お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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主婦業に疲れたら。お金をかけず、都内のホテルで一泊。近場でリフレッシュのすすめ。

ここ数日、ずっと巣鴨グルメのお話が続いていますが、普段はほとんど足を踏み入れることのないエリアです。

そんな馴染みのない場所で美味しいものを食べてエンジョイしていたのには、こんな理由があったのです。。。

2月のはじめ、思いがけず自由時間ができました。
2人の子供たちはそれぞれお友達のところへお泊まり。外国人夫は急な休日出勤で留守。

これはどこか近場の温泉にでも行けそうだわ!

早速、どこか手頃なところはないかと探しました。
東京から2時間以内で行ける場所。

海よりも山に行きたい気分だったので、箱根湯本、伊香保温泉、草津温泉、鬼怒川温泉、石和温泉などなど、一人で泊まれるところはないかと探しました。

しかし、前日の予約です。しかもお一人様での宿泊。。。
そもそもお一人様を受け入れてくれる温泉旅館が少ない上、週末はどこもいっぱい。前日の予約となれば当然のことながら、泊まりたいと思うような宿は全て埋まっています。

新型コロナウィルスの影響でキャセルはないかしらとギリギリまで粘ってみたものの、結局当日の朝までどこも見つかりませんでした。

もう、これだけでグッタリです。
あ〜、温泉入りたい。。。
しかし、すっかり遠出する気を失いました。








最近は高級ホテルで「都内おこもりステイ」なるプランも結構出ていますが、そんな気分でもありません。
ただホテルでエステして、フレンチ食べて、あとはお部屋でのんびり?

エステにも行きたい気分ではないし、美味しいものなら行きつけのビストロで気楽に好きなものを食べて、家でのんびりしていてもさほど満足度は変わりません。

やはり私は大きなお風呂に入りたいの!

どこか、スパでもサウナでも銭湯でも、なんでもいいから行こうか。
大江戸温泉とか。。。
でも、週末は人が多すぎて疲れるし。

前から一度行ってみたいと思っていた蒲田にある温泉施設も生憎空き部屋はなし。。。

もはや絶望的です。

それでも諦めきれずあれやこれや考えながら、適当にネットを流し見していると、『アパホテル』『人口温泉』『大浴殿』などという文字が目に飛び込んできました。

今年はアパホテルに泊まる!

そういえば年頭に掲げた抱負にそんな一文を綴ったはずです。

これはチャンス到来か⁉︎

調べてみると、巣鴨に大浴場付きのアパホテルがあることがわかりました。
巣鴨なら地下鉄を乗り継いで30分強です。

アパホテルのサイトから予約するのが最安値だという「アパ直」なるところを見ると、どうやらお部屋はあるようです。

ビジネスホテルの相場はよくわからないのですが、土曜泊だったので一番お安いシングルルームに素泊まりで¥8,460。税、サービス料込みなので、こんなもの?
平日なら¥4,000台とかなりお安い設定です。

アパホテル偵察も兼ねて、人工だけど温泉ステイしてこよ!

というわけで、都内の(人工)温泉に一泊してきました。

主婦にとっての息抜きは色々あると思いますが、これも一つの形として、今回は遠出せずとも、お金をかけずとも、ちょっとの時間だけでも家から離れ、「妻」「母親」業をお休みしてみる。

そんな試みです。

専業主婦だって、お休みがあってもいいわよね。。。

ということで、今回はどれだけ出費をおさえながらも、都内1泊リフレッシュがかなうのか、記録として残しておくことにします。







宿泊費

まずは宿泊費です。
都内には高級ホテルからカプセルホテルまで、宿泊施設はピンからキリまでとにかく沢山あります。

最近は東京オリンピックを前に、小さなホテルも乱立しているといった状況です。

そんな中からホテルを選ぶのですから、自分なりにどんな場所でどんな過ごし方をしたいか、それを明確にしておかねばなりません。

参考に、今回の私の目的は「温泉」でした。大きなお風呂でゆっくり、それなりに不自由のないレベルのホテルでのんびりできればいいかなという程度の希望しかありませんでした。

そこで、都内にある温泉のある宿泊施設を調べてみたところ、いくつかヒットしたものの、どこも予約が一杯でした。
そんな中、空室があり、簡単に当日予約ができ、なおかつ人工ですが温泉(大浴場)付きの宿泊施設がある。それが今回お世話になったアパホテルでした。

お仕事もしていない専業主婦なので、ビジネスホテルには無縁で、一体どんなものなのか想像もつきませんでしたが、ホテルの施設詳細や写真などをみても、普通の感じです。
通常どこでもウェブなどに掲載されている写真と実物とではかなり差があるケースが多いものですが、そこら辺を差し引いても大丈夫だろうと決めました。

アパホテル シングルルーム
¥8,460(税・サービス料込)素泊まり

¥1500程度プラスで朝食ビュッフェ付きのプランもあります。
それ以外にも「24時間ロングステイ」や「日帰りプラン」などもあります。

余談ですが、この「日帰りプラン」は、アパホテルの元谷社長が子育てをしていた時の経験から、子供を幼稚園などに送り出したあと、主婦であるお母様方が「これから、お茶やランチでもしていく?」などという会話をしているのを耳にし、それなら主婦がゆっくりできるできる場所があってもいいんじゃないか?ということで作られたそうです。

一泊が無理ならば、こうした日帰りプランを使用してみるのも手ですが、こちらのプラン、朝からの使用はできず、昼から夕方までなのです。
通常のお客様をお迎えしながらですと、やはりチェックアウトの後の清掃などを考慮すれば致し方ないことなのかもしれませんが。。。

日によって宿泊料は変動します。当然需要の多い日は割高となり、逆に閑散日などはお安くなります。
(アパホテルはこうして利益を出していると、元谷芙美子社長のご本に書いてありました)。

交通費

我が家は都内なので、地下鉄を乗り継いでも片道数百円。
往復でも700円かからないくらいでした。

私は利便的に巣鴨駅前のホテルを利用しましたが、他にも温泉や大浴場付きのホテルはあります。アパホテルにもありますし、他のホテルもです。

ネットなどで調べ、ご自身のお住まいから近い場所にある施設を選べば、それだけ交通費も安く上がります。

出掛けたついでに、帰りはお買い物がしたい、また少しは家から離れて非日常を味わいたい、などという方もいるかと思いますが、そんな方はちょっとばかり遠出してみるのも楽しいかもしれません。

お食事、お茶

1日目 ¥2,040
2日目 ¥1,850

お食事は自分次第で安くも高くもできます。
安くしたいのあれば、それこそファーストフードでさっと済ませるのもいいですし、こんな時くらいはと贅沢するもよし。

地方への旅行であればその土地の名物などを楽しみたいところですが、近場であるなら特に気負う必要もありません。

私もなんとなく気分で食べたいものを食べることにしました。

今回は喫茶店メニューや餃子屋さんの定食などといったローカルグルメを頂いたので、とっても安く済みました!

おやつ

ケーキ他 ¥912

こちらもあってもなくてもいいものなので、節約したい!という方は省略するもよしです。

私はケーキとチップス、あとは摘めるようなものを買っておいて、ホテルで本を読みながらゆっくりいただきました。

お買い物

和菓子 ¥1,850
ファイト餃子¥2,600

旅行ではないので、お土産物も買う必要もありません。
ただ、その街にしか売っていない珍しいものを買う楽しみもあります。
あとは、帰宅後に待ち構えている家事を少しでも楽にするために、晩ご飯のおかずになるようなものを買ってもいいでしょう。

節約第一!の方はこちらも省略できますね。

一泊二日都内ステイの費用

トータル ¥18,412

ホテルで食べるお菓子やケーキ、また帰宅した夜に食べる餃子や和菓子などを買ったので、これはちょっと余分かなと思います(笑)

それらを省いて純粋に宿泊費と交通費、食事代なら、¥1,3050と1万円とちょっとで済むことになります。

これを安いととるか、高いととるか、これは価値観の問題です。
観光でもないし、ただ見慣れた街で外泊するだけ。そう思えばいくら安くても無駄遣いともとれます。

逆に、完全に家事育児から解放されて、自分のためだけに好きなことをしていられることに価値を見出せるのなら、これは自分への投資とも言えます。

今回、かかった費用を見て、私は決して高いとは思いませんでした。
丸々一日中、ブラブラしたり、のんびり昼寝をしたり、大きなお風呂に浸かったりと、身体から力が抜けていくようでした。

かかった費用のほとんどが宿泊料金であったので、ここを平日ステイにすれば、1万円以下でも可能なので、時間の捻出さえできれば毎月でも行けそうですね。








いつものんびりしているような専業主婦でも、やはり家にいれば家のことでなにかと動いてしまうものです。
完全に家事から解放されるには、家にいないのが一番!

一人で外泊すれば、食事の支度も何にもせず、ただ自分のためだけに時間を使うことができます。

またパートで働く主婦、フルタイムで働く主婦の方も、協力者がいれば可能ではないでしょうか。

この時代、節約も大切だとは思いますが、それと同じくらいに時には自分に少しくらいの贅沢を許してもバチは当たりません。

大変なこと、苦しいことだけを経験するために生まれてきたわけではないのですものね。

大変なこと、辛いことは誰にでもありますが、そんなことがあったとしても、自分が「幸せだな」と思える時間があれば、また頑張ることもできます。

でも、そんな幸せな時間は誰かが作ってくれるものでもありません。期待して待っていたら、それこそいつになるかわかりません。
それならば、自分で意図してそんな時間を作る以外にはないということ。。。

それは、今回のような形でなくても構いません。自分が「楽しい」「幸せ!」と思えることなら、なんでもいいのです。

主婦だって、母だって、もっと人生を楽しんでもいいのではないでしょうか。

「子供が小さいから。。。」

そう諦めている人も多いでしょうが、旦那様に思いの丈を話し、理解してもらうことです。
本来、家庭を作るということは、そうやって夫婦で助け合い、譲り合っていくものです。

それができないのなら、子供が成長するまで待ちましょう(笑)
できないものは、どうしたって出来ないのですから仕方がありません。

いま、子供が小さなお母様方も、あと10年もすれば多少の自由を手にすることができるでしょう。その時のために存分に遣えるお金を貯金しておくというのはどうでしょうか?
『将来自分を甘やかす貯金』です(笑)

今回、私も初めてこんな形のホテルステイを試してみましたが、近場でたった一泊するだけで、こんなにもリフレッシュできるものなのねとわかりました。

高級ホテルのお高いプランなどを利用しなくても、リーズナルに十分に満足できることがわかったので、お時間のある主婦の方に是非おすすめしたい!









今回は本当にのんびりできました。
ホテルにチェックインする前に巣鴨の街をぶらぶら、とげぬき地蔵さんを詣で、ファイト餃子で腹を満たし、またブラブラとお店を見て回り、チェックインしたらゴロリと一休み。

5時になったら速攻で大浴場へ行き、たっぷり1時間ほど(人工だけど)温泉を楽しみました。

その後、また部屋に戻ってゴロリ。。。
いや、少しだけお腹が空いたわ!
あまり遅くなると外出が億劫になるので、近場のレトロ喫茶で軽く食べて、またホテルに戻りゴロリ。

少しうとうと。。。起きてサバラン食べたり、スナッキングしながら持ってきた小説を読んだり。。。

あ〜、家事を全くしないでいいだなんて、なんという幸せ!
家にいればなんだかんだと動いてしまうので、やっぱりこのような現実逃避は必要ですね。
くる前、ちょっと疲労感があったり、スッキリしない日が続いていたのですが、一気に蘇りました。

灯台下暗しで「旅」といえば家から遠く離れ、別の場所へと思いがちでしたが、生まれ育った東京の中にもまだまだ知らない街はたくさんあります。
そして、ゆっくりと時間をかけて滞在することで、これまで知らなかった魅力を発見できたりもします。

もう少し東京という街の見たことのない姿を見てみたいという気持ちにもなりました。

今後は「アパホテル」のような手頃なビジネスホテル、もっとお安いカプセルホテルなど、これまで経験のなかった場所にも足を踏み入れてみたい。
また時には贅沢して優雅なシティーホテル滞在なんていうのもいいかなと。

機会があれば、いろんな形での「都内旅」を経験したいなと新たな楽しみを発見した今回の巣鴨滞在でした。

ちなみに、宿泊したアパホテルですが、かねてから何故にこうも次から次へと新しいホテルをオープンさせることができるのか?どうしてこんなに需要があるのか?それほどいいホテルなのかと興味がありました。
百聞は一見にしかずで、どんなものか一度お試ししたいと思っていましたが、今回たっぷりとアパホテルとお風呂を堪能してきたので、ブログ記事としてまとめてみました。
もう少しだけ「巣鴨」「アパホテル」関連のトピックが続く予定です。


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