お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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ツッカベッカライ カヤヌマのシュネバーレン(シュネーバル)。東京で食べる美味しい「雪の玉」。

先日のこと、またまた朝からテクテク行ってまいりました溜池山王。
先だって記事にあげた「ツッカベッカライ カヤヌマ」さんです。

www.hw-frankie.com


今回のお目当はクッキーではなく、12月にようやく登場した『シュネバーレン』がお目当です。


シュネーバル

「Schneeball」とは、日本語で「雪の玉」「雪だるま」などと呼ばれているので、英語にすると「Snowball」でしょうか。

このお菓子はドイツのローテンブルクに古くから伝わる伝統菓子です。
短冊状の生地をこぶし大に丸めて揚げたボール状のお菓子で、表面にはカスターシュガーやシナモンシュガー、お店によってはチョコレートなどがかかったものもあります。

生地自体は特に味に特徴があるわけではないのですが、私はその素朴な味わいが好きなのです。
しかし残念ながら日本で作っているところがあまりないようで、なかなか見かけることはありません。
ずいぶん前ですが、麻布十番のパン屋さんにおいてあったことはあるのですが、しばらく姿を見かけなくなりました。特にドイツ菓子にこだわった店でもない普通のパン屋さんなのですが、需要がなかったのでしょうか。。。最近すっかりご無沙汰しているパン屋さんですが、手軽に買えただけに残念です。

しかし、こちらにはまだあります!
「ツッカベッカライ カヤヌマ」さん。
ドイツではなくウィーン菓子専門店ですが、『シュネバーレン』という名前で販売されています。




相変わらずの行列

前回、テーベッカライを買いに行った際お尋ねしたところ、12月より販売と教えて頂いたので、師走になるのを楽しみに待っていました。

『シュネバーレン』に関しては予約も受け付けておらず、購入個数制限もあるということなので、これまたのんびり行ってたら買えないだろうなぁ。。と、開店前に行くことにしました。

お店に到着したのは開店25分前。しかし、すでに10人以上の人が行列を作っていました。
そしてあれよあれよという間に、ざっと見て開店時には30人以上は並んでいたと思います。

冬季、しかも12月だからでしょうか。相変わらず大人気ですね。
ほとんどの人が『テーベッカライ』というクッキー缶狙いのようでしたが。

『テーベッカライ』を予約なしで当日購入したい方、『シュネバーレン』がお目当の方は、やはり朝一で並ばないとといった状況のようです。

『シュネバーレン』

店内に入ると、ありました!
店の中央に『シュネバーレン』が積み上がっておりました。なんとも冬という感じ。あの美しい「雪の玉」を見ると自然と頬が緩んでしまいます。

「お一人様、3個まで」
あまりたくさん作ることが出来ないとのことで、購入は3個までという個数制限があります。

我が家は4人家族。。。誰が犠牲に⁉︎ という心配は今回は無用です。
我が家の外国人夫はダイエット中で、シュガーカットなので、食べることは出来ません。
子供達と3人で仲良く食べられます。うひっ!

こちらのお菓子はクリームを塗りながら頂くので、『シュネバーレン』一つにつき、容器に入った生クリームも一つ付いてきます。

相変わらず、全てが丁寧に包装されています。

これが「雪のボール」または「雪だるま」と言われる『シュネバーレン』。大きさはテニスボールほどでしょうか。
他のケーキは小さめですが、これはなかなかの大きさです。

こちらをフォークや手でホロホロっと崩しながら、クリームをつけて頂きます。

外側も中心部も同じように綺麗に揚げてあります。
フォークなどを優しく差し入れて、ゆっくり崩していかないと、生地がホロホロと壊れてしまいます。なかなか繊細なお菓子です。

やっぱり美味しいです。好きです。
サクサクというのでもなく、どちらかといえばほろっと柔らかで、クリームをディップする時に少し力が入ると崩れてしまうので、私はスプーンでクリームをのせて食べてます。

ほとんど甘さのない揚げ菓子で、むしろ甘みはクリームと周りにふりかけられているカスターシュガーからなのですが、ほんのりと油の旨味が感じられるせいでしょうか、食べる手が止まりません。

東京ではなかなか手に入らないこともあり、もう自分で作るべきだわ!などとも思いますが、こんな風に綺麗な形と揚げ色、しかも中心まで均等に揚げるだなんて、素人には出来そうにありません。。。
雪玉一つ800円と結構いいお値段ですが、それくらい出しても食べたいと思わせてくれる美しいお菓子なのです。

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日本では東京といえどドイツ菓子を扱うお店自体が少ないので仕方がないかなと思うのですが、シュネーバルもシュトーレン並みにポピュラーになって、あちこちの洋菓子屋さん、パン屋さんなどで買えるようになって欲しい!
そう切に願っている私なのでした。

【次回予告】
さて、この日は『シュネバーレン』以外にもケーキを少し買って帰りました。
大好きだったザッハトルテは原材料の関係で現在お作りしてないとのことでありませんでしたが、他にも好きなケーキがあるのです。
その名は『キッシュトルテ』。
そちらは、また次回ということで。。。

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