『仙太郎』くず桜。本返ししたぽってりと厚い葛とサラリあんこが楽しめる夏菓子。

夏の定番和菓子の一つである「葛桜」。
子供の頃、とても好きなお菓子でした。

先日、『仙太郎』さんへ行った際、ディスプレイされた葛桜を見て思い出しました。

両親に連れられ和菓子屋さんへ行くと、そこに「葛桜」があれば必ず買ってもらっていました。

当時はただあんこが食べたかっただけで、数ある和菓子の中であんこ比率が一番高いのが葛桜だと思っていたのです。

最近、ご無沙汰のお菓子だなとふと思い、少しだけお持ち帰りしてきました。

1個　¥216（税込）
消費期限　当日

2枚の桜の葉に挟まれたくず桜。
塩漬けされた桜の葉のハッキリとした塩気と香りに包まれています。

フルフルっとした葛はとても涼やかな若干で、さくらの香りが濃厚。

本返しにしたぽってりと厚みのある葛でこしあんを包んでいます。

しっかりとした甘さのあるこしあんは、ゆるめであっさり。桜の葉の塩気があんこのよく引き立ててくれています。

久しぶりのくず桜。やはり好きなお菓子ですね。
ただ子供の頃と違って、いまは葛の美味しさもわかるようになったので、あんこだけを楽しむのでなく「くず桜」というお菓子そのものが楽しめるようになりました。

『くず桜』の販売期間は5月25日〜8月下旬までとなっています。あと少し楽しめますね。

定番のおはぎもいっぱい並んでいて、見ているだけであれもこれもと欲しくなりましたが、グッと我慢しました（笑）

悩ましいことではありますが、胃袋にも限界があり、消費期限という壁もあります。
あまり欲張らず、ぼちぼち楽しんでいこうと思います。。。

お菓子を巡る暮らしの雑記帖