最近、メインブログとサブブログの往来がみられるようになってきました。
メインとサブを同じドメインで管理しているので、サブからメインに流されてしまうことがあったりするようです。
そんな時のために、毎日更新のサブブログをしばらく、こちらメインのトップに据えておこうと思います。
メインブログは、途中からお菓子(食)に特化してしまったので、サブブログではそれ以外のことをトピックにしています。
日々のごはんやおやつなど食のことはもちろん、好きなこと、物、暮らしにまつわるあれこれを書いた日記です。
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先週の土曜日、新宿高島屋さんで『名古屋直行便』のお菓子を受け取ってきました。
このブログでも何度となく登場している『名古屋直行便』ですが、これは年に2回高島屋さんの和菓子バイヤーさん達が、名古屋から和菓子を手運びし、新宿高島屋の銘菓百選前で販売してくれるという、なんとも嬉しい催しです。
今回は4月3日に予約が開始され、受け取りは4月20日でした。
予約開始は午前10時から。あっという間に売り切れるのは、毎度「芳光」さんのわらび餅です。
好きなお菓子ではありますが、過去何度もいただき、昨年は名古屋の『芳光』さんで色々なお菓子を堪能させていただいたので、ここ2回はお見送りしています。
もう一つ、今回あっという間に完売となったのが、『梅花堂』さんの「鬼まんじゅう」でした。
初登場でありファンも多いのでしょう、すぐに完売でした。
私はあんこを使ったお菓子優先なので、こちらも予約はしませんでした。
当日は名古屋から運んできてくださるので、受け取れるのは午後4時半〜となっています。
4時頃になると予約品を受け取る列がどんどん長くなるので、私も早めに並びました(早く帰っていただきたいので)。
品物の到着時間によるかもしれませんが、早めに用意ができると、4時半を待たずにお渡しを始めてくれます。
今回も10分ほど早い開始でした。
順番がきたら、自分の名前を告げると注文書が渡されますので、その紙を商品ワゴンの前にいる店員さん(いつも主に和菓子バイヤーさん達が立たれています)に渡すと、予約したお菓子がレジに回され受け取り終了です。
クレジット決済のため、ここで金銭のやり取りはありません。
私も無事に予約したお菓子を受け取り、すぐに帰宅。楽しみにしていた名古屋のお菓子を楽しみました。
※ちなみに全てのお菓子ではありませんが、当日販売されるお菓子もありますので、予約できなかった場合でも、まだチャンスはあります。
そちらは午後5時半からになります。
今回はこれまで『名古屋直行便』でいただいたことのないお菓子を選んでみました。
その一つがこちら。
昨年の名古屋旅で訪問できなかった『松屋長春』さんの代表的なお菓子、『羽二重餅』です。
稲沢市にある老舗の和菓子店で、看板はなんと言ってもこの羽二重餅。
店舗での当日販売には早朝からこのお菓子を求める人々が列を作り、早くに完売してしまうという予約必須のお菓子でもあります。
過去にいただいたことがあるので、その美味しさは承知していましたが、『名古屋直行便』では5個入りでの販売です。
一人では食べ切れないと、これまでは諦めていましたが、今回は一緒に食べてくれる大きな胃袋を持つ夫がいたので、迷わず予約購入させて頂きました。
5個入 ¥1,576(税込)
消費期限 2日
「赤ちゃんのほっぺ」と形容されるほど柔らかな羽二重餅。
ぽってりと厚みがありますが、これが驚くほどにふわふわ。柔らかいという言葉ではおさまらず、ひとたび頬張ればお口の中でしゅわっと溶けていきます。
あんこはお餅と足並み揃えるように、ゆるっと水分量の多めのゆるめの粒あん。
甘さ控えめですが、このあんこがまったりとしていて、小豆の風味も豊かでとにかく美味しいのです。
『松屋長春』さんの羽二重餅は、お餅の柔らかさを賞賛されることが多いですが、このあんこも負けず劣らずの美味しさです。
しゅわっと溶けてしまう羽二重餅の軽さのせいか、普通のお餅のようにお腹に溜まることなく、幾つでもいただきたいくらい(笑)
また秋の『名古屋直行便』を楽しみにしたいと思います!
今回は『松屋長春』さんのお菓子のほか、『むらさきや』さん、『一朶』さんのお菓子を購入しました。
そちらはまた後日アップする予定です。
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最近お気に入りでよく足を運んでいる広尾の『BRØD(ブロード)』さん。
最初はカルダモンロールお目当てでしたが、他のものもお試しするようになりました。
サワードウブレッド専門店なので、まずはパンなのですが、我が家でも自家製サワードウブレッドを作っているため、なかなかお試しする機会がありませんでした。
しかし、やはりプロの作ったものを味わうのもお勉強です。
サワードウブレッドは作るのにかなり時間を要するので、連日外出が続くと作れません。そんな機会を狙って、あれこれ気になるサワードウブレッドをお試ししています。
まずは以下の5種類。あえてなにもつけずにそのまんまのお味を楽しんでみました。
こちらは私の個人的一推しのサワードウブレッドです。
ひまわりの種、カボチャの種、亜麻仁、胡麻と4種類のシードをたっぷり使ったパンです。
生地の中にもたっぷりとシードが盛り込まれていて、これが本当に香ばしく、噛むたびに酸味のある生地の旨みとシードの風味がお口の中に広がります。
フレッシュなら、なにもつけずにそのままで十分美味しいパンです。
普段、自分で作るサワードウブレッドはシンプルなものばかりなのですが、これは是非真似してみるつもりです。
模倣こそ技術習得の第一歩です!(笑)
25%の全粒粉と5%のライ麦を加えたサワードウブレッドです。
焼きの香ばしさとサワードウの酸味。塩味もしっかりときいています。
中は思ったよりもふんわり。加水率は多分抑えめか?ちょっと気になります(笑)
こちらは好きな具材、例えばベーコンやお野菜、ポーチドエッグなどをのせたオープンサンドにしたら、とっても美味しかったです。
ライ麦100%使用、ライ麦粒と亜麻、サンフラワーシードをたっぷり使ったデンマーク風のダークライ麦パンです。
ずっしりとした重量感があり、かなりみっちりとした生地なので、薄くスライスしていただきます。
生地の断面を見ると、とにかくシードがたっぷりとミックスされています。
塩味がきいていますが、噛むごとにライ麦の風味と旨みがジワリジワリと現れてきて、これはクセになる美味しさ。
夫はチーズやハムと合わせるのが好みのようですが、私は甘いジャムとクリームチーズなどをたっぷりのせるのがお気に入りです。
「wild east 」というお名前がついていますが、つまりは天然酵母(サワードウ)を使ったバゲットということでしょうか。
見るからに美味しそうなゴールデンブラウンのこの焼き色!
見た目通りのガリッとハードな生地。中はもちもちというよりは柔らかな印象です。
こちらもまた通常の市販バゲットと比較すると、格段に酸味があります。
そして強めの塩味が特徴と言ってもいいでしょう。
このバゲットはお食事の際に添えていただきましたが、個人的には「あんバター」などをお試ししてみたくなりました(笑)
全粒粉50%の生地に2種類の発酵レーズンをミックスしたレーズンたっぷりのサワードウブレッド。
とにかくこんがりと焼かれたクラストの香ばしさが秀逸!
レーズンの甘さと酸味、焦がしたクラストの苦味がベストマッチです。
私はなにもつけず、スナック感覚でいただくのが好きですが、夫は発酵バターをつけるのではなく、塊をのせて楽しんでいます(笑)
このパンは以前上野にあった『VANER』さん(すでに閉店)で作られていた「サワードウレーズン」によく似ています。
『 RRØD』さんには『VANER』さんにいた職人さんがいらっしゃり、このパンもかつての店名が商品名になっているので、もしかしたら同じレシピなのかも知れませんね。
個人的に『 VANER』さんが閉店したとき、「ああ、美味しいサワードウブレッドが買える店が無くなった」と落胆しましたが、『BRØD』さんでかつてのお味が再現され嬉しい限りです!
『 BRØD』さんには、お試ししたことのないパンがまだまだあります。
曜日によって登場するパンがあったりと、タイミングによって出会える新しいお味もあるかと思うので、お味見した際に追記していくつもりです。
こちらはまだお試ししたことのないパンです。次回こそ。。。
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先日、知人から『ECHIRE PATISSERIE AU BEURRE (エシレ•パティスリー オ ブール )』のマドレーヌをいただきました。
実を言えば、エシレバターはご贔屓のバターではないのですが、パティスリーで作られるお菓子は好きです。
渋谷スクランブルスクエア1階にある『エシレ』にはかつてカヌレを求めてよく足を運びましたが、次第に行列が長くなりなかなか気軽に買えなくなった上、現在は完全予約制となり、すっかり足が遠のいていたので、久しぶりの『エシレ』のお菓子でした。
頂いたのはマドレーヌ。こちらもまた何故か自分ではなかなか手に取らないお菓子ですが、いただいてみると美味しいのですよね(笑)
表面は軽いサクッと感があり、中は比較的みっちりとした生地です。
一口頬張ると、バニラと濃厚なバターの風味がふわりと広がります。
バターのよい香りに溢れていますが、ヘビーになり過ぎないところがエシレバターらしくていいですね。
前述した通り、エシレバターファンではないのですが(バターは断然ボルディエ派)、やはり良質なバターで作られたお菓子は美味しいものです。
この日、もう一つお菓子を頂いたので、そちらはまた次回ということで。。。
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先日、東京ミッドタウンへお買い物へ行った際に、ちょっと一休みしようと『虎屋菓寮』さんへ寄ってきました。
なかなか暑い日だったので、最初は冷たいあんみつでも。。。と思っていましたが、店頭の美味しそうなお写真を見て心変わり(笑)
この『よもぎ餅』、2024年3月15日(金)~ 4月20日(土)という期間限定。
時期を逃すとおそらく来年まではいただけなくなるので、こちらを楽しんでみることにしました。
相変わらず投稿が遅くなり、今季の提供は明日で終わりです。。。
1,320円(税込)
(帝国ホテル店のみ 1,430円(税込))
よい塩梅に焼かれた一口大のよもぎ餅が3つ。なんとも美味しそうな御膳餡が添えられています。
いつもながらプレゼンテーションが美しいですね。
上品な甘さと小豆の風味をたくわえた御膳餡は、とろとろっと滑らかなテクスチャー。
適度に弾力があるモチモチっとしたお餅は、よもぎの良い香りに焼きの香ばしさが加わりなんとも美味。。。
いかにも『とらや』さん的に、味わいは控えめで上品。
期間中にいただけて大満足しました。
一口大の小形羊羹は、試食として添えられていた紅茶の羊羹です。こちらも美味しかったです!
前述した通り、このよもぎ餅は今月の20日(土)まで。
以下の『虎屋菓寮』さんでいただけます。
•赤坂菓寮
•帝国ホテル菓寮
•東京ミッドタウン菓寮
•御殿場菓寮
•新宿伊勢丹菓寮
•横浜そごう菓寮
•京都一条菓寮
•京都四條南座菓寮
このブログでもたまに登場する、私の大好きなお菓子の一つ、『とらや』さんの『残月』。
焼菓子なので百貨店の店舗でも販売されていますが、普段はなかなかお目にかかれない、もう一つ『残月』と名のつくお菓子があります。
それが『特製菊焼残月』です。
このお菓子は天皇陛下主催の園遊会などで下賜されるお菓子として知られています。
そんな貴重なお菓子ですが、焼印は皇室ならではのものと異なるものの、菊を基調した焼印の入った同じお菓子がいただくことができるのです。
但し、通常は6日前までに要予約となっているお菓子なので普段店頭に並ぶことはありません。
しかし店頭でお買い物できるチャンスがあります!
それが例の「15日の特別販売」です。
毎月15日、『とらや』さんでは通常は予約しなければいただけないお菓子を、限定で店頭販売しています。
過去記事にある「干羊羹」なども、すべてこの15日の特別販売で購入しました。
毎月、登場するお菓子が異なるのも、また楽しみなもので、なるべくならば15日は朝一番に駆けつけたいと思うほど、貴重なお菓子が登場します。
そして今月、4月15日は『特製菊焼残月』がやって参りました。
実を言えば、私が『残月』(定番の残月)好きになったのはここ数年のことです。それ以前はあの生姜風味が苦手でした。
歳を重ねたせいか、大好きなお菓子になったことで、いよいよこの『特製菊焼残月』のお味が気になってきました。
予約すれば手に入るものですが、過去に「15日の特別販売」でも登場しているので、そのうち来るはずと気長に待っておりました(笑)
そうして、ようやく念願叶っての『特製菊焼残月』の登場です。
1個 ¥972(税込)
消費期限 4日
大きくずっしりとしたこの残月、重さがなんと100グラムもあります。
薄めの焼き皮は生姜風味の定番『残月』と異なり、卵の香りと焼きの香ばしさで、とにかくよい香り。
ふくらし粉を使わずに焼き上げた生地は、みちっと締まっていて、しっかりとした歯応えがあります。
生姜の風味もすり蜜もひかれていないシンプルな生地は、ほんのりと甘く焼き皮本来の美味しさが味わえます。
鮮やかな焼印は菊を基調にその都度変わるようですが、今回は「籬の菊」でした。2018年にも登場している焼印ですね。
中にはたっぷりの飴あん。
これがとにかく絶品です!
通常の『残月』のあんと比べると、かなりしっとりと感じます。
きめ細かい絹のような舌触りなのに、ねっとりとした濃厚なテクスチャー。
飴のこっくりとした甘さと小豆の風味が溶け合い、なんとも美味しい!
このあんこ、永遠に食べ続けていたいくらい!
大きめのおつくりなので、それを存分に味わえるのは満足度も高く嬉しい限り!もっと大きくてもいいですが(笑)
これは味わってよかった!と、つくづく思いました。
この日、もちろん定番の『残月』もお持ち帰りしてきました。せっかくなので、『残月』と『特製菊焼残月』の違いをざっとまとめてみます。
大きさ
『残月』が約47gに対し『特製菊焼残月』は100gと倍の大きさです。
ちなみにカロリーは『残月』152 kcal 、『特製菊焼残月』が320 kcal。
お値段と消費期限
『特製菊焼残月』 ¥972(税込)
消費期限 4日
『残月』 ¥346(税込)
賞味/消費期限 製造から21日、到着日から10日前後
焼き皮
前述したように『残月』は、すり蜜のひかれた生姜風味の焼き皮です。
一方の『特製菊焼残月』の方は、シンプルに卵の風味。
あんこ
ぱっと見あんこは同じだろうと思いきや、こちらもまた違いました。
両方一緒に味わってみると、『残月』に比べ『特製菊焼残月』の方が、よりもったりとしたテクスチャーで濃厚に感じます。
『残月』だけ味わっていると、十分に飴感のある重厚さを感じますが、『特製菊焼残月』はそれをさらにパワーアップした感があります。
使われているあんこの量的な問題でそう感じるのかしら?と思ったものの、やはり違う。。。
総じて、同じ「残月」という名が使われてはいますが、それはお菓子のフォルムによるものなのかも知れません。お味自体はまったく違うお菓子です。
『特製菊焼残月』に関しては、機会があるのなら何度でもいただきたい!と思うほど美味しいものでしたが、『残月』も変わらず私のお気に入りです。
定番の『残月』はほとんどの『とらや』さんの店舗でお取り扱いがあり、気軽におやつにできる購入ハードルの低さもありますので、今後も変わらず楽しんでいくつもりです。
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