子達に育ってくれました。
いつも私の健康を気遣って、決して無理はさせず、自由にさせてくれる家族のおかげで、この50代という年齢も悪くないなと思えるのかもしれません。
そんなこんなで、ようやく自分がもう若くはない50代のおばさんになったことを素直に受け入れ、今年はそんな「50代を楽しんでる私」を抱負といたします!