横浜山下町に本店を構えるフレンチレストランの老舗『かをり』さん。
洋菓子屋さんとしても知られていて、中でも『レーズンサンド』はよくお見かけする看板商品です。
そんな『かをり』さんから新しい洋菓子ブランド『Huffnagel(フフナーゲル)』さんが登場しました。
横浜は歴史的にも西洋の影響を受けてきた街なので、美味しい洋菓子が誕生する土壌があります。
私も何十年とリピートし続けている横浜のお菓子があります。
『フフナーゲル』さんは、たまたまネットで見つけて、これは是非お試ししたい!と、発売前から待っていました。
4月のグランドオープンより一足お先に、2月8日よりウェブ数量限定で発売が開始されたので、すぐにお取り寄せしてみました。
バターサンドが大好きなので、色々食べていますが、ここまでそれぞれのフレーバーごと、お味がしっかりしているのは珍しいかも。
やっぱり色々な種類のお味をお取り寄せして正解でした。
オーツクッキー バタークリーム フィリングセレクション
一箱に3個ずつ、違ったフレーバーの入ったものが2種類ありました。他にはグリーンの箱の「オリジナル」が3つ入ったセットもあります。
面白いくらいにそれぞれお味の特徴が出ているので、まずはどれがお好みか全種類お試ししてみるのもいいかも。
これら数種類のバターサンドは「ソルティースイーツ」と「香りのマリアージュ」という二つの系統に分かれているのですが、このセレクションボックスは両方取り混ぜたチョイスになっています。
ネットショップでは単品での購入もできるので、ここでは箱ごとではなく、「ソルティ」と「香り」に分けてご紹介します。
《Salty Sweet》
オリジナル
オーツ麦を使用したホロッとしたクッキー生地は塩が効いて、バタークリームとの相性もバッチリです。
バタークリームはコクがあり口溶けもよく、とにかくフレッシュ感がすごいです。
2種のブランデーに漬けんだレーズンも、ほんのり洋酒が香り、とってもジューシー。
これは美味しい!
チーズ
まったり濃厚なチーズの風味がまずすごい!
甘さの中に、クッキー生地とクリームともに塩気が結構強めに効いていて、インパクトあります。
あんバター
こちらもかなり塩気の効いたクッキー生地。
餡子はドライな感じの粒あん。バターの分量が優っているので、餡子は脇役といった感じですが、生地も含め全体的にとても美味しくて好きでした。
《香りのマリアージュ》
ほうじ茶
こちらはクッキー生地もほうじ茶です。
バタークリームは、ほうじ茶が混ぜ込んであるのではなく、焙煎香を加えたものなので、香りがしっかりと感じられます。
レモン
すりおろしレモンが混ぜ込んであるクッキー生地にバタークリームはとにかくレモンが全面に思い切り出ています。
特にレモンの酸味、風味いっぱいの爽やかなクリームは、レモンフレーバー好きな人には是非お試ししてもらいたい一品。
チョコレート
カカオ生地のクッキーに、濃厚なチョコレートクリーム。
オレンジピールの食感と香り、そして特有の苦味がアクセントになっていて、チョコレートの味がより引き立っています。
『Huffnagel』さんでは、オーツを使用するなどクッキー生地にこだわりがあるようで、それぞれ違う種類のものを食べてみればそれも納得なのですが、私はバタークリームの美味しさに惹かれました。
とにかくフレッシュ感があって、そのお菓子ごとに濃厚だったりさっぱりとしていたり、とても手がこんでいます。
「冷蔵庫から出して、15分以内にお召し上がりください」
そんな注意書きがあるように、少し時間をおくと、やんわりとクリームが緩くなるですが、私は冷蔵庫から出して5分くらいおいたものが美味しいと感じました。
冷たくてもカチッとしていなくて、ゆるゆるでもなく、クリームの美味しさが堪能できます。
贈り物として
お味はもちろんですが、こちらはパッケージもとてもよくできていて、シンプルながら洗練されたデザインで贈り物にもピッタリです。
幅広のサテンリボンは、モスグリーンとくすみピンクの落ち着いたカラー。
とって綺麗です。
リボンを解くとシンプルな白い箱。
店名とロゴマークはゴールドの刻印。
外箱を開けると、一つ一つのバターサンドがそれぞれ素敵なデザインの小箱に入っています。
カラー、パターン、ロゴ、全て違った凝ったデザインの箱が並び、ビジュアル的にも楽しめます。
外箱は紙製ですが、これがしっかりと硬く厚いタイプで、高級感があります。
それぞれお菓子の入った小箱の脇には、メッセージを書くことができる枠がデザインされています。
このプレゼンテーション、間違いなく贈答品向けでは?と思うほど、至れり尽くせりで、私は自分で購入しましたが、贈り物だったらきっと気分も上がるだろうと思いました。
お礼やちょっとしたお祝いなどに一言添えると、贈り物にもより特別感がでますね。
『フフナーゲル』さんのウェブサイトを見ると、このブランドが出来上がるまでの、作り手の思いや携わった人たちの情熱など、お菓子の裏側に隠れたストーリーや思いを知ることができます。
いつも「美味しい!美味しい」」と食べるだけの私ですが、提供する側の試行錯誤を知ることで、「美味しい」に対する感謝がさらにわいてくる気がします。。。
www.hw-frankie.com
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「横浜の老舗フレンチレストランのお菓子作りを再現した」というだけに、クラシックでとても質の高いお菓子です。