今日の東京はとってもよいお天気でした。
なんでも5月の陽気だとか。。。
なんだか、あっという間に夏になりそうです。
季節が変わればお菓子も変わるで、特に和菓子などは季節ごとに登場するお菓子も変わり、「そろそろ◯◯の時期だわ」と待つ楽しみがあったりします。
暖かくなると途端に食べたくなるのが『水羊羹』。
私は水羊羹がとても好きなのですが、東京では夏のお菓子というイメージです。
夏になるとお気に入りの店で一つ、二つ買ってきては、ちょこちょことおやつにいただいていますが、冬こそ「水羊かんを食せ!」と教えてくれたのが、学生時代に出会った福井県出身の友人でした。
その友人とはすっかり音信不通となり、もう何十年も会っていませんが、福井の水羊かんとだけは切れていません(笑)
表参道に行った時は必ず寄るようにしている福井県のアンテナショップですが、そろそろ水羊かん。。。と、思いながらも、この冬はコロナ自粛などもあり、まだ足を運んでいませんでした。
福井では冬の時期、11月〜3月くらいまでが、水羊かんの季節なので、まさに今がその時。
のんびりしていると、時期を逃してしまいます。
そんな時、思わぬところで遭遇。
百貨店の催事でズラリと並んでいたのは、『えがわ』さんの水羊かん。これはグッドタイミングとお持ち帰りしてきました。
この水羊かんは私だけでなく家族も大好きなのです。
特に外国人夫は、おそらく東京で手に入る水羊かんの中で一番好きなのではないかと思うほど、「美味しい!」とよく食べてくれます。
五箱まとまったものなんかも売っていて、欲しいなぁと思いつつ、さすがに日持ちしないものなので、踏みとどまりました(笑)
梅の水かんてんみたいな商品もありましたが、この日は水羊かんのみにしました。
えがわ『水羊かん』
福井に水羊かんのお店はいくつもありますが、東京でお見かけするのは、やっぱり『えがわ』さんが一番多いかと。
平らな容器に一枚流しの水羊かん。
本来は平べったい木箱に流し込んでいたといいますが、私は見たことがありません。
紙箱はありましたが、最近はこのようなプラスチック製容器のものをいただいています。
裏側を見ると、このようになっています。
付属の木べらでそのまますくって食べるのが一般的のようです。
私はいつも一つずつすくって、取り皿に乗せてチマチマといただきます。
黒糖の風味漂うところが、福井の水羊かんの特徴ではないでしょうか。
そして、水分量が多めです。カチッとした水羊かんではなく、みずみずしい、とにかくとっても滑らかなり口当たりです。
黒糖のコクと控えめな甘さの水羊かんは、まるで素麺でも食べるように、ツルツルと胃袋に落ちていきます。
夫などは一枚くらいペロリと食べ切ってしまいますが、私はいつも何度かに分けていただきます。
琺瑯容器に残りを入れて冷蔵。しばらくしてから、また冷え冷えのものをちょこちょこと食べるのです。
ただし、水ようかんは煉羊羹と違って糖度が低いので、保存はせいぜい翌日までです。
いつも「これ、なぜ冬だけなの⁉︎」と思うほど、時折無性に食べたくなるような水羊かんなのですよね。
通常福井の水羊かんは3月いっぱいくらいまでで終わってしまいます。
最近は「あわきびマイブーム」ですが、食べられるうちに、冬の水羊かんをもっと味わっておこうと思った次第。。。
老後のお菓子を巡る旅構想の一つに、「冬の福井で水羊かんの食べ比べ」もいいかもしれません。リストに加えておきましょう。
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